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初心者向け:独学でダンスを練習するための20のポイント

こんにちは、ダンサーのYUUNOSUKEです。


ダンスを始める際には、ダンススクールに通ったり、ダンスDVDを利用したりして練習する人が多いと思います。

しかし、さまざまな事情でスクールに通えない方や、独学で練習したいと考えている方もいると思います。


そこで今回は、ダンス初心者の方に向けて、
「初心者向け:独学でダンスを練習するための20のポイント」
というテーマで記事を書きました。

初心者以外の方にも役立つ内容ですので、ぜひご覧くださいね。




基本から学べるダンスDVDを活用する

ダンスだけに限らず、スポーツ、勉強、何に関しても、基本は大事ですよね。基本が出来ていないと、応用も上手くできないからです。


現在、ダンスDVDは世の中にたくさんありますが、市販のダンスDVDは、平均60分程度の時間の中で、基本、応用、振付などを説明しているものが多いです。


その限られた時間内で、ダンスレクチャーを行っているので、そこまで丁寧には解説ができていないのが現状です。ダンス初心者の方が、その内容を把握して、ダンスが踊れるようになるまでには、かなりの時間がかかってしまいます。


例えば、ヒップホップダンス の、ボディーウェーブや、ハンドウェーブ等の説明がしっかりと出来ている、初心者向けに解説されたヒップホップダンスDVDは、今までにあまり見たことがありません。


基本が大切なのに、時間の制限がある、市販のヒップホップダンスDVDでは、細かい点までうまく解説できないのです。かといって、それが悪いというわけでもなく、ある程度のダンス経験者なら、短い時間内で、基本、応用、振付が解説されているダンスDVDは魅力的でしょう。


下記のページで、基本から学べるDVDをご紹介していますので、是非参考にしてみて下さい。

ストリートダンスに役立つおすすめダンス教材



オンラインのダンスレッスンで学ぶ

最近では、新型コロナの影響で、ステイホームの自宅待機をきっかけにして、オンラインのダンスレッスンを始める人も多いです。


ダンススクールなどに行けないからいって、ダンスをするのをあきらめる必要はないです。


ひと昔前までは、オンラインでダンスレッスンができるなんて想像もできなかったです。

ダンスの映像を探すのにも苦労してましたから、、、

便利な世の中になりましたね。


もちろん、ダンススクールなどと併用して、オンラインのダンスレッスンを活用していくことで、ダンスもどんどん上達していきます。



ダンスと向き合う姿勢は自分なりの意識で

ダンスは、スポーツというよりは、アートや芸術に近いと思いますし、正解がない世界だと思います。


ダンスに対する向き合い方や、意識も、人それぞれでよいです。


好きで始めたダンスが、「こうでないとダメだ」なんて、人から押し付けられるものでもないと思います。


・1つのダンスジャンルを極めたい。

・色んなダンスジャンルを踊ってみたい。

・ダンスでとにかく目立ちたい。

・ダンスを観ている人を楽しませたい。

・とにかく自分が楽しければいい。

・ダンサー、ダンスのプロになりたい。

・好きなダンスの先生みたいに踊りたい。


ダンスに対する意識も、人それぞれでいいと思います。自分なりに楽しんでいきましょう。



毎日少しずつでもいいので、とにかく練習する

何事でも、そうだと思いますが、ダンスを上達させようと思ったら、まずは、基本が大切です。独学の場合は特に大切です。


独学の場合は、どうしても途中で挫折してしまうことが多く、練習もおろそかになりがちです。そのため、自分で、練習の計画や目標をしっかりたてて、毎日少しずつでもいいので、練習するようにしましょう。


練習の計画や目標とは、例えば、「今日は、リズム取り中心に」とか、「今日は、この前習った振付けだけの練習をする」などです。


独学の場合は、とにかく練習することが、本当に大切なことなので、コツコツ頑張っていきましょう。



ダンスを上達させるポイント

ダンスの練習をしているけれども、なかなか上手にならないと、悩んでいる人は多いのではないでしょうか?ダンスを上達させるためには、いろんなポイントがあります。



なによりも楽しむ

ダンスの上達のコツは、なにより ”楽しむ”ことです!


当たり前ですが、ダンスの上達を意識するあまり、ダンスをすることが義務になったり、友達との競い合いになったり、、、それでは、本末転倒だと思います。


やはり1番は、そういったことは忘れて楽しむことだと思います。


誰かに頼まれて、ダンスを踊ってる訳じゃないですし、ダンスって自発的にやるものだと思います。学生の方なら、公園や体育館などで、好きな曲を聞きながら踊るのも良い方法ですね。



最初は知らない事をするのですから、ダンスDVDで学習するにしても、最初は難しいですが、まずは思いっきり楽しみましょう。


また、 普段から音楽に触れることも大切です。自分が身につけたい、ダンスジャンルの音楽をよく聞きましょう。たくさん音を聞くことで、リズムの取り方がよくなります。


ダンスジャンルについては、下記の記事で解説していますので、よかったら参考にして見て下さい。

【保存版】ダンスジャンル一覧!23種類のダンスを徹底解説!



人によっては、この曲を聞いたら確実にテンションが上がる曲などを、探すのもいいと思います。そして、まずは、あまり形にとらわれず、そういった曲を聞きながら、実際に体を動かしていきましょう。


下記の記事では、ヒップホップダンスをする時の、おすすめの曲をご紹介しているので、よかったら参考にして見て下さい。

ヒップホップダンスするならこの洋楽曲!おすすめ64選!


