アニメーションダンスの魅力に迫る!有名ダンサーやトップパフォーマーの動画も紹介
こんにちは、ダンサーのYUUNOSUKEです!
突然ですが、「アニメーションダンス」というダンスジャンルをご存じでしょうか?
名前だけではイメージしにくいかもしれませんが、簡単に言うと、独特な動きで体を操り、不思議な表現をするスタイルのダンスです。
今回は、「アニメーションダンスの魅力に迫る!有名ダンサーやトップパフォーマーの動画も紹介」というテーマで、まだアニメーションダンスを知らない方にもその魅力を知っていただけたらと思います。
アニメーションダンスの特徴や、有名なダンサーたちの動画を交えながら、分かりやすくご紹介します。ぜひ、参考にしてみてくださいね!
アニメーションダンスとは?
アニメーションダンスは、アニメーションにおける、コマ送りの動作が語源で、ポップダンスの中に属するジャンルであり、不思議さに、こだわったダンススタイルの総称です。
スローモーションや、ウェーブ、ロボットダンス、パントマイムの動きで、ポーズを取ったりして、まさにアニメの映像を見ているかのような、トリッキーな不思議な動きで魅せます。
少し前までは、アニメーションというダンススタイルは、1つのジャンルとしては確立されていなかったです。さきほども説明しましたが、ポップダンスの中に属するダンスという認識でした。
ただ、最近では、日本でも、有名なアニメーションダンスチーム等が出てきたことにより、急速に広まり、CMにアニメーションダンスのダンサーが起用されるなど、注目が一気に集まりました。
一般的には、「ロボットダンス」と表現されることも多いのですが、ウェーブ、スローモーション、ヒット、ポップなどの技を使って、人間離れした不思議な動きを表現していきます。
ダンスをあまり知らない、見たことがない人でも、ひと目見て、凄い!、と感じることが多い、分かりやすいダンススタイルでもあります。
アニメーションダンスの歴史
アニメーションダンスは、被写体を一コマごとに動かし撮影を繰り返すことで映像作品にする、“ストップモーション”を用いたクレイ・アニメーション(粘土の被写体作品)や、“ダイナメーション”と呼ばれる、アニメと実写の合成技術を用いた映画がインスピレーションの元になっています。
アニメーションダンスの中でも有名な技、”サイクロプス”は、ダイナメーションの技術を用いた映画「シンドバッド七回目の航海」に登場する、一つ目巨人サイクロプスの動きを模倣して、作り出された技だと言われています。
アニメーションダンスが、ストリートダンサーの間で知られるようになったのは、1984年公開の映画「ブレイクダンス」(Breakin')の中で、ブガルー・シュリンプ(Boogaloo Shrinmp)が、ほうきを使ってソロパフォーマンスをするシーンがきっかけだと言われています。
映画の中で、ブガルー・シュリンプは、ほうきで掃除をする仕草をモチーフに、アニメーションダンス特有の動きを取り入れた、流れるように動くロボットのような動きを表現しています。
この、ブガルー・シュリンプのソロパフォーマンスシーンが起点となって、アニメーションダンスが世界へ拡散されていく事となります。
そして、その「ブレイクダンス」に出演していた、ブガルー・シュリンプを含めた、2人のアニメーションの表現に注目し取り入れたのが、あの、マイケル・ジャクソン(Michael Jackson)でした。
そして、マイケル・ジャクソンによって、アニメーションダンスは世界的に認知されていきました。
アニメーションダンスの基本技術
それでは、ここからは、アニメーションダンスの基本技術を解説していきます。
まあ、他のダンスジャンルでいうところの、テクニック、技、ステップといった感じです。
普段使わない体の場所、筋肉などになるので、最初は難しく感じるかもしれませんが、こういったジャンルは、根気よくコツコツ取り組むのが、最大のコツです。
ポップ
体の筋肉を弾く、ポップのやり方です。ここでは、胸のポップを中心に解説されています。
胸を動かしやすくする、体のアップ方法も解説されています。
筋肉の使い方も、ていねいに解説されているので、他の場所でポップを打つ場合にも、役に立つ内容になっています。
指のウェーブ
指のウェーブについて解説されています。
指に関しては、今まで、私もそれほど意識していない部分でしたが、指のウェーブができるようになると、ハンドウェーブ全体の質が上がるので、是非、練習してみて下さい。指1本1本動かすのが、難しいです。
個人的には、中指が一番難しかったです 笑
トルネードウェーブ
このウェーブ、難しそうに見えて、比較的簡単にマスターできるので、ウェーブのバリエーションとして、是非、取り入れていきましょう!
