6台乗り継いでたどり着いた街 | ルアンパバーンからチェンマイ日記
2024.11.6 @ Chaing Mai,Thailand
陸路で30時間の移動。ルアンパバーンから全部で6台乗り換えてたどり着いたチェンマイ。道中、きっともう2度と会わないひとたちに出会い、言葉を交わして、優しさを受け取った。予期せぬハプニングが起こり、その度にひとつひとつ自分のありとあらゆる引き出しから、色々な知恵や経験をひっぱりだして乗り越える。できるだけ、できるだけ前向きに物事を捉え、プラスの体験に変えていく。予定通りではなくても、思っていたものと違くても、それを受け入れていく。旅好きなら、そういうことが得意なのでは?と思われそうだけれど、わたしは実はまだまだ苦手なのだ。
今回バスは12GOというアプリで予約した。このアプリへの信頼はかなり高い。1台目に乗ったバスがかなり遅れた関係で、乗り継ぎのバスやタクシーはそれぞれ間に合わなくなった。しかし、12GOは予約時に「すべての乗り継ぎを保証する」と明文化してくれているので、代わりにバンが迎えにきてくれたりした。おかげで、後半はゆったりと貸切のバンで移動することができた。ドライバーさんも疲れているわたしを労ってくれて、何度も後少しだよ!と声をかけてくれた。全部で6台乗り継ぎたどり着いたチェンマイの街は楽園に見えた。
1日を終える夜、様々な気持ちに触れて心の中に溜まっていく何か。ひとつひとつは小さなものだけれど、大きくなっていくにつれて少しずつ自分が探しているものの答えが見えてくるような感覚はある。まだまだぼんやりしているけれど。
藤井風のアルバムを夜な夜な移動する車の中で聴いていた。真っ暗闇の中でしっかり聴いたからだろうか、歌詞やメロディがひとつひとつ沁みて、心に触れた。わたしは自然と涙した。
この旅の中でわたしには向き合わなければならないことが大きく2つある。まだ書けないけれど、きちんと自分の気持ちに向き合って、選択をしたい。もしかするとそれは今わたしの周りにいる人全てに受け入れてもらえることではないかもしれないけれど、そういう全てのことと向き合っていくということだけは出発する前に決めてある。
違う街を歩くことは楽しい。チェンマイに移動して、今日は午前中は仕事をして、午後にはお決まりのスーパーマーケットへ宿から片道25分ほど、のんびり歩いた。同じ国でもバンコクとはまた雰囲気が違う。東京と大阪が違うのと同じだ。
SIMカードを入れるか迷ったが、寝台列車での移動などもあるだろうから、モールへ行って入れることにした。最近はeSIMで簡単に繋げることができるけれど、1つの国に長く滞在するのであれば現物SIMカードの方が圧倒的に安いし、難しそうに見えるけれど、カウンターにさえ辿り着けば、ものの5分で接続してもらえるので、現物SIMカードをおすすめしたい。
タイには日本のように大手キャリアがいくつかあるが、わたしはdtacという会社を選んだ。繋がりにくい、というネットの情報も見たのだけれど、前回バンコクに滞在していたとき、全く困ることがなかったので、今回も価格が一番安いdtacを選んだ。1週間くらいの短い期間であれば、セブンイレブンにも売っているかなり安いのがあるが、今回は14日間くらいは確実にいるので、そうなると30日間〜がミニマムのパッケージになるよ、と言われた。わたしはその中でも一番安い30日間で30GBのものにした。10GBくらいでも足りると思うけれど、ミニマムがそのサイズなので仕方ない。それでも金額はSIMカードと合わせて1200円くらいだった。安い!
チェンマイで楽しみなことは美味しいカオソーイを見つけること。カオソーイはカレースープに平たい卵麺、豚肉や鶏肉、野菜、そして麺を揚げたカリカリが乗っているローカルフード。バンコクでも美味しいカオソーイをいくつか食べたが、カオソーイはタイの北部が発祥の料理なのでお店の数も人気店も多数ある。わたし的No.1カオソーイを見つけたい。
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