屋久島ごはん日記(24年8月)
散歩亭(居酒屋)
スタッフの方が気持ちよくて、それだけで何倍にも美味しく感じられた。ホタという魚を初めて食べた。あと、とろろを使ったふわふわのグラタンが美味しかった。翌日は朝早くからトレッキングだったのでお酒は控えた。次回は飲みに来たい。ここを目的にしてもいいくらい、魅力的な空間だった。
潮騒(定食)
初日のランチに。大きなエビフライ定食がどうやら人気らしい。そのほかにも、定番のトビウオのから揚げ定食や刺身定食などなど種類が豊富だった。店内はかなり広めだが、それでもお昼時には満席で。わたしは迷った挙句、刺身定食をいただいた。腹ペコのお腹がどんどん満たされていく幸福感。迷ったらココ、でいいと思う。
イルマーレ(イタリアン)
ヤクシカのピザを食べるべく。開店とほぼ同時に行ったけれど、すでに満席で、すぐに長蛇の列ができた。忍耐勝負。わたしたちは、なんとか食べるべく、じっと待った。やっと順番が来たときには、思わずガッツポーズした。待っている間に募った期待を優に超えてくるおいしさ。ヤクシカは全くクセがなく、それでもきゅっと引き締まった身は食べたことがないのに、たしかにこれがヤクシカだと思わせた。そういえば、待っているときに、お店から出てきたお兄さんが「いやぁめっちゃうまいっすよ!」と突然話しかけてきた。わたしたちは驚いたが、思わずそんな風に言ってしまったお兄さんの気持ちが分かった気がした。
屋久島八万寿茶園(茶・ソフトクリーム)
濃厚で、すぐ出てきて、たっぷりで、はちゃめちゃに美味しいのに300円。今まで食べた抹茶ソフトクリームの中で一番美味しかったと言っても過言ではない。2日目の縄文杉トレッキングのあとにたどり着いたからかもしれないが、それほどに記憶に焼き付いた。それも含めて思い出深い味になった。
そらうみ(ジェラート)
定番~変わり種までたのしめるジェラート屋さん。屋久島をぐるっと反時計回りに一周している途中で見つけた。わたしは塩ミルクとチョコレートのダブル盛りを。本当は島バナナ味が良かったのだけれど、ちょうど売り切れ。でもおまけでつけてくれた。隣のテーブルのグループ客が、美味しさに感動してリピートして注文していた。思わず真似しそうになったけれど、夕飯の時間が近いので我慢した。
ヒロベーカリー(パン)
帰る前に寄って、屋久島→指宿のフェリーの中でぱくぱく食べた。おしゃれな店内にはたくさんの種類のパンが。惣菜パンも、固めのパンも、バケットやプリンなどのスイーツもある。開店早々に行ったけれど、ぞくぞくと地元客がやってきて、常に賑わっていたくるみといちじくのパンを買った。
一湊珈琲焙煎所(コーヒー・豆)
港の待合ビルの2階に静かにたたずむ焙煎所。ご夫婦でやられているのかな?カウンターに並んだおふたりがつくりだす空気感がなんとも心地よかった。おろしたてのGRでコーヒーを撮っていると、マスターがやってきて「GRですか?」と声をかけてくれた。どうやら一個前のモデルを使っていたらしい。今はもう息子くんにあげちゃって、とのことだったが、撮りたての写真をみて「やっぱりいいですね。」などと話した。珈琲は、とてもとても美味しかった。