ひじのウェーブ
ひじのウェーブについて解説されています。
ウェーブのバリエーションも奥が深いですね。
普段しない動きなので、かなり難しいです。でも、ていねいに解説されているので、根気よく取り組みましょう。
タッチウェーブ
タッチウェーブについて解説されています。
タッチしていく手の距離感などが、ていねいに解説されていて、とても勉強になりました。
胸から僧帽筋のウェーブ
胸から、僧帽筋を通すウェーブについて説明されています。
こちらも比較的、簡単にできるので、ウェーブのバリエーションとしてマスターしましょう。
ウェーブ(電流イメージ)
ウェーブ(電流イメージ)について解説されています。
体に電流が走っていくような感じで通すウェーブです。
このウェーブのポイントは、そんなに体を大きく動かしてウェーブを通す感じではなく、ほぼアイソレーションでウェーブを通していくイメージです。
もう1つのポイントは、軸をぶらさない事です。どういうことかと言うと、ウェーブの通したい場所以外の箇所は、ほぼ動かさないという事になります。
首のアイソレーションとバリエーション
首のアイソレーションとバリエーションについての解説動画です。
ポイントは、まずは、首を大きく広く動かせるように練習します。
スローモーション
スローモーションの解説動画です。
ポイントは、スピードを一気に切り替えることです。
コブラ
コブラのテクニックの解説動画です。
胸を前後左右に、アイソレーションを使って動かしていきます。各ポジションのひじの向きにも注意して、練習していきましょう。
ウェーブ〜コブラ〜背中のウェーブ
ウェーブ〜コブラ〜背中のウェーブのテクニックが解説されています。
最初は、ひじで胸を押すようにウェーブするところから、始めます。ウェーブが通っている箇所を意識して、ウェーブの流れをしっかりと把握しましょう。
ロボット
ロボットのテクニックです。
色々なニュアンスのロボットダンスが紹介されています。奥が深いです。この動きを練習するときは、動きを均等に、スピードにも気を使ってやっていきます。
ティキング
ビデオのコマ送りのように、カクカクと動くテクニックです。
タット
ここで、ご紹介した技、動きは、ほんのごく一部ですが、アニメーションダンスにはもっと多くの技術があります。
1つでも多くの基本スタイルを習得すれば、踊りの幅が広がりますので、是非チャレンジしてみて下さい。
日本を代表するアニメーションダンスチーム
ここでは、世界も認める、日本を代表とするアニメーションダンスチームを、ご紹介していきます。
この動画のパフォーマンスを見れば、釘づけになること間違い無しです。
Time Machine(タイム・マシーン)
アニメーションダンスパイオニアと言われる黄帝心仙人(こうていせんにん)さんが率いるダンスチームのタイムマシーン。
黄帝心仙人さんは、日本でアニメーションダンスを確立してきたダンサーの1人です。
映画「進撃の巨人」主題歌にもなった、SEKAI NO OWARI(セカイノオワリ)「ANTI-HERO(アンタイ・ヒーロー)」のミュージックビデオ制作において、ダンス構成、振付も担当されています。
※RADIO FISH(レディオ・フィッシュ)の、FISHBOY(フィッシュボーイ)がMCを務めるダンスコンテスト「DANCE@HERO JAPAN」では他を寄せ付けない得点で、初代優勝チームに輝きました。
※RADIO FISH(レディオ・フィッシュ)は、日本のお笑いコンビ・オリエンタルラジオを中心に結成されたダンス&ボーカルユニット。
その後は、テレビ番組「スタードラフト会議」など、色々なメディアにも多数出演し、一躍有名なダンスチームとなりました。
この病院の作品は、タイムマシーンの代表的な作品の1つで、このパフォーマンスに憧れて、アニメーションダンスを始める人も多いみたいです。
WORLD ORDER(ワールド・オーダー)
格闘家として人気をあった、須藤元気が率いるパフォーマンスユニットで、海外から見た「勤勉な日本人ビジネスマン」のイメージをパロディにしたスタイルが特徴的です。
その人気は海外にまで広がっていて、Youtubeにあげた動画は、700万再生回数を超える動画もあるほどです。