あとは自分がいかに、そのダンスのイメージができるか。かっこよく踊ってる自分を、イメージできればいいと思います。



大きくリラックスして踊る

ダンス初心者のうちは、ダンスの技術面や、細かい所などが気になると思いますが、ダンス技術の習得は、一朝一夕ではできません。


ダンスのリズムを全身で感じるには、リラックスが本当に大切です。


体に余計な力が入ると、首だけ動かなかったりなど、不自然な動きに見えてしまいます。ダンスも硬く見えますので、まずは、肩の力を抜いて、大きくリラックスして踊ることを心がけましょう。


リズムに身をまかせて、流れにそって体を動かすと、柔らかい動きに見えるようになってきます。



自分の体を意識して練習をする

自分が思っているほど、自分の体は、思い通りに動かせないと思います。


たとえば、頭を平行に動かす動きなど、練習をしないと上手くはできないでしょう。また、普段の生活で、自分の動作を考えながら動く人はあまりいないと思います。


色々なダンスジャンルにも共通で言えることですが、ダンスの練習とは、自分のイメージ通りに、自分の体を動かす練習といっても、過言ではありません。


自分の手などで、体の動かしたい部分を触り、動きを確認しながら練習することも効果的です。


知っている方もいるかも知れませんが、筋トレなどで、意識した部分を動かすことで、そこをしっかり使えるようになったりします。



たとえば、ポップダンスのテクニックであるヒットの練習では、自分の腕の部分を触り、動きを確認しながら練習すると、意識しやすかったりします。


このように、自分の身体を意識して練習する方法も、ダンスを上達させるポイントになります。



基本の復習をする

基本の復習もかかせません。ダンスは音楽ありきですので、自分が踊っている、ダンスジャンルの、ダンスの基本(リズムトレーニング)なども、しっかりと復習しましょう。


一見地味な作業ですが、ダンスの基本などがしっかりできているかいないかで、ダンスに大きく影響します。



反復練習

反復練習を日々しましょう。その日に練習したことも、1度ではなく、何度も反復練習しましょう。日々の積み重ねが大切です。


反復練習の時に、おすすめな方法があります。それは、動きの練習を、2つに分けてする方法です。


1つ目は、ゆっくり体の使い方を意識してくり返す練習、2つ目は、音楽に合わせてリズムを体になじませる練習です。


ゆっくり体の使い方を意識してくり返す練習は、音楽を無視していいので、とにかく動きだけに集中して練習します。また、音楽に合わせてリズムを体になじませる練習では、動きは無視していいので、音楽のリズムだけに集中してみる。


ダンス初心者の方には、体の動きと、音楽のリズムを同時に合わすことが難しいと思うので、動きと、リズムに分けて練習すると、意外と簡単に感じます。


2つ、両方の練習ができるようになってきたら、今度は、同時に練習しましょう。そうすれば、音楽に合わせてしっかり踊れるようになってきます。



また、練習する音楽を変えると、またそれも、練習になります。


最初に、早い曲で練習していたなら、次は、逆に、ゆっくりな曲で練習したりします。すると、逆に難しかったりすることもでてくると思います。


違う曲で練習することによって、曲のスピードや、リズムなどの違いから、自分の動きの、バランスが悪い部分、重心移動ができていない部分など、できていない部分が見えてきます。



また、ダンスレッスンなどでは、その場で踊れなくてもいいと思います。


もちろん、ダンスレッスン内に踊れるようになった方がいいとは思いますが、できないと悩むよりも、最終的に踊れるようになれればいいので、できない部分をよく見て覚えておいて、後で、ひたすら練習しましょう。


ようは、宿題にする形ですね。


1つの動きでもいいので、覚えて帰るようにするといいと思います。


週1でダンスレッスンを受けているなら、1ヶ月で4種類、1年間で48種類の動きを覚えられるようになる計算です。


振付けなどの、最初から最後まで何となく流して、忘れてしまうよりは、できない部分をひたすら練習することも、良い方法です。



練習時間

もちろん、長くやればやるほどよいのですが、かといって、長時間練習するだけでは効果は上がりません。人間の集中力には限界があるからです。


どれだけ集中して練習できるか、これにかかっていると言っても過言ではないでしょう。


特に、仕事をされていて、あまり練習時間が取れないような場合、短い時間で集中するようにすることです。そのために、集中力も高めるようにしましょう。



目標設定

具体的に目標を決めることです。最初は上手な人のダンスを見てまねて、盗みましょう。慣れてきたら、自分色に変えていけばいいのです。


今日の目標として、「今日は、このステップだけをする」とか、「今日は、腕立てふせを30回する」などでもよいです。


ポイントは、無理なくこなせる目標を立てます。そうすることで、集中して練習も行えますし、長続きします。自分の出来る範囲よりも、少し上ぐらいを目指しましょう。


目標をしっかりきめて練習すれば、練習にも身が入りますし、ダンスの上達も早くなります。


また、「すぐに上手くなりたい」という気持ちが強すぎると、むしろ焦ってダメみたいですね。上達しはじめるまでの時期は、我慢も必要です。



ダンスの上手い人に交じって練習する

ダンスの上手い人に交じって練習するのも、ダンス上達のコツです。ダンスの上手い人に交じって練習することで、目標もできますし、上手な人に追いつこうとする努力のきっかけにもなり、自分を厳しい環境に置くことで、ダンスの上達が加速します。


身の回りにダンスが上手な、お友達、先輩がいたら一緒に練習ができるか尋ねてみましょう。


以下の記事も是非参考にしてみて下さい。

ダンスを始めたい方必見!ダンスを始める5つの方法!



