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【調理器具で「美味しさ」は変わる】タジン鍋で、鶏むね肉焼いた後のキャベツが炒め絶品だった
キッチンで作りながら食べてしまう事の多い私。
出来立てが美味しいんだよね。
お皿に盛って、部屋に行くまでに美味しさは減ってしまう感じがして。
ひとり立ち食いといえるかな。
ということで、お鍋もお皿も沢山は使わない。
今日は、鶏むね肉を、お気に入りのタジン鍋で、多めの黒胡椒と、ちょっと
多めの天日塩で焼いた後、キャベツをちぎって(包丁、まな板使わず)
タジン鍋で炒めたら、なにこれ、
めちゃくちゃ美味しい!と思って、あっという間に食べてしまった。
フライパンで炒めるのと全然違う。
鶏肉を焼いた後なので、その肉汁と塩味だけで、十分美味しいのだけど、
火の通り具合が違うのか、甘みがあって、ほんとに美味しかった。
よく。無限〇〇とかいうけど、私にとっては、無限キャベツ炒めだった。
フライパンで炒めるのと、タジン鍋で炒めて蓋をして蒸すのでは、どんな違いがあるのか、
調べてみました。
1. 加熱の仕方と水分の違い
フライパン炒め:
高温で直接加熱するため、水分が蒸発しやすく、シャキッとした仕上がりになる。
強火なら香ばしい焼き色(メイラード反応)がつきやすい。
油を使うことでコクが増すが、炒めすぎると水分が抜けて硬くなることも。
タジン鍋(炒め+蒸し):
低温〜中温でじっくり火を通し、蓋の効果で野菜の水分が逃げにくい。
蒸し焼き状態になるため、キャベツが甘くなり、しっとり柔らかく仕上がる。
油を少なくしても焦げにくく、ヘルシーに調理できる。
2. 味わいの違い
フライパン炒め:
香ばしさと食感が特徴。調味料が絡みやすいので、濃いめの味付けが合う。
水分が飛ぶため、味が凝縮しやすい。
タジン鍋:
キャベツの自然な甘みが引き出され、素材の味を楽しめる。
水分を逃がさないため、塩やスパイスだけでも味が決まりやすい。
3. 薬膳的な視点
フライパン炒め:
火が強く、乾燥しやすい調理法なので、「燥」を助長しやすい。
冬や乾燥しがちな体質の人には、油を適度に使い潤いを補う工夫が必要。
タジン鍋(炒め+蒸し):
水分を保ちやすく、「陰」を養いやすい調理法。
しっとり仕上がるため、乾燥肌や口の渇きが気になる人に向いている。
おすすめの使い分け
シャキッとした炒め物が欲しいなら → フライパンで強火炒め
甘みを引き出し、しっとり柔らかくしたいなら → タジン鍋で蒸し焼き
つぶやき
同じ素材でも、扱い方で、結果が大きく違う。
鍋だけじゃなくて、包丁もそう。
調理器具だけじゃなくて、ほんのちょっとした違いが、
結果を変えていく。
当たり前といえば当たり前。
違う工程なら、結果は変わって当然。
これは、食材だけじゃない。
最近、よく思うのは、人。
どんな環境で、どんな言葉をかけられるかで、その人は変わる。
心が変わって行動が変わって、だから結果も変わる。
人は完璧じゃないから、ダメな部分はすぐ見えて、それをそのまま
ネガティブな感情をのせて言う。
悪口は、麻薬のよう。
一瞬の快感のために、大きな犠牲を払う。
言った本人も、言われた人も、傷ついて、関係性を損ねて
何ひとつ、いい事がない。
それを見聞きする機会に恵まれたとして、意味があるとするなら、