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Bat Boy(クリア後感想)
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ジャンル:2Dドットアクション、アドベンチャー
プラットフォーム:Steam,Switch,PS,XBOX
発売日:2023年5月25日
開発:X PLUS Co., Ltd.
販売:X PLUS Co., Ltd.
1stインプレッション記事は以下
これより先はネタバレ感想を含むため、注意。
評価
5段階評価:4
レトロなグラフィックに現代のアクション要素を取り入れたゲーム
感想
プレイ雑記
ステージ選択形式の2Dアクションゲームで、古く思い出すは『スーパーマリオブラザーズ3』、最近の類似タイトルだと『ショベルナイト』が比較対象にあげられるであろう作品。
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序盤は最小限のアクションしかないが、ボスを倒すと習得する"スラッシュバッシュ"で空中ダッシュしたり、"リボンアクション"で引っかけて飛んだりと移動の幅が広がるアクションを覚えることでアクション性が増し、更には一定時間ダメージを受けなくなる"バブルシールド"など使い勝手の良いものもドンドン増え、プレイしがいがあった。
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リボンアクション
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バブルシールド
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壁ジャンプ
移動に重要なのはスラッシュバッシュと上画像のアクションくらいかも🤔
他アクションはニッチな感じ。🏀は特に。
最後の方はできる限り強化して進めていき、楽勝かな~と思っていたがそんなことはなく…
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まさかのボス2対同時相手があったりと、なかなか熾烈なステージだった。
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そんでもって進んだ先にいる魔王に1敗💀
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倒した後はこれで終わりのわけがなく、先がありましたがそこまで苦戦することはなかった👼
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ストーリーは流れがちゃんと一本筋があり、めでたしめでたしEND。
<面白かった点>
◯進行に合わせたアクション性の向上
前述の通り、固有アクションがどんどん追加されるため、同じステージに挑む場合でも快適に進めるようになっており、収集要素の回収も楽に再進行できた。
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◯ステージ毎の収集要素チェック
各ステージにキャラクターのライフやスタミナを強化するためのアイテムや、BGMカセット(サウンドテスト用)が配置されており、ステージ選択の画面で収集状況が表示されているため、ひと目でわかりやすく、ありがたい。
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◯程よい難易度
後半になると道中もギミックや敵の攻撃が苛烈になってくるため、回復アイテムの携帯やライフ最大値の上昇が必要となる。収集要素の回収など、寄り道に時間をかければ強化は可能な上、やられた場合もすぐやり直せるため、よほどの苦手が発生しない限り詰まることは無いと思われる。
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ポーションで最大値を増やすべし
<気になる点>
●上下のカメラワーク
縦に長いエリアにおいて、自キャラを中心としたカメラが追いかける形式となり、ジャンプに合わせて上下にカメラが振られるため、酔う可能性があると感じた。該当エリアは決して多くないが、気になる人は気になる部分。
●会話パート
ストーリー進行の時は気にならないが、ボス戦などの会話において、ジョーク交じりのやり取りが発生する際、ウィットに富みすぎており、なんだこのやりとり?と感じることが多々あった。英語主体だと通常使われるやりとりを無理やり翻訳したからなのかそれとも…。
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●ボス戦
いくつかのボスはパターンが単調になることがあり、すべての攻撃モーションを見る前に決着をつけてしまうこともあった。段階的に強化されるシチュエーションはよかったので、ボスのライフ減少に合わせた行動パターン設定があればとよい思えた。(HPラインがここに来たら必殺技等)
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●スタミナ回復手段
収集要素を探っている際、アクションで色々試しているとスタミナがすぐ枯渇してしまうため、コンボを繋げていると回復するなどの回復手段が欲しいと思った。
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※バット投げでジャンプできるのでなんとかなる
●消費アイテム説明
野良ボス(?)を倒すと素材が貰え、酒場に提供した後に購入できるようになる消費アイテムの説明がなかった点は気になった。技を覚える時は丁寧に教えてもらえたが、異世界は文化が違うということだろうか。
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終わりに
遊びやすくアクションの触り心地のよい2Dアクションゲームで、気になる人は是非にといった作品。サントラも発売されており、BGMもゲームと馴染む音でいい曲揃い。値段で見ると、ボリューム的に少ないと感じる部分はあるかも。
結構探しているハズなのに未だ見つからない収集要素の調査は続く…
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以上。