ダンスの成果を見せる

最後に、ダンスの成果を人前(発表会など)で見せていきましょう。今まで、ダンスの練習してきた成果を、ダンス発表会、ダンスイベント、ダンスコンテスト、などで、披露することです。


人前で踊ることで、自身にもつながりますし、ダンスを見ている人とも、楽しさを共有できるでしょう。


また、人前でダンスをするという目標があると、練習にもいっそう熱が入り、さらに上達も早くなります。



イメージトレーニングを取り入れる

頭の中で、想像力を働かせて行なう、イメージトレーニングも、立派な練習方法の1つです。


「頭の中でイメージするだけで上手になるの?」と思うかもしれませんが、イメージトレーニングはとても効果的な練習方法です。


スポーツ選手を始め、アスリートや、さまざまな競技などを行う人には、必要不可欠なことでしょう。頭の中でイメージすることによって、ダンスの動きに必要な神経が発達していきます。


例えば、よく鼻だけを、ピクピクと動かすことができる人がいますよね。「なぜ鼻だけ動くの?」と思ってしまいますが、これは鼻に意識を集中させることで神経が発達し、いつの間にか動かせるようになってしまうのです。


ダンスのイメージトレーニングも、これと同じことがいえます。



自分の練習風景を動画に撮る

ダンスの動きが、しっかりできているかを確認するために、自分の練習風景を動画で撮ることも上達のコツです。


最近では、スマホなどで簡単に動画が撮れるので簡単ですよね。


何度も何度も、自分で撮った動画をくり返し見て、今の自分の出来ていない部分や、気になるところを直していきましょう。


定期的に動画を撮って、以前の自分と比べて、上手になっていれば、自信がつきますし、前の動画と見比べて、少しでも上達していれば、うれしいですよね。


成長しているのを、自分自身で感じとることが出来れば、踊りにも自信がでてきます。



ダンスの振り付けの覚え方

ダンスの振り付けの覚え方について、解説していきたいと思います。


ダンスを始めたばかりの方で、ダンス動画 を見ての練習、ダンスレッスンや、みんなとダンスをしている時などに、自分だけ、ダンスの振付けが覚えれないと、「なぜ、自分にはできないんだろう?」と、一人取り残された気分になることもあるかも知れません。


でも、当たり前ですが、振り覚えの早い人もいれば、遅い人もいます。慣れればコツがつかめてきますが、普段、踊り慣れない、ダンスの振付けを覚えるのは難しいでしょう。



これから、色々なポイントを説明しますので、是非、参考にしてみて下さい。


まずは、1→2→3→4と、細かく振付けを区切って、振り付けを覚えることと、流れで覚えることを両立させます。といっても、順番が大切で、 全体の流れ→細かく覚えるです。


また、同時に重要なのが、濁音(ターン・タッ・タッなど)を口ずさみます。歌を覚える時と同じで聴いているだけより、一緒に口ずさむことによって体感的に体で、覚えやすくなります。


それで、覚えられない部分を、細かく区切ったり、1つ1つの動きを練習していきます。慣れていくと感覚でできるようになってきます。



ダンスの振り付けを覚える時はカウントが大切

振り付けを覚える時に、無意識に体を動かすのではなく、1、2、3、4・・・ と、カウントを心の中で数えながら、身体の動きとシンクロさせましょう。


ワン、ツー、スリー、フォー・・・ と、心の中でカウントを数えながら体を動かします。


慣れてくると、あまりカウントを意識しなくても、振り付けを覚えられるようになりますが、 まだ振り覚えに自身のない人には、とても有効な方法です。


カウントの感覚が体になじんでくると、心の中でカウントを数えるだけで、自然に動けるようになってきます。ダンスの種類によっては、音楽の歌詞に合わせて、振り付けを作られていることも多いです。


様々なジャンルのダンスでも、基本的にはカウントで作られていることが多いので、カウントの感覚を身につけておきましょう。



ダンスの振り(動き)に名前をつけましょう

ダンスの振り付けを覚える時に、自分のなかで振りに名前を付けましょう。


例えば、手を横に振る振りなら、横パンチとか、なんでやねん・・・ とか 笑


この方法は、多くの方が活用している方法でもあります。振りを連想させる名前を付けて、なんでやねん・・・ などと心の中で、言いながらやってみましょう。



音をよく聞く

例外もあるとは思いますが、基本的に、振り付けを作るときは音に合わせて作りますので、音にあった動きになっているはずです。ですので、音(ビート)を何度も、何度も繰り返し聞いて、覚えるぐらいになりましょう。



覚える能力をアップさせましょう

覚え方が上手な人っていますよね。たぶん皆さんも、なりたいと思うでしょう。


では、覚え方が上手になるには、どうすればいいのでしょうか?


それには、2つのポイント があります。


1つ目は、自分の身体をコントロールできるようにすること。
2つ目は、間違え探しをすることです。


見本のダンスを見ながら、自分の身体をコントロールできるようにすることと、自分の動きとの違いを探しだせるかということです。


つねに、間違え探しをしながら、練習していくと、自然に覚える能力はアップしていきます。何も考えずに練習しても上達しません。


以上の2つに気をつけて、良い練習を心がけましょう。



ダンス全体の動きを見ましょう

ダンスの振り覚えが遅い人の特徴としては、ダンスのステップだけに気を取られて、足元しか見ていないことなどがあります。


ダンス初心者の方には、仕方がないことかも知れませんが、足元だけに気を取られていると、首、腕、胸などの、上半身の動きが見えなく、分からなくなってしまいます。


ダンスを踊っている人の、体全体を観察できるようになると、体の使い方のバランスが分かり、振付けも覚えやすくなります。


苦労してステップを覚えたのに、次は上半身の動きも覚えなきゃいけないという状況になる前に、最初は、大まかでいいので全体の動きを把握して、順番に覚えていくというやり方が、効率的です。



あとは、体の体重移動、重心移動にも、注意していきましょう。


普段、人間は、歩く時などでも、前後左右に重心移動をしています。ダンスステップを踏む時にも当然、重心移動が行われています。


この、重心移動を意識するだけでも、踊りやすさに大きな差が出ます。


例えば、右足に体重が乗ったまま、右足を動かすのは、動きにくいですし、わざと、そういう動きをしない限りは、普通はしないと思います。


そういった点を理解すると、次に動かす足が、自然と理解出来るようになってきます。


言葉にすると簡単なのですが、これが実際の体の動きとなると難しいことではありますが。


普段から、スポーツなどで体を動かしている人が、比較的ダンスを覚えやすいのは、身体感覚が、ある程度養われている証拠とも言えるでしょう。



効率の良い覚え方

心理学の観点から、記憶に関する実験によると、人は情報を記憶してから、20分後には、約42%、1時間後には、約56%、9時間後では、約64%、6日後には、約76%を忘れてしまうそうです。


