『玉と石の神話26』
神妙に聞き入る金剛、琥珀、トパーズ、青、紅、エスメラルダを、王は静かに促し、奥へと誘った。
金剛だけが黙って付き従い、他の者は、皆一様に顔を見合わせ、意を決したように後に続いた。
「ここは……」
長い廊下を通り抜けた先の重厚な扉。王はその前で皆を振り返った。
ひとつぶやき新話de神話_玉と石の神話

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