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新婚祝にベビーグッズを贈ってきた友人に、縁を切られそうになっている

新婚祝いにベビーグッズをくれた友人がいる。そんな彼女に、今、友人の縁を切られそうになっている。

彼女とは大学時代に出会った。大学の時は毎日一緒にいたのだけど、ここ数年は年に1回会う仲。8月末に彼女の誕生日があり、もう少し先に私の誕生日があるので、毎年、二人の誕生日の間の時期にお茶や食事に行くことにしていた。

なので今年も彼女の誕生日に合わせてメッセージを送った。どうせすぐに会うと思っていたので、内容もシンプル。「お誕生日おめでとう」と「今年もお茶かご飯行こ」の2行。

だけど、いつもすぐに来る返事が今年は来なかった。「あぁ、私はもう彼女にとって必要のない友人なのか」と思っている。

タイトルに書いた通り、彼女は私の結婚祝いにベビーグッズを贈ってきた。当時、気が早いなと思いながら、それはクローゼットにしまった。そして、それはいろんな荷物の奥の方で今も眠り続けている。

今思えば、デリカシーのないプレゼント。結婚したからといって、必ずしも子どもが出来るとは限らない。私の方から縁を切ってもおかしくないぐらいだ。

そうしなかったのは、私だけでなく、彼女も子どものいない人生を歩いていたからだ。子どもがいる友人たちとは疎遠になっていく中で、彼女はストレスなく会える貴重な友人だった。だから、ベビーグッズのことも、「まぁ、若かったしね」と心の中で許せていた。

既婚子なしという立場同士、今年も気楽に愚痴を言ったりして笑い合えると思っていた。アラフォーになって、彼女も色々思うところがあって、私とは会いたくない理由がきっと何かあるんだろう。

クローゼットに眠り続けた彼女からの贈り物。掘り出すのが億劫だったけど、私にとってはもう不要な物。これを機に、処分してしまおうか。

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