この実験により、一気に物を覚えようとするよりも、ある程度の間隔をあけて、定期的に繰り返し勉強した方が、効率よく習得できるということが分かっています。


つまり、ある情報を脳に送り、脳がその情報を忘れかけて頃に、再度、同じ情報を脳に送ることで、記憶の定着がよくなります。


このような流れがいいようです。


あることを勉強する→1週間後に復習→最初の復習から2週間後に2回目の復習をする→ 2回目の復習後1ヶ月以内に3回目の復習をする、というのがもっとも効率の良い学習方法のようです。



ダンスの振り付けを考えるコツ

ダンスの勉強をしていくうちに、ダンスが上手になり、ダンスが踊れるようになってくると、発表会に出演したり、ダンスのコンテストなどに出演したりすることもででくると思います。その際、ダンスの振り付けを考えたりすることもでてきますよね。


ここでは、ダンスの振り付けを考えるコツを、ご紹介していきたいと思います。


まず最初に、ダンスで使用する曲を聴いて、全体の流れをイメージしてから、より細かい振りを考えていくことです。最初から、いきなり振りを考えようとすると、全体の流れをイメージしにくくなります。



ダンス全体の流れを書き出す

ダンスの振り(ルーティーン)作る際に、最初に、全体の流れというものを書き出します。


全体の流れとは、ダンスの振り(ルーティーン)全体の地図のようなものです。


複数でダンスを踊る場合、それぞれの踊る位置や、ソロで踊る部分、などのことです。


料理でいうところのレシピにあたります。レシピがなくては、料理を作っていくのは大変ですよね。この、全体の流れが出来るまで、振りはまったく作らないようにします。


よくあるのは、いきなり振りを作り始めて、ここの音でこうしよう!という形で進めていってることだと思いますが、ダンス振り付けの方法でいうと、実は効率の悪いやり方なのです。


例として、まずは大まかに曲を分解して構成を書き出します。

・イントロ
・Aメロ
・Bメロ
・サビ
・Aメロ
・Bメロ
・サビ
・間奏
・Bメロ
・サビ
・サビ


そこに数えた、カウントを書いていきます。

・イントロ 8×8
・Aメロ 4×8
・Bメロ 4×8
・サビ 8×8
・Aメロ 4×8
・Bメロ 4×8
・サビ 8×8
・間奏 8×8
・Bメロ 4×8
・サビ 4×8
・サビ 8×8

~×8というのは、~エイトカウントという意味です。


以下でカウントの数え方を解説しています。

ダンスリズム(音)の数え方


上記のように、

全体の流れを書き出す→振り付け

の順番でやっていくようにしましょう。



曲の中の色々な音に注目してみる

例えば、曲の中には、バンドと同じように、ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムなどの音が有る物もあります。


基本的には、音の強い、キックと呼ばれる部分(バスドラム、ベースドラム、大太鼓など)で、ダンスの振付けを作っていくと思うのですが、それ以外の音に注目することで、振付けも、面白くなってくると思います。


ヴォーカル部分や、ギター部分だけの音を拾って振付けを作ってみる、また、この部分は、ベース音で振付けして、違う部分は、ギターの音で振付けを作ってみるなどです。


このように、特定の音だけを意識して聞くようしてみると、いわゆる単純なリズムの踊りではなくて、オリジナリティーに富んだ振付けもできるでしょう。



ダンス全体の完成度を上げる

ダンスの振り(ルーティーン)作りを始めて行う方は、とくに注意してもらいたい点があります。作ったダンスの振り全体の、完成度を上げる作業が必要だということです。


こういった全体の完成度を上げる作業を行うためにも、ダンスの振りを 完成させる期限を決める事も大切です。


そうすることによって、全体の完成までのペースも分かるようになりますし、全体の完成度を上げる作業も行うことができます。


せっかく、いいダンスの振りが出来ても、全体の完成度が低いままで終わるのはとても、もったいないことです。 ダンスの振り全体ができたら、細かい部分を修正していきます。


ここの手は、こうした方がいいかな?とか、ここの動きはもっと、こうした方がいいかも?など、見直していきます。


ダンスを披露するギリギリにならないように、計画的に進めましょう。


流れとして、

全体の流れを書き出す→振り付け→全体の完成度を上げる

の順番になります。



もともとある誰かのダンスの振付けを覚える

ダンスの振付けを考えるために、「もともとある誰かのダンスの振付けを覚える」というのも、良い方法です。


・どの音に、どんな動きを当てはめているか?

・立ち位置や、移動などの構成はどうなっているのか?

・どんな動きなら見栄えがいいのか?

などなど・・・


振付けを作るときに、色々な疑問が出てくると思いますが、そういった疑問は、とりあえず、いくつかの振付けを実際に覚えて踊ってみると、意外と解消されます。


もっとも、振付けをすぐに覚えられたら楽ですが、鏡と違って、基本的に動画などは、自分と相対して動くわけで、動画などと、真逆の動きを覚える必要があります。これには多少の慣れが必要です。



振付けにメリハリを付ける

ダンスの振付けを最初に作るときなどは、とにかく、あれも、これもと、色々と技やステップを詰め込んだりする場合があるかも知れませんが、それでは、せわしなくも見えますし、振付けが面白くなくなってしまいます。


そうならないためにも、メリハリを付けたり、抜いて踊る部分などを盛り込みましょう。


激しいステップの後には、少し抜いて踊る部分を作って、その後に大技を持ってくるなどです。


そういうメリハリがあると、振付けも面白くなりますし、見ている人も面白いでしょう。



リズム感を鍛える

ダンスは、音楽を聴いて、体で表現するものなので、音楽のリズムをよく聞かないといけません。ここでは、リズム感を鍛える方法について、説明していきます。


ダンスを始めようとしている人で、「リズム感がないから、ダンスはできない」と思い込んでいる人も多いのではないでしょうか?


