会話術① パターン①自分の話をしている時

・トーク→自分が話すこと
・会話→自分の相手の話のキャッチボール

これらが以下で述べるトーク、会話の定義である。

---------------------

会話には2つのパターンがある。
①自分が話している時
②相手の話を聞いている時
である。今回は①の、自分が話している時にどのような会話を展開していけば良いのかを述べる。

まず、人との会話をする上で重要なのが、「相手に喋らせること」である。なぜなら、人は基本的に自分が話している時は気持ちが良く、対して、人の話を聞く時は程度の差はあるが負荷がかかるものであるからだ。

しかし、だからといって相手に質問ばかりしていては、相手も自分が尋問されているように感じ、お互いにとって心地の良い空間は作れない。だからこそ重要になってくるのが、「自己開示」である。

自己開示とは、読んで字の如く「相手に自分のことを知ってもらうこと」であり、まず自分の話をしてから、相手に質問することで、相手もこちらに対して気分良く自分のことを話してくれるだろう。

さて、ここからは本題である「スライド話法」について述べていく。スライド話法を簡潔に説明すると、「話題のテーマはそのままで、主語を自分→相手にスライドさせること」である。

[例文]
「私は、中学時代に部活動で野球部に入っていました。〇〇さんは中学時代何か部活動をしていましたか?」

という具合である。この会話におけるテーマは、「中学時代の部活動」であり、まずは自分が中学時代に野球部に所属していたことを自己開示し、そして話題の主語を自分から相手にスライドさせ、質問を投げかける。

これが本題のスライド話法である。

いいなと思ったら応援しよう!