テーマが勤勉なビジネスマンなので、スーツ姿でパフォーマンスをするのがほとんどで、そのパフォーマンスは、日本のテレビCMにも多く起用されています。
TRIQ STRA(トリック・スター)
現在は、だーよし(DA-YOSHI)、チャーリー(Charlie)、RIHITO(リヒト)、イルカ野(illcano)、ゴリキング(Goriking)の5名からなる、アニメーションダンスチームです。
リーダーの、だーよしは、あのマドンナのPV、ワールドツアーに同行したダンサーで、マドンナに認められた日本人ダンサーとして、多くの人に知られています。
動画は、「GOT TALENT」シリーズの初のアジア版、「ASIA’s GOT TALENT」に日本代表として出演し、TOP6入りした時のものです。
この番組は、スーザンボイルらを輩出した国際的テレビ番組として知られているので、見たことがある人も多いのではないでしょうか。
NUMBERS (No:Z)(ナンバーズ)
Numbers(No:Z)の、アポロシアターアマチュアナイト年間チャンピオン(SUPER TOP DOG)に輝いた時の、ダンスショーケースです。
アポロシアターのアマチュアナイトといえば、オーディエンスに受ければ拍手喝采で、受けなければブーイングと共に幕が下がるという、超シビアなステージで、過去にはジェームス・ブラウン、ジャクソン5、スティーヴィー・ワンダーなどの、世界的なアーティストを輩出してきた有名なイベントです。
日本人として、蛯名健一(エビナ ケンイチ)以来、2組目となる年間チャンピオンですごい実績になります。
バックダンサーとしても、「SMAP×SMAP」や、元AKB48メンバー、篠田麻里子の卒業ライブ出演等、メジャー活動もしています。
Geisha(ゲイシャ)
女性ダンサーのみで結成された、アニメーションダンスチーム Geisha(ゲイシャ)。
最初に、ご紹介した、タイムマシーンの元メンバーである、ナノイ&マルコを中心として結成されたダンスチームで、日本だけでなく世界初とも呼べる、女性アニメーションダンスチームです。
もともと女性で、アニメーションをするダンサーは少なかったですが、近年で急激に女性のアニメーションダンサーが増えてきました。
Geishaを筆頭に、女性のアニメーションダンサーが生まれ始めてきているので、アニメーションダンスも女性の時代が来る日が近いかも知れませんね。
アニメーションダンス世界一と言われる動画
衝撃の動画とともに、史上最高のアニメーションダンスと評価される、マーカス・スコット(Marquese Scott)。
海外では「Marquese “Nonstop” Scott」という異名を持っています。
そんな彼の有名なダンス動画「PUMPED UP KICKS|DUBSTEP」は、1億4千再生オーバーを記録しています!
その世界一のアニメーションダンス動画がこれです!
人間離れした動きに魅入ってしまいます。
おすすめアニメーションダンス動画
ここからは、YUUNOUKEも自信を持ってオススメする、アニメーションダンス動画をご紹介していきたいと思います。
"全米熱狂のアニメーションダンス"NUMBERSが『アマチュア・ナイト2013』で優勝
無名 (黄帝心仙人的演出)
Triqstar Mesmerizes, Judges Want More | Asia’s Got Talent Semis 1
Flattop vs Boppin Andre | IFS Animation Cypher Finals | FSS 2015 | #SXSTV
アニメーションダンスに使うおすすめ曲
ヒップホップダンス なら、ヒップホップミュージック、ハウスダンス なら、ハウスミュージック と、イメージはしやすいと思うのですが、アニメーションミュージックというのはありません。
アニメーションダンスを踊るには、アニメーションのような、不思議な動きに合うビートが必要です。
ということで、今回は、アニメーションダンスに使うおすすめ曲を、ご紹介したいと思います。
実際に、その曲で踊っている、ダンサーの動画も合わせて、ご紹介します。
エレクトリックキングダムの心REMIX
この曲を聞けば、あーとなる人も、多いのではないでしょうか?