知らない方も多いとは思いますが、リズム感は、生まれ持っての先天的な才能ではなく、後天的に身につけることができる技術です。


私も、まったくリズム感がなかった方ですが、何度も何度も、リズム取りを習慣化することによって、リズム感が良くなりました。


まずは、 普段から音楽をよく聴くことが大切です。


そして、リズムを手でたたいてとってみたり、体でリズムを刻みましょう。音楽を覚えてしまうことが一番の方法ですが、頭の中で、自分の体が楽器になったイメージをしてみましょう。


ピアノやドラム、和太鼓など、何でもよいですが、自分が楽器になったつもりで、自分の体でリズムを表現してあげましょう。



リズム取りの練習は、アップやダウンの他に、足をふむ、手をたたく、首を振る、肩を振る、胸でビートを刻む、腰を振るなど、色々な方法があります。


自分の好きな練習方法で、無意識にリズムが取れるように楽しんでやっていきましょう。楽しければ、自然に踊りたくなるものです。


練習を積み重ねれば、そのたびに新たな発見があり、どんどん楽しくなってきます。直す点も見つかりますし、逆に自分の得意な部分も見つかると思います。



リズム取りはなぜ必要?

ダンスは基本、音楽ありきです。音楽に合っていないと、ただの体操になってしまいます。なので、リズムが取れないと、ダンスになりません。


リズムの大切さ、リズムに乗ることの気持ちよさを感じていかないと、ただの体操、ただの振付けになってしまいます。どうしても、ダンスを始めたての頃は、技や形に気を取られすぎて、もっとも大切なリズムをおろそかにしがちです。


グループでダンスをする時も、リズムが取れていなければ、1人1人の動きがバラバラになってしまいます。


しっかりと、リズムの基本を理解して、練習していきましょう。



ダンスリズム(音)の数え方

ダンスの世界では、8拍の強い拍を、1つの区切りとして数えます。皆さんに、なじみの深い、ラジオ体操の数え方と一緒になります。


この、8拍の1つの区切りを1×8(ワンエイト)と呼び、1つ目の8拍を、1×8目(ワンエイト目)、2つ目の8拍を2×8目(ツーエイト目)呼びます。



オンカウント(オンビート)

1×8(ワンエイト)を数える基準となる、拍の強い表側のリズムの部分です。



エンドカウント(エンドビート)

オンカウントと、オンカウントの間にある 拍の弱い裏側のリズムの事です。アップビートや、オフビートと呼ばれることもあります。エンドカウントのエンドは、エンド=アンド=&(間)という意味になります。



ダンスの世界と、音楽の世界のビートの数え方の違い

ダンスのカウントの区切り方は、オンカウントが8拍で1×8(ワンエイト)、この1×8(ワンエイト)は音楽の世界の2小節分にあたります。


音楽の世界での、拍の区切り方は、オンカウントが4拍の1小節を基準にして数えますので、ひとかたまりの区切りの基準が違ってきます。


音楽の世界の数え方は、1小節区切り、でも、ダンスの世界の数え方は、2小節区切りで、1×8(ワンエイト)になります。


ですので、ダンスの世界の数え方は、音楽の世界の数え方を、2倍にした呼び方で表す事になります。


一般的には、音楽の世界の数え方があたりまえなので、ダンスの方が特殊な数え方をしているという事になります。


音楽の世界の4ビートは、ダンスの世界の8ビート、
音楽の世界の8ビートは、ダンスの世界の16ビート、


になります。


この事を理解していないと、ステップや、ダンスの振付が上手く覚えられなくなりますので、しっかりと理解しましょう。



8ビート

1×8(ワンエイト)の中で、オンカウントのみを数える数え方です。



4ビート

1×8(ワンエイト)の中で、オンカウントを4つだけ数える数え方です。例えば、1、3、5、7だけ数えたり、2、4、6、8だけ数えたりすることです。



16ビート

1×8(ワンエイト)の中で、オンカウントもエンカウントも、合わせて、16で数える数え方です。



ダンスの上達が遅い人の共通点

他の人に比べて、自分のダンスの上達が遅いと感じる方も多いと思います。ここでは、 ダンスの上達が遅い人の共通点を説明していきます。


まず、 1つ目は、できないと、そのままにする人は上達しません。わからなければ聞いたり、何回も見たりしてください。


2つ目は、頭で間違えないようにと、考えてすぎるのもよくないことです。ダンスレッスン中や、ダンス練習中は、練習ですので、いくら間違えてもいいんです。思いきって体を動かしてみましょう。


3つ目は、自分はダンスがうまいと自信過剰になり、それ以上の努力をやめてしまうことです。


以上の3つがダンスの上達が遅い人によくみられるポイントになります。


すべて注意して行なっても、まだ上達が遅いと感じるたら、もしかしたら、やり方に問題があるかもしれません。その時は、思い切って、やり方を変えるのも1つの方法です。



ダンスの上達が早い人の共通点

ダンスの上達が早い人は、どんな共通点があるのでしょうか?


