あんたがお金、とったやろ
あれは、もう2年くらい前のある日の事
「あんたが私のお金、とったやろ」
そんなことを急に言われたら、だれでも、ムッとする
なんでやねん!!!
そんなはずないやろ
いったいいつとるねん!
あんたが私の部屋はいって、ごそごそしてたやん
って平然と言う
全くのでたらめだ
開いた口が塞がらない、というのはこのことだ
ある日は私の娘が取ったと言い出した
あの子はお金がないからな
と、また言う
確かにもらうことは多かったようだ
お金がない、というレッテルを張られてしまった
家族を、それも大事な孫に対して、なんということを言う!!!
しかし・・・
それは、いわゆる痴呆症状の典型的な症状で、
まともに理屈を言っても、何の解決にもならないのだ!!!
そう、まともに理屈で行っても何にもならない
そんなこと通じない
わかっている、私は理屈ではわかってるんだ
優しくする
普通にする
一人にしない
できるだけ会話する
楽しいことを一緒にする
それは簡単なようで私には難しいことだった
そう、理屈は全部わかってるけど、感情的にできないから人は苦労する
なんせ私は、母親が大嫌いだったんだから
しかし、それは、私の問題だということも知っている
私が母親との感情を何とかしよう、と思うなら
それは私の人生の課題なのだ
そんなこと何とも思わずに過ごす人もいるが
私はそうは思わない、思えない
母の問題は私のこの産まれてきた私の人生の大きな課題
それをクリアできたら、私の人生は生まれてきた課題を終えて、また新しい人生がスタートする
私は目の前に現れる問題をそう捉える
わかっているが、感情をどう自分で乗り越えるのか
それが私のチャレンジだ