青春プチロマン小説「女が日本一周に出る時」第16話


浅田は加恵の膝を開き、充分に大きくなったものをあてがった。
加恵はこうして入れられていくのだと思ったときに、起き上がり、浅田のそれを舌で 口で愛した。

浅田のいう歴史の意味を自分なりに解釈しようとしてのことだった。
浅田から説明されるのもいいけど、一方的でもあまり意味のないもののようなきもして。意味はなくはないけど。

それで
二人は思いが溢れて、ひとつにつながった。我慢できなかった。

浅田は加恵の中に入りすぐさまキスをした。それはやさしいキスでも激しいキスでも、ディープきすでもなかった。

我慢できないというキスだった。それは加恵も同じだった。

浅田「ああ、すごい、すごい気持ちい」
加恵「あっ あっ …、気持ちいい」
浅田「あああ、イキそう」

加恵は揺れるからだのなかでうなづいた

浅田「ああ、…出る!」

浅田は思いっきり熱いものを加恵のからだに向けて出した。

加恵は興奮のあまり、熱くなったからだで、どこに出されたかわからなかった。
加恵は自分の熱い胸を触り、その手はさがって、おなかを触り、お腹に出されたことがわかった。

そして、ネバネバした熱いものがついた手をペロッと舐めた。
浅田はそのしぐさをみて、たまらなく愛しく幸福感にみちていた。

その満ちた愛しさは、ホテルの小部屋に充満していて、外から見たら、窓の隙間から湯気でも出ているのではないかと思うぐらいだった。

そんな想像をしながら、ふたりはキスをした。
男が出してからするキスが一番伝わるのである。

バスルームのお湯が溜まるまで、キスをした。

つづく


奈良あひる

はじめまして、体験談を交えて、官能小説を書いています。
田中屋の少年雑記にも寄稿しています。
よろしくお願いします。


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