悠凜 2019年3月25日 18:36 『若桜』若い桜を見下ろす。君が産まれた頃に植えられた桜も、年毎、見事に花を吹雪かせる様になった。けれど昨年まで共に眺めた君は、今年は隣にいない。成長した君は、まるで花びらか綿毛の様に未来へ飛び立った。私より遥か上空にいるはずの母さんと話しながら、今年はひとり桜を眺めるとするよ。 #小説 #140字小説 #ひとつぶやき小説 #ひとつぶやき小説風 #若桜 #コメント会議発令により突貫工事で私がやりました #麦笛さんとコメント会議発令 26 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート