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2児のワーママが育休中に紙の手帳を使うことで自己肯定感が上がった話

そろそろ来年の手帳ラインナップがではじめる時期。育休中に24時間バーチカル手帳を1年利用して、育休中こそ紙の手帳がおすすめ!と感じた記録。

◯育休中こそ手帳をおすすめする理由


「手帳に記録し振り返ることで、自分で自分の変化・成長に自分で気づきやすくなり、自分で自分を肯定できるようになるから」

これまでは、会社では打ち合わせがあり、やりたい業務があることで、予定は入りやすかった。また、定期的に周囲からのフィードバックもあることで、自分の変化、成長にも気付きやすい環境が整っていた。

でも、産休に入ると、仕事の予定はパタっとなくなり、子育てをしていることで周囲から褒められることもほとんどなくなる。

そして、これまで大人とのコミュニケーションだったのが、子育てがはじまるとまだ話せない、ずっと泣くばかりの子ども中心の生活に。

授乳、オムツ替えを繰り返しあっという間に終わる一日。

子育てに慣れてきて、何か今のうちにスキルアップを!と思えば、あれやこれややりたいことはたくさんある。やりたいことができているような、できていないような、ふわふわした状態にもなる。

そんな育休中こそ、手帳をおすすめしたい。

なぜなら紙の手帳に記録し振り返ることで下記の3つができるようになるから

・自分で自分の変化・成長に自分で気づきやすくなる
・自分で自分を肯定できるようになる
・優先順位、大事にしたいものを大事にしやすくなる

◯私の実体験

2022年8月に産休に入り、9月からバーチカル手帳を使い始め、10月に出産、それから1年が経った。

元々手帳が好きな私。ただ、仕事の予定はデジタル管理、夫婦ではスマホアプリで予定共有していた。そのため個人では細かな時間の予定の記録の必要がなく、手帳は1日1ページのものを使っていた。

そんな中でとても共感するコンセプトの手帳に出会い、それが1日24時間の予定が書き込めるバーチカル手帳だったことから、バーチカル手帳を使いはじめることに。

産休に入ると、仕事の予定が入らなくなり、自分で自分の予定を管理する必要が出てくる。
「予定」といっても何か人と会う、外出する予定がある訳ではなく、子どものお世話、家事、自分のことなど「自分ひとりの予定」としてやるべきこと、やりたいことがたくさん出てくる。

そんな産休開始の日々の中で書き始めたのが手帳への日々の行動記録。手帳に日々の行動記録を続けることで、だんだんと手帳の使い方も自分の考え方も変わってきた。

1 やったことを記録する
2手帳を見返してみる
3これからやりたいことも書き出してみる
4今後の予定を調整する

産休中の記録:
自宅安静で外出できず、もやもやしていた時期。
そんな中のチャレンジとして音声配信を開始。
テーマにする本、台本、収録 の記録がひたすら書いてある。

産後すぐの2週間の記録:
白紙!せっかくだからと思い出せる限りで思い出して後から記録。ただ新生活の変化に追われるばかりの日々を書いただけだけれど、手帳に書き出して俯瞰してみると、自分意外と頑張ってるな〜と思えた瞬間だった。

少しずつ新生児の子育てに慣れてきた頃:
毎日昼間に「寝る」と寝るための時間が書いてある。
母がサポートに来てくれたことと、2人目の子育てで少し心に余裕があり、すぐに動きたくなってしまう私。でも、母のサポートがある今だからこそ「寝る」「休む」を意識したいと思い、予定として書き込んでいた。

子どもが3、4ヶ月を過ぎた頃:
オンラインコミュニティに参加するように。
子育て、家事、コミュニティでやりたいこと、他にもやりたいことと・・とたくさんのやりたい、とやるべきことが増えてまた頭の中をぐるぐる。週のはじめに1週間の間にやりたいことをスケジューリングするように。その後も週のはじめや月はじめにやりたいことを書いてから日々を過ごすようになった。

手帳の使い方を振り返ってみると、
特に産後すぐ〜子育てに慣れるまでは子どもが産まれ、生活がガラッと代わり、「やったこと」を書くのに精一杯だったけれど、だんだんと子育てになれ、やりたいことが増え、「やったこと」の記録がだんだんと「未来のプランニング」に変化していった。

手帳に時間の使い方を書き、振り返り、次のプランニングをすることは、自分で自分株式会社をデザインするような、そんな体験になっていった。

1日でやりたいことが全部できなくても1週間や1ヶ月で調整すればいい、という考え方もできるようになったし、意識してここは余白時間を持とうという気持ちになることもあった。

書いてみて、一旦頭の中から外に出してみることで俯瞰でき、客観視しながら気づけることがある。「成長」は他人が気づかせてくれることもあるけれど自分で気づくこともできる。

今月の目標、やりたいこと、振り返り。振り返りってネガティブな印象があるけれど、未来への思考投資の貴重な機会だなと感じるようになった。

何より、「記憶」はネガティブなことを思い出しやすいけれど、「記録」することでポジティブになれるという効果を実感している。

○じゃあどんな手帳がおすすめ?

ざっくり言えば「紙の手帳」であればなんでも良いかなと思っている。細かく予定が入りそう(細かくプランニングしたい)なら24時間バーチカル、ざっくりで良いならマンスリーやウイークリーでも十分。

やったこと これからやりたいこと を書いて振り返ることができればまずは大丈夫。

2022年に私が使っていたのはこちらの手帳(残念ながら販売終了・・!)
MIRAIS PLANNER

この手帳コンセプトがまさしく「育休を白紙にしない手帳」。いつからでも利用開始できるように日付が書込み式になっていたのもまた育休者向けの優しさ。

2023年用に購入したのはこちらの2冊。
バーチカル手帳は1冊あればじゅうぶんなはずなのに、どちらもコンセプトや考えに共感しすぎて結局両方お出迎え。

自分軸手帳

タイムコーディネート手帳

こちらの手帳、「成果、改善、手放し」の3つの項目で1週間の振り返りの枠が既に設けられていて振り返りやすい。特に「手放し」が重要と感じる今日この頃・・!タイムコーディネート手帳を製作された吉武さんの書かれているこちらの本もとてもおすすめです。

『時間の超基本』


◯さいごに

偶然にもこのnoteに出会った方が、オンライン上や文房具屋さんでしっくりくる手帳に出会い、有意義な育休が過ごせますように〜!


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