
チーズとワインの魔法(マリアージュ)のお勉強
夫は静岡出身なのでヴィノスやまざき贔屓である。いまはイベント自粛中だが、以前は会員限定カリフォルニアワイン飲み比べとか、生産者さんを囲む会に定期的に参加していた。
そして今年からワインクラブに加え、チーズLOVERコースにも加入しました。
加入前からワインのお供によく食べていたのですが、ちょっと説明書きがあると「通」になった気分で一層美味しく感じる。(基本二人とも単純なので)
まずはワインを飲んで、次にチーズを食べてワインを飲む。まろやかになった~♬などワインの味変(?)を楽しんでいます。
で、折角やる気を出したので、ワインの時にご紹介した、『ワイン一年生』の2時間目(笑)『図解 ワイン一年生 2時間目 チーズの授業』を買ってみました。
正直、逆引きか、名前順にしてほしいと思うくらいカタカナが並んでいる!!(スミマセン・・)え~っと・・ワインのタイプごとに分類されています。
(思わず撃沈したので、とりあえす)夫に渡して、ワインとそれに合うチーズ買ってきてという依頼をして、何買ってくるのかな~と待つことにした。
買ってきたのは、ウォッシュタイプのエポワス。
エポワスのページを読んでみると
フェロモンで悩殺してくる妖艶な女性。もう勘弁してください!くさい!チーズの中でもトップクラスのやばい匂い。こんなの誰が好むものかと思いながら食べているうちに、いつの間にか「ハァハァ、もっと・・」に変わっているじゃないか。
え~っと頭大丈夫かな・・・とちょっと心配して、「なんでこれにしたの?」って聞いたら、「チーズの基本のページで6タイプの王道を食べてみるの中で紹介されていて、たぶん食べたことないと思ったから♬」だそうです。
・・絶対に聞かれると思って先に論理武装していたに違いない(笑)まぁいいや。
フレッシュタイプ(例:モッツアレラ)を基本として、
▶もっと旨味が欲しいとき:ハード/セミハードタイプ
(例:パルミジャーノ・レッジャーノ)
▶もっとクセが欲しいとき:熟成した白カビタイプ
(例:ブリ・ド・モー)
こんどは白カビタイプを起点として、
▶まろやかさが欲しいとき:ウオッシュタイプ
(例:エポワス)
▶刺激が欲しいとき:青カビタイプ
(例:ロックフォール)
▶酸味が欲しいとき:シェーブルタイプ
(例:サントモール・ド・トゥーレーヌ)
というのが基本らしい。
で、今回買ってきたエポワスは、マールというブランデーで洗うんですって。普通のウオッシュタイプは表面を塩水で洗って熟成させるのに。ほうほう。
妖艶な魅力のお姉様。チーズの中でもトップクラスの刺激的な香り。「神の足の匂い」と呼ばれる強烈な匂いを放つチーズ。でも中はカスタードクリームのようにとろっとろ
・・・らしい。
・・・まだ前日のチーズが残っていたのと、他の料理がどう考えてもエポワスの組み合わせとしてご推薦している「ブルゴーニュ地方の重めの赤」じゃなかった。
お遣い失敗(笑)来週までエポワス様はお預けです。