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歴史を学ぶ意味と目的

「645年に乙巳の変が起こり、それをきっかけに大化の改新という政治改革が始まった」といった年号や出来事を覚えることが、歴史を学ぶことではありません。

膨大な記録を覚えることは基本的に重要ですが、記録を残した人々の視点や意図を解釈し、無数の記録を関連づけ、統合していくこと、つまり歴史を創造することが歴史を学ぶ目的なのです。歴史は固定したものではなく、解釈者によって変化するものです。学会の定説にとらわれてはいけません。

また、歴史、つまり人間の思考と行動の記録を通して人間を知り、「人間とは何か」を考えることこそが、歴史を学ぶ意味なのです。

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