🎆株式会社ハナビヤは宮崎のクリエイティブ集団です。

突然なのですが。
私が所属している株式会社ハナビヤという会社についてご紹介させてください。

ハナビヤという会社

タイトルに書いた通りハナビヤは、宮崎県宮崎市は橘通に所在を置く、映像・紙媒体・ウェブ上での広告表現をお客様に提供している会社です。

映像広告に必要な動画制作者はもちろん、ナレーターも自社に所属しており、DTPデザイナー、Webデザイナー、エンジニアがチームを組んで広告制作を行っています。

そんな中で私はエンジニアとして、主にというかほぼそれしかないのですが、ご依頼のあった企業様のホームページを制作する職務についております。

先述したとおり、ハナビヤは広告制作に必要な人材を自社で揃えられる広告制作会社で、お客様からのご依頼はホームページであったり、紙媒体の広告であったり、自社で流す映像の制作であったりと多岐に渡ります。
その営業から納品に至るまでを内製化しており、提案や修正など、お客様とのスムーズなやり取りが可能なことも特徴です。

この完成までのやり取りすべてを自社で完結出来るというのは、働く人間にとっても非常にありがたいことだなとひしひしと感じています。

前職は馬乗りでまったく畑の違う業種ではありましたが、こちらが客となって他業種の人とやりとりすることは同じように多々ありました。
その際、こちらの休日が世間一般とは違うこともあって、基本的にやりとりは水・木・金の3日間で行い、商品の在庫確認と納品請求を速やかに終わらせる必要がありました。
もちろん、発注側もこちらの特殊な事業内容はご存じの業者さんばかりで気を遣っていただいていたのですが、それでもレスポンスがお互いにかみ合わない時などは起案作成に追われたり、必要ないはずの追加のやりとりが発生するなどの不便さを感じていたものです。

その点、提供されたデザインに不明なところや、修正を依頼したいところがあった際に「〇〇さん今いいですか？」と相手の都合さえ合えば話が出来る現環境の安心感は、業務を恙なく遂行する上で必要不可欠なことだと痛感しています。

私はこのような制作会社に勤めることが初めてなので他の方がどう感じているか分からないのですが、そういうものなのでしょうか？
今度先輩のデザイナーさんに聞いてみようと思います。

さて、そんな「広告ならなんでもできるマン」なハナビヤですが、業務に直結はしないけれど、社員のモチベーションの維持の一環として、数々の面白い取り組みもしています。

そのうちのひとつが、「みんなで決めるみんなの福利厚生」。

みんなで決めるよ、みんなのことだからね

昨年より、福利厚生プレゼン大会が実施されるようになり、みんなの福利厚生をみんなで決めようよ、というスタンスのもと、社員がそれぞれ案を出し投票で決定する取り組みがスタートしました。
詳細は省きますが、これがなかなかに味わい深く、また苦しくもあり、何より社員のコミュニケーションにもつながっていい感じです。

何がいい感じなのかと言うと、結論から言えばかなり鍛えられます。

自分たちのハッピーのためとは言えなんでもかんでも提案していいわけじゃないことは分かりますよね。みんなのハートにブチ刺さり、かつルールから逸脱しない中で、主張を広げないといけないわけです。

そこは喋りの上手さというよりも、企画力もそうですし、物事を論理立てて伝える力、そしてきちんと示せる根拠を提示して説得できるプレゼン力が必要になります。

福利厚生を決めつつ社員の底力アップにも繋がる。
なんてすばらしいんでしょう。(べつに言わされてない)

大切なのは福利厚生自体ではないよね、大事だけどね

私いち個人として、この「福利厚生勝ち取りプレゼン大会」の取り組みは結構好きです。
人によっては話すことが苦手であったり、そもそも福利厚生として提案する内容が浮かばなかったりと、「向いてない」と感じることもあることだとは思います。

けれども我々は、お客様が持つふわっとしたイメージを汲み上げふさわしい「広告」を、お客様でさえ形に出来てないこともある「要望」をデザインに落とし込んで提供することが職務であり使命です。

ベテランの営業(ハナビヤではAE:アカウントエグゼクティブと呼びます)やデザイナーなら経験値がたんまり溜まっていてお茶の子さいさいかもしれませんが(おそらくそれでも困難なこともあるでしょう)、私のような人前で馬に乗って演技するのは得意でも、プレゼンなんてものをろくに経験して来なかったペーペーには、会社がこのような練習の場を設けてくれるのはありがたいことだなと、まず思ってしまうのです。

福利厚生として提案してそれが採決されることは確かに嬉しいことです。
ただそれがゴールではなく、その先に繋げられるように構成を考えなければならないし、やって終わりではなくフィードバックももちろんする必要があります。

他の人のプレゼンをただ受けて、ほえーと口を開けて拍手するだけではなく、「こういう着眼点もあるのか」「こういう方法で伝えることも出来るのか」「この人はきちんと論拠を示せているな」とか、自分のプレゼンの抜けや甘さを見つけるための良い試金石として利用するくらいでないとダメだなと感じます。

これは身内びいきになると言われたらそれまでだし、単に私にそこまでの能力がないから言われたらぐうの音も出ないのですが、ハナビヤには本当に素敵な物の見方が出来る人が多く、いつもいつも良い刺激を受けています。

おもしろい作品は、
ジャンルに関係なくおもしろい。
それを作る集団であり続けること。

ハナビヤでは、上述の福利厚生以外でも面白い取り組みを始めています。
見出しにあるのはハナビヤの代表の思いです。

「おもしろい作品は、ジャンルに関係なくおもしろい」

当たり前じゃねーかと一笑に付す人もいるかもしれません。
でも私はこの言葉、大好きです。
一番わかりやすく、ハナビヤという集団を表している気がします。

全力でおもしろいものを作り、その過程を全力で楽しむ。

仕事って辛いこともあるけれど、楽しいことがなければ続けてはいかれません。

もちろんメリハリも大切。
ピリッとした瞬間があるからこそ、みんなで同じ方向を向いて頑張れるのだと思います。

そんなハナビヤの様子を、これから数回に分けてお伝えしていきます。
宮崎にこんな会社あるんだーと興味を持っていただけたら幸いにございます。

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