ロボットダンスをするときの、代表的なものと言えます。
ダンス動画は、黄帝仙人(こうていせんにん)さんになります。
先ほど、ダンスチーム紹介でも出てきた方です。
黄帝心仙人さんは、振付師や、ダンス講師、ダンススクールをしています。記憶に新しい、UNIQLOの広告の、ユニクロック に参加していて、ユニクロックは、2008年カンヌ国際広告祭大賞グランプリをはじめ、世界の広告賞23賞を受賞しています。
そして、吉本興業所属のダンサーさんです。吉本興業はお笑いのイメージが強いですが、、、
Beatronic – Unknown DJ & 3D
1980年代から、アメリカ西海岸の、ヒップホップシーンを牽引する、Andre Manuel(アンドレ・マニュエル)によるプロジェクトである、Unknown DJ。
数々の名曲をだしており、今でも、ポップダンサー(ポッパー)達にも愛され続けています。
こちらも、ロボットダンスをするときの、代表曲ではないでしょうか。強いビートと、リズムが、バシバシ胸に響いて、バンバン、ポップを打ちたくなってしまいますね!ダンサーであれば、必ず知っているであろう名曲です。
ストリートダンスバトル DANCE ALIVE HERO’S(ダンスアライブヒーローズ)の動画です。下記は、大学、専門学校対抗の、3on3バトルの、RIZE(ライズ)の決勝戦です。
この曲を使って、海外のダンサーが踊っている動画です。中々、音ハメでいい感じに踊っているので、この曲を使うときの参考にしてみて下さい。
More Bounce To The Ounce – Zapp & Roger(ザップ&ロジャー)
Zapp & Roger(ザップ&ロジャー)は、1978年に結成された、アメリカ合衆国の、ファンクバンドです。
この曲も、アニメーションダンス、ロボットダンスをするときに、よく使われる代表曲的なものです。
こちらの動画も、黄帝仙人(こうていせんにん)さんになります。帽子を被っていない、黄帝仙人さんが、私的には、レアに感じます。
First Person Shooter – Celldweller(セルドウェラー)
Celldweller(セルドウェラー)は、アメリカ、ミシガン州、デトロイトを本拠とする、Klayton(クレイトン)による、エレクトロニック、ロックの音楽プロジェクトです。
最強ダンサー集団と名高い、DRAGON HOUSE(ドラゴンハウス)の、ダンス動画です。マジヤバの、アニメーションダンス です。
castle 15 – Shash’u
先程紹介した、DRAGON HOUSE(ドラゴンハウス)の、チームの1人でもある、NONSTOP(ノンストップ)のソロ動画です。
おすすめアニメーションダンス講座
ここでは、YUUNOSUKEのおすすめアニメーションダンス講座をご紹介します。
何を隠そう、私自身が受けていたダンス講座です 笑
アニメーションダンスに特化した、ダンス講座です。
詳しくはサイトを確認して頂ければ分かりやすいです。
黄帝心仙人アカデミー | 社会人の為のプロ養成ダンススクール
いきなり参加するのは、という方に、体験コースもあります。
まずは、体験だけでもしてみるといいですね。
プロ養成ダンススクール書いていますが、絶対プロのなれって意味ではないので 笑
オンラインレッスンもあるので、地方や、遠方の方でも気軽に参加できます。
下記から、無料個別説明会も行っているので、興味のある方は一度お問合せしてみて下さいね。
いつか、私と一緒に踊る日が来るかもですね 笑
楽しみにしています 笑
アニメーションダンスとは?有名人や、世界一のダンサーなど、動画も交えて徹底解説します!のまとめ
アニメーションダンスについてお送りしてきましたが、いかがだったでしたでしょうか。
動きが繊細であるため、神経を使うダンスジャンルにはなると思いますが、そういう難しい技術を使うからこそ、見る人々をすごく魅了させるのだと思います。
また、技、テクニック、技術もたくさんあるので、知れば知るほど、魅力にはまっていくこと間違い無しです。
アニメーションダンスの練習自体は、繊細な動きなが多いので、神経を使う練習になることも多いと思いますが、やはりコツコツと練習を積み重ねることが大切なので、興味のある方は、焦らずに、少しづつダンス技術を身に着けていって欲しいと思います。
今までアニメーションダンスを知らなかった方も、これを機に知って頂けた方も、是非、アニメーションダンスに触れて、挑戦してみてください。
アニメーションダンスが将来的に、ブレイクダンスに続いて、オリンピック競技になることを大いに期待したいと思います。
本日も、最後までお読み頂きありがとうございました。
■LINE@で情報発信中!
無料で7日間楽しく学べる!
「ストリートダンス初心者用上達LINE講座7DAYS」発信中!
ただいま、特典レポート「【保存版】ダンス初心者方必見!独学で練習する21のコツ」をプレゼントしています。QRコード読み取りですぐに受け取れます。
スマホでご覧の方はこちらをタップして下さい。
PCでご覧の方はQRを読み取って下さい。
よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!