香りの著作権※少し数学の話あり

香りによく再現という表現が使われますよね。
いちごだとか、なんなら雨の香りとか。

こう言ったものは日常茶飯事香りだけにとらわれず、アートとしても古来からモチーフにされて来ました。

でも昔からあったけど割と知られてない”香りの著作権”実はあるんです。

僕も更なる勉強をと思った時に偶然発見しました。
以下の引用をご覧ください。

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2006年パリの裁判所にて、
ロレアル等大手香水メーカーがコピー香水販売会社を相手に起こしていた裁判で、裁判所が「香水の著作権」を認め相手の会社に対して巨額の賠償金を命じました。
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こういうことあるの怖いですよね。
知らず知らず世に言う金の絡んだ”パチモン”を産んでしまう人もいるかもしれません。
でも絵に例えるとロジックはわかりやすいはずです。

作家を模写する事はよく練習であると思います。
しかしその模写を自分の作品にすると
香りもまた同じです。

しかしグレーなことに、これらの話はブランドを丸ごとコピーした場合に起こる話しです。

香りは基本企業秘密なことが多く記載されていない成分もある場合の方が良いので厳密には100%同じものはつくれません。(98%までならいけるとおもわます)

基本香水は百分率で割り出して〇〇は〇〇の何%か。と言うことと、それらの比(〇〇%が何割or何ml、gなど)をの割合をひとつの瓶に収まるようにつくります。

合計で濃度は何%になるかと言う計算が何十種類と基本行われます。たまに0.01g単位のものもある上同じ香料の名前だとしても会社や同じ型番が手に入らないこともあります。

正直不可能でしょう。

なので香りの権利は曖昧になっていくんでしょうね…。






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