ここでは、 ダンスの上達が早い人の共通点を説明していきます。


ダンスを心から好きな人であったり、とてもよく音楽を聴いている人は、ダンスの上達が早いです。 また、 日々、ダンスが上手な人の動画や、DVDなどを見て勉強している人 、人一倍練習している人はもちろん上達が早いです。


最初は、人から自分のダンスを見られて恥ずかしいかもしれません。ダンスを始めたばかりの人なら誰でも経験があると思います。


ですが、 ここで恥ずかしいという気持ちを捨てて、一生懸命に練習することが、ダンス上達への近道です。当たり前だと思うかもしれませんが、実はこれがとても大切なことです。



自分らしさを出すコツ

一番大事なのは、まず自分のダンスを知ることです。同じダンスでも、自分が一番魅力的に見える踊り方が分かれば、自然と自分らしさがでてきます。まずは、色々な人のダンスを見てみましょう。


ジャズなら、ジャズを踊っている人のダンスをたくさん見るようにします。


そうすると、同じジャズという種類なのに、人それぞれで、ダンスの表現方法が、違うことに気がつくと思います。


その中から、自分が「これいいな!」と思えるスタイルがあれば、それを真似してみることから始めてみましょう。動きを真似できるようになったら、それを自分なりに崩していき、自分の形にしていきましょう。


また、自分らしさとは、無理やり作りだすものではなく、自分の内側から自然とにじみ出てくることです。あせらず、根気よく踊りを楽しむうちに、おのずと、自分らしさのあるダンスを踊れるようになってきます。



ダンスの幅を広げる

ダンスの幅を広げる方法として、ダンス動画や、ダンスDVDなどで、ダンスを踊っている映像を観て、学ぶというのもとても大切なことです。


普段の、飽きやすい基本練習や動きも、動画やDVDを観るだけで、急に踊りたくなったり、テンションが上がったりすることがあるので、ダンスの練習ができない時などにおすすめです。


また、ダンス動画やダンスDVD以外でも、是非、見てほしいのが、カンフー映画や、アクション映画です。ブルースリー、ジャッキーチェーンなどのカンフー映画です。(ちょっと古い? 笑)


20年ほど前に、私がニューヨークにダンス修行に行ってた頃、有名な黒人ダンサーたちが、カンフー映画の話題で、盛り上がって話していたのを覚えています。


さすが、トップダンサーともなると、色々な場所から、ダンスのインスピレーションを養うんだなと思いました。


これは、カンフー映画、アクション映画限定というわけではありませんが、動きが派手に見えるようなものであれば、 ダンスに応用する動きのヒントになるかもしれません。


無理に、ダンスの幅を広げるようとする必要はありませんが、ほんの少しだけでも、ダンス以外で学んだ事をプラスすると、 個性的なダンスダンススタイルが、確立されていくかもしれません。


是非、ダンスの練習、ダンスレッスン以外でも、ダンス動画 や、アクション映画なども、うまく活用してみて下さい。



ダンスセンスを磨くには

ダンスに限らず、センスって、フレーズはよく耳にしますよね。歌が上手い人はセンスが良い、絵が上手な人はセンスが良い、ファッションセンスが良いなど。


ダンスが上手だったり、手先が器用だったり、何かのテクニックがすごかったり。そういったことを、センスがある、みたいな感じで、言われてるんだろうと思います。


よく、演劇、絵画、音楽を鑑賞などすると芸術的センスが磨かれるといいますが、これは本当だと思います。非日常の分野を観察することで、そこから何かを読み取ろうとする行為が、センスを磨くことにもつながります。



また、私なりの、センスの解釈ですが、観察力と再現力が高い人が、センスがあるって、言われるんじゃないかと思います。


ダンス初心者で、ダンスが上手な人と、ダンスが下手な人の差が出るのは、ここの能力の差だと思います。


上手な人は、観察する力があり、ポイント、ポイントを、的確に押さえます。


足の動きや、腰の動き、指先の方向などを無意識に観察しています。センスがある人は、無意識に、あらゆるポイントを見るんです。センスがある人にとって、特別頑張ってるわけでもなく、自然と備わってきた能力です。


ダンス初心者の方でも、観察力が優れてる人は、どんどん上達します。覚えも早いから、センスがあるって思われます。 スポーツ万能で運動神経がよい人は、この能力が非常に高いです。


じゃ、どうすれば、ダンスセンスが磨かれていくか。


まずは、飽きるほど、ダンスの上手な人をコピーしましょう。最初は、まったく同じになるように、コピーしていきます。そしてその中で、見る力を養いましょう。


自分がダンスをしていて、このことに気づくのが一番理想的ですが、ダンス初心者の方には難しいことかも知れません。


でも、当たり前ですが、上手なのには理由があり、下手なのには理由があります。


運動神経が悪いから、リズム感がないから、とかそういう次元じゃなくて、情報を観察して、しっかり再現できないだけのことなんです。


徹底的に観察することによって、この能力は鍛えることが可能です。身体能力の高さも大事ですが、この事も非常に大事なことです。



たとえば、バックダンサーなどの、お仕事は、短い時間で、振付けを覚えなければいけません。もたもたしていると、もうバックダンサーとしての起用もあやういほどです。


自分の思ったとおりに自分の体を動かす能力。目で見たお手本の動きを、そっくりそのまま自分の体をコントロールして再現する能力。



音の取り方などは、感覚の部分が強いのですが、身体能力に関しては努力次第で鍛えることができるので、センスのあるなしで片付けるのはもったいないです。


リズム感とか、センスという言葉は、特殊な才能のように聞こえますが、リズム感も、学習が可能な技術ですし、センスも同じだと思います。


最初から、すべて完璧にできる人はいなくて、みんな、日々の積み重ねで習得していっています。



ただ、センスがありすぎても、ダンスにオリジナリティーがなくなってしまうことがあるので、要注意です。センスがないと思う方は、以上のことを意識して、ダンスの練習に頑張ってほしいと思います。



初心者が意識するダンス上達法

初心者が意識するダンス上達法について、解説していきたいと思います。


当たり前のことですが、ダンスは曲に合わせて踊ります。曲なしだと、ただの体操、スポーツだとも言えると思います。


しかし、曲に合わせて動くというのは、一見、簡単に見えて、最初はかなり難しいことです。


1日、2日で、できる事ではないです。ダンスは、すぐに上手くなるものではないということを、まずは理解しましょう。


誰でもすぐにダンスが上達すれば、こんなに世の中に、ダンス教材や、動画、ダンススクールがあるわけもないです。 ダンスが上達するのには、ダイエット等と、同じように、毎日の積み重ねが本当に大切です。


