ダシから始まる家庭料理提唱。かつお節求めに、徳島へ。
ダシから始まる家庭料理を提唱して、はや15年。
料理苦手だけど、美味しくて健康な食生活を考えてる人には
とにかくダシを取れ!と言ってきた。
日本人は、米とダシとお茶。
私流の三種の神器である。
で、今日は徳島へ来ています。
かつお節粉をいただきに。
ダシ茶に使うため。
あちこち探したが、なかなかないから
ここ最近は、荒節をずっと使っていた。
でも.ほんとのところ
コストが高かろうが、本枯節を使いたい。
自分で本枯節をパウダーにしようかと
真剣に考えていた。
夫が買って来た徳島の雑誌に、かつお節屋さんが載ってた。
ダメ元で電話したら、なんと
ある!って!
でも200gのみ。
で、今日はそれを受け取りに行った。
また追加でお願いして来た。
ダシ茶に入れるにはもう少し量が必要。
とてもきめ細やかなパウダーだ。
嬉しい。
本枯節と荒節ってなんやろ?って人も多いよね。
かつお節の本枯節というのは
カビを3回以上つけ発酵させたかつお節のこと。
ダシの香りが長く持続すると言われてる。
それ以外のかつお節は、荒節と言われてる。
市場に出回ってるかつお節は、ほぼ
こちらの荒節だよね。
荒節ももちろん美味しいのだけども
味が強くて、ダッシュが早い。
余韻を楽しむなら断然、本枯節を。
荒節と本枯節の合わせ技がオススメやけどね。
年越しそばのダシはコレよ。
と、ダシ講座ではいつも伝えている。
本枯節は、出来上がるまでに半年以上。
荒節は、3ヶ月と教えてもらった。
ものすごい時間がかかる。
いくら手間かけて作っても
そんな違いがあることすら、みんな知らんよね。
ダシの香りって最高ねー、と思う
日本人すべてにこの違いを知って欲しい。
この香りの最高さは、かつおを
荒節と本枯節に加工してくれる人がいてこそ。
みんなが当たり前に、かつお節を使い
本枯と荒節の使い分けを日常でしていたなら
こんなに苦労せんで済むわけだ
なんてね(^∇^)
帰りに、酒蔵を改装した洒落たお店で
そばとそば米汁をいただきました。
徳島郷土料理のそば米汁もダシが命よ。
お腹チャポチャポw
ダシ茶はこちらから買えます。
お茶漬けサイコー!
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