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神経過敏でHSP、心を病み鬱とパニックに苦しんだ私が講師・セラピストとしてなりたい私になれたのは…


今では心身共に健康で全国を駆け巡り、元気いっぱい仕事をしている私。

講師業、セラピストとして起業して気づけばもう15年!法人化してから11年目。

2007年、カフェで知り合いだけで開催した勇気づけの子育てお話会は、たった7名のこじんまりした会だった。

そんな小さなお話会でも、私は脇汗かきながら緊張して話をしていた。

教員をしていたけれど、もともと消極的で話し下手なので、子どもの前では話せても、大人の前だと緊張していた。

そんな私が、アドラー心理学と潜在意識の学びを実践していたら、2000人の講演会でも1ミリも緊張しないで楽しくリラックスして話せる講師になった。

今とは正反対の性格だった、私の子ども時代の話もしてみようと思う。


…………

一人っ子で虚弱で神経過敏で、人前で喋れなかった子ども時代。


(子ども時代は起立性調節障害とHSCで苦しみました)

いつも青白い顔をして、緊張しており、食は細く、病弱で学校は休みがち。

通知表には、消極的なので積極的になりましょう、わかっているのだから挙手をするように、と書かれていた。

体も弱く、神経質で、友達と遊ぶより1人で絵を描いたり本を読むのが好きな子で、小学生時代友達と遊んだ記憶は、数回しかない。

1人で静かに過ごすのが好きだった。


高校は進学校に入ったものの、ドロップアウト

心を病み、自分は生きている価値がないと思って辛かった孤独な思春期。

高校生の時は、なぜ勉強をするのか、なんのために生きているのか

そんなことばかりを考え…闇の中。

優等生をしてきたのに、優等生ばかり500人も集まった女子高では1番なんて取れなかった。

成績トップであることが私の存在価値と、成績が良くなければ意味が無いと、歪んだ思いを持っていた。

母親との関係にも悩み、気づいたらご飯が食べられなくなっていた。摂食障害に苦しんだ。

優等生からの転落。

愛読書は太宰治の人間失格。

いつもヘッドホンで尾崎豊の歌を聴き葛藤していた。

心の病に苦しんだ思春期時代


ひっきりなしに続く吐き気と喉のつかえに苦しみ、学校は休みがち。

高一の夏休みは、水を飲むのがやっとでガリガリにやせ細ってしまった。

何とか受験し、大学生になり、今度はウツとパニックに苦しみ、電車に乗れなくなった。

何本も電車を見送り、今度こそ乗ろうと…
息が苦しくなる。

そして、乗っても倒れて救急車。

手に余るほどの精神薬を飲んでいた。

当時の彼氏に助けてもらいながらなんとか通学。

心の中は真っ暗闇。朝が来るのが恐ろしいほど、日々を生きるのが精一杯な時期もあった。



HSPなんて言葉を当時は知らないし、感受性も強すぎて、人の感情が流れてきたり、普通の人が聴こえないような音まで拾ってしまう。
神経過敏で、生きているのが辛かった。

小説や映画を見れば抜け出せなくなってしまう。

人の心の動きも敏感に察知してしまうし、街を歩くだけで人混みに酔い寝込んでしまう。

なんで私はこんな人なんだろう…

鬱とパニック、摂食障害だけでなく、不眠症、強迫神経症、不安神経症、閉所恐怖症…
心の病に苦しんだ。


休学をするものの、なんとか復学し、大学生活を送り…

教育学部で教育を知れば知るほど、自分の過去を否定されている気がして、病状は更にひどくなった。

たくさん悩み、泣いて苦しんだ大学時代。

様々なカウンセリング、都内某医科大学の心療内科に通院し、あらゆる治療を受けるが良くなるどころか、悪くなる一方だった…

もう、なんのすべも無い、と落ち込み、引きこもる毎日。やることは全てやった。親も困っていた。

鬱とパニックは酷くなるばかりで、外にも出られなくなり真っ暗闇だった

長くなるので割愛するが、それからいろんなことがあり、やっと、少しずつ快復し、社会に出て…

なのに!!!
それからも、挫折、挫折・・・の日々。


教員採用試験は当時超高倍率で現役時代は不合格。
(臨時採用教員をしていた年、3度目に合格)


社会に出ても仕事は長続きせず、介助員、車のディーラー、弁護士秘書など転々と…

「どうせ私なんて・・・」と、そんな自分を責めて、また落ち込む日々。
(心身の調子も悪く)

友達たちは、就きたい仕事に就いて楽しそうにしていたので、友人たちと距離を撮っていた時期もあった。

自分が大嫌い、自分に自信が無い、神経質な自分が受け入れられない、病気がちで悲観的、何をやっても続かない…

そんな自分を責め続けて、また心身の具合が悪くなっていく負のスパイラル…

子ども時代から社会人初めまで、表面上は笑っていても本当の意味で笑えない、明るい振りをして誤魔化していた…
本当は暗く悲観的な性格、本当の自分を隠していました。

そんな私が、全ての病を克服し、性格も変え、別人のようになり、まさか天職の教師を退職し、会社を創り、本も何冊も出版して全国セミナーや講演会をして回り、音楽LIVEもステージで何度もこなし、絵画にも挑戦!

自分を大好きになり、広い世界に飛び込み、好きなことを沢山して夢を叶え、

人生を楽しめるようになったのは、アドラー心理学と、潜在意識の学びに出逢えたから。


今では辛かった過去も宝物のように、輝き出しています。

だから、今の仕事で、どんな状況にある人に出逢っても、心から「大丈夫」と信頼できるし人の無限の可能性を信じられるのです。

私がそうなれたから。

どんなことがあってもその人の「今」が変わると「過去の捉え方」も代わり過去が癒され、作る未来も変わっていきます。


私は自分の経験と、小学校教員時代見てきた親子の変化、講師になってから十数年お会いしてきた数え切れないほどのお母さん(お子さん、お父さん、先生方)の変化を目の当たりにしてきました。


毎日楽しく人がますます魅力を発揮していく変化や、夢を叶えていく姿、困難を乗り越えていく姿、悩んでいても、悩みはなくても
笑っていても、泣いていても、怒っていても

いつも自分に愛を贈り、自分を信じ、一生懸命生きている姿を見ること、

人が「輝いている瞬間」を共に過ごせるこの仕事が大好きです。

いつでも心の一番星(ゆるぎない想い)を忘れずに、私自身も受講者様と一緒に成長し続けていきます。


私がなにをして、どんなふうに、なりたい自分になっていったか、そんな事をnoteにたくさん綴っていきます。

そして、私のnoteを訪れて下さった方の勇気になるような発信を続けていきます☺️

沖縄 古宇利島 2023.1.5

人の可能性は、海のように、空のように大きく無限だよ☺️

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