天気が悪くなると古傷が痛むのはなぜ?
今日、学生の頃にケガをした左肩が突然、重苦しく痛みを感じました!
久しぶりにこんなに痛みを感じたので、なぜ痛みを感じたのかを解説していきたいと思います
左肩に痛みを感じたのは、今日(8月20日)のお昼12時半ころ
近くの定食屋さんで定食を食べていた時に感じました
あ、こちら、大城さんのレモン煮定食 800円
『食べ処 大城』さんは落合駅から徒歩6分のところにあり、古くからある町の定食屋さんです
月1回はこのレモン煮定食を食べに行きます。唐揚げをスライスレモンと甘い醤油だれで絡めたレモン煮定食はとても美味しいです。
さて、なぜ突然、古傷が痛むのでしょうか?
当院に来院されている患者さんにも、『なんか古傷が痛むのよ~』とよく話を聞きます
これは気圧が関係しています
気圧が低下すると内耳が感知し、視床下部を通して交感神経を賦活させます
交感神経が賦活するとノルアドレナリンが血中に放出され、疼痛を感じる神経や侵害受容器を刺激します
ノルアドレナリンは血管を収縮させると同時にマクロファージを活性化させ発痛物質であるヒスタミン等を放出します
交感神経が優位になると血流不全が起こるため、身体の巡りが悪くなり浮腫んでしまい、神経に触れることで痛みを感じさせます
これが生理学的な古傷の痛む原因になります
さらに、昔にケガをしていたところは疼痛閾値がもともと低下しているため、交感神経が賦活されヒスタミン等が放出されると疼痛を感じやすくなっています
今日の宮城県は突然のどしゃ降り雨が降り、ぴたっと雨が止んだりを繰り返し、お盆明けの天候ではなく残暑が続いています
気圧の変化で痛みを感じたら
低気圧に感じる古傷の痛みは交感神経が優位になっているからなので、ゆっくりと深呼吸をしたり、ゆっくりと有酸素運動をしたり、ゆっくりとストレッチをしたり、ゆっくりとお風呂に入ったりして副交感神経を優位にしてあげると楽になってきます
古傷が気圧の変化で痛んだ時はゆっくりと深呼吸から始めてみてくださいね