1日10時間マラソンしたからといって、急に20Kg減量できませんよね。1日10時間練習したからといって、次の日に、急にダンスが上手くなるはずがありませんよね。


ダンスがなかなか上達しない人の特徴は、ただ1つです。


圧倒的に、練習時間が少ないんです。 日々の反復練習をしていないのです。


飽きて嫌になるぐらい、毎日毎日、同じことをできるまで、行いましょう。いつの間にか、即興でも、ダンスが踊れるようになってきます。


1ヶ月、ダンスの練習を行ったとしたら、


例)
10時間を、週に1回
10×4=40時間

2時間を、毎日
2×30=60時間


当たり前のことですが、この積み重ねが、本当に大事です。1ヶ月で、20時間も差がつきます。


練習して、できる動きを1つずつ増やしていくことで、確実にダンスが上手くなります。そうなると、ダンスが楽しくなり、練習も楽しくなってきます。


1日1日の積み重ねがとても大切ですので、毎日コツコツ頑張っていきましょう。



ダンスのオーラの出し方

ステージ等で、ダンスパフォーマンスをしているのと、実際に近くで見たり話したりするのとでは、かなり違いのある人はいないでしょうか。そういう人は、ステージ上で、独特なオーラを放っています。


ステージに立っている時や、動画などで見た時は、背が高く見えるのに、実際、近くで見てみると、あれっ?というほど小柄な人もいます。


ステージで大きく見えるのは、オーラのせいだともいえます。科学的には、判断がつきませんが 笑


なぜ、そんなオーラが出てるのでしょうか?ダンス経験が長い、大御所ダンサーの方からは、立っているだけで貫禄がにじみ出てますよね。


オーラの出し方のヒントは、まず、なりたい自分を見つけることから始ましょう。こういう風に踊りたい、こういう人になりたいというイメージを具体的に浮かべて、ダンスを練習して経験を積みます。


この、経験は非常に大切です。


経験を積んでいくことで、ダンスに自信が持てて、踊っているときに、その自信が、オーラに変わります。


もちろん、これも一朝一夕でできるわけではないので、日頃からダンスの自分磨きをして、少ずつ自信をつけていきましょう。



ダンスは見た目も大切

ダンスと、ファッションには、密接な関係があります。それぞれのジャンルを生んだ文化や時代には、それぞれに特有のファッションがあります。


昔から、人気のある定番ブランドとしては、adidas(アディダス)、NIKE(ナイキ)、PUMA(プーマ)、Timberland(ティンバーランド)、KANGOL(カンゴール)、などがあります。


adidasは、昔から、ブレイクダンスをする人に愛用されてきましたし、NIKEなんかは、今現在でもシューズを中心に幅広い層、ダンスジャンルの方に人気のブランドです。


Timberland(ティンバーランド)は、ブーツが有名ですし、KANGOL(カンゴール)は、ハンチングなどの帽子が有名です。


ヒップホップダンス なら、オーバーサイズのダボっとしたファッション、ロックダンス ならスーツや、ボーダー模様の服、ハウスダンス なら、細身のカジュアルな格好など、そのジャンルを生みだした人や、人気のあったダンサーが、流行らせたものがあります。


ファッションも、踊りと同様に自己表現なので、各ジャンルで定番みたいなものはありますが、自分のキャラクターを活かせたり、自分がかっこいいと思うファッションを考えてみましょう。


最近では、定番も、くずれつつあるのかなと思うほど、ファッションも多様化してきています。


ファッション1つとっても、それだけでダンスの見栄えに影響してきますので、ダンスの練習とともに、自分に合うファッションを研究してみましょう。



ダンサー定番のファッションブランド

ダンサーが着用しているファッションや、アイテムなどには、いくつかの定番ブランドもあります。


着心地がいいジャージや、動きやすくシルエットがいいスウェットパンツ、踊りやすい靴など、長年にわたって、色々なダンサー達に愛用されているブランドを、ご紹介したいと思います。


よかったら参考にして見て下さい。


adidas(アディダス)

特に、アディダスは、B-Boyに人気があります。昔ながらの、定番の3本ラインジャージと、adidas SUPER STAR(アディダス スーパースター)が有名です。


NIKE(ナイキ)

NIKE AIR FORCE1(ナイキ エアフォースワン)も、不動の地位を築いています。ダンスシューズの定番スニーカーの1つです。


PUMA(プーマ)

プーマの、SUEDE(スウェード)も、ヒップホップダンス、ハウスダンスをしている人に愛用者も多く、踊りやすい定番スニーカーの1つです。


Reebok(リーボック)

リーボックのスニーカーも定番アイテムです。


Timberland(ティンバーランド)

イエロー革のブーツが有名です。昔、ヒップホップダンスをしていたダンサーはよく履いていました。今は、男女問わず、ファッションアイテムとしても人気です。


KANGOL(カンゴール)

カンガルーのロゴでお馴染みのカンゴールは、ハンチングや、ハットが人気のアイテムです。


Champion(チャンピオン)

チャンピオンの、オーバーサイズスウェットパンツも有名です。生地もしっかりしていて、激しいダンスをサポートしてくれるアイテムです。


Hush Puppies(ハッシュパピー)

ハッシュパピーのシューズは、ポップダンスをする人なら誰でも憧れる、定番アイテムです。


New Era(ニューエラ)

ニューエラのキャップは、ヒップホップファッションの定番です。今では、色々な世代、スタイルの方に愛用されています。


DIESEL(ディーゼル)

ディーゼルは、デザインがおしゃれで、おしゃれが好きなダンサーの愛用者が多いです。少し価格帯は高いですが、個性的なデザインの物が多いので、人と違う物がよいという方には、おすすめです。


Ralph Lauren(ラルフローレン)

ラルフローレンも定番です。もともとは、シンプルで、キレイ目なアイテムが多いですが、ボーダーのポロシャツなんかは、ダンサーの間で大流行しました。


GUESS?(ゲス)

1990年代の、NEW SCHOOL系のダンサーは、みんな、ゲスのダボダボのデニムパンツを、よく穿いていました。


Gap(ギャップ)

昔から、シンプルなアメカジウエアで、ダンサーにも愛用者が多いです。

シンプルだけど、トレンドを取り入れたスタイリッシュなデザインを兼ね備えたブランドとして、世界中で親しまれています。



ダンスを踊る時の表情

ダンスを踊る時の表情について、解説していきたいと思います。


慣れてくると、人前でダンスパフォーマンスをするのは気持ちいいし、達成感などがあると思いますが、同時に緊張することと思います。


私も、踊り始めて20年たった今でも、いまだにダンスショーケースの前はかなり緊張します。一度ステージに立って、曲が流れて踊りだすと、緊張は、ほとんどしなくなります。


もちろんそれは、ダンスショーケースなどの場数を踏んできたからであって、最初からそうはいきませんでした。


ダンス始めたばかりの時は、振付けを間違えないように必死でしたし、笑顔になるなんて、到底無理で、スピンなどの技をすると、頭が真っ白になって、前後が分からなくなり、前すら見れず、下を向いてたような気がします。


それだけ自信なさそうな踊りだと見ている人の方が、「大丈夫かな?」と不安になるでしょうし、素直に楽しめなかったです。


本当にダンスをステージ上で踊っていて、楽しいと思えるようになったのは、ダンスを始めてから、だいぶ後になってからでした。


表情一つとっても、ダンス自体が全然違ってきますので、最初は緊張すると思いますが、表情作りも日頃から、鏡の前で練習してみてください。



即興ダンスが踊れるようになる方法

ダンスが好きな皆さんは、ダンス上達のために、基礎のステップや、アイソレーションを、日々練習している事だと思います。


以下の記事で、色々なステップを詳しく解説しているので、合わせて読んでみて下さい。

ダンスステップの名前答えます!ダンスの動き・技78種類紹介!


でも、即興でかっこよく踊るためには、その練習だけではダンスは上達しません。


即興で踊る、効果的な練習方法があります。


それは、振り付けを覚えていくという事です。


当たり前なのですが、振り付けは、色々なステップの集合体です。なので、ステップばかりを練習するのではなく、振り付けをどんどん覚えていきましょう。


振り付けを通して、ステップを覚えるようにします。流れで覚えていくので、この方法もダンスが上達するコツです。


1つ、2つ、と振り付けを覚えて、バリエーションを増やしていき、覚えた振り付け同士を繋げてみたり、好きな部分だけを抜き出して、繋げてみたりして、振り付けの分解をして、さらにバリエーションを増やしていきます。


同じ曲ばかりではなく、色々な違う曲を使って、同じ振り付けを練習していくのも、効果的です。


私も、ヒップホップダンス初心者の頃は、ダンスレッスン等で、覚えてきた振り付けを、ひたすら反復練習していました。 そうすると、だんだんと、即興で踊れるようになっていきました。


基礎のステップ単体も大事ですが、振り付けを覚える練習方法も効果的ですので、是非試してみて下さいね。



お家でできるダンス練習法

ダンスを日頃から練習している皆さんは、どんな場所で、どれぐらいの時間、ダンスの練習をしていますか。


最近では、夜中のオフィスビルの前、公園など、様々な場所で、ダンスの練習している人を見かけるようになりました。


屋外で練習する場合、天候にも左右されますし、特に未成年の方は、人が少なくなる夜に、屋外での練習は難しい事だと思います。だからといって、レンタルスタジオを借りてダンスの練習するのも、お金がかかりますし、大変なことですよね。


日頃のダンスの練習は、自分の狭い部屋でもできます 笑 必ずしも、激しく動いて練習をする必要はないからです。


ヒップホップダンスに欠かせない、首、胸、腰、等のアイソレーションの練習は、狭い部屋の中でも、身鏡の置けるほんの少しのスペースがあれば練習できます。各パーツをその場で、動かすだけなので、そんなに場所はいらないですよね。


お家でするダンスの練習は、一見、地味かもしれませんが、この地味な練習の積み重ねが、とても大切です。後あとの、ダンスの上達に左右してきますよ。


毎日5分間だけでも良いので、自分の部屋に鏡をおいて、アイソレーションの練習してみましょう。



ダンスが上達しないキッズの特徴とは?

ダンスが上達した子供と、そうでない子供の違いは、いったい何なのでしょうか。


今までも、何度も説明させて頂いていますが、やはり練習量が少ないということです。伸びない子供の最も大きな原因は、練習時間が少ないという事なのです。


ダンス動画などをたくさん見ただけで、実際に体を動かした時間がなければ、勝手にダンスが上手くなることは、まずありえません。


また、もう1つダンスが上達しない子供たちには理由があります。それは、自分でカウントを数えられないという事 です。


ダンスの練習は、音が無くても、自分でカウントを数えながら、体を動かすことで練習できますよね。


他の人が踊っている、ダンスの振り付けを覚えるときは、特にカウントが必要ですし。この事も、大人や子供に限らず、共通して言えることです。


カウントを数えて練習するだけですが、音の早取りも改善されますし、心肺機能も上がります。簡単なことですが、その効果は大きいです。発声体感という練習方法です。


声を出しながら体を動かすことで、より体に動きをなじませていきます。


意外にカウントを数えられない人も多いので、まずは、「1、2、3、4、5、6、7、8」 と、カウントを数えながら、ダンスの練習をやってみましょう。



初心者向け:独学でダンスを練習するための20のポイントのまとめ


いかがでしたでしょうか?


色々と書いて、重複した部分もあるかも知れませんが、、、自身の気をつけているところもふまえて書いていきました。


ポイントが多いので、すべてをすぐに取り入れていくのは、難しいと思います。ただ、自分がいいなと思ったところだけでも、取り入れてみて下さい。


ダンスは、自分の体を使った、最大の自己表現だと思っています。無理に何かを取り入れるという事よりも、まずは、楽しく自由に踊ってみましょう!


また、気付いた点があれば、追記していきたいと思います。




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