地図が読めない女、そう、あたいだよ。
こんにちは。おつかれさまです。
(冒頭、画像お借りしました。素敵。感謝。)
1年半前まで、ワタシの仕事は「訪問看護師」と言う職種でした。
10年以上病院にいて、絶賛病気治療中!の患者さんから、家にいて生活の一部に治療や介護・看護が必要な方の場所へ。
似て非なり とはこの事で、全く違う畑での仕事となりました。
先ずは、地図です。
1件1件お宅を訪問して看護業務をするのですが、訪問看護の事務所からお宅へ行く道と、他のお宅から次の家に行く道と、全体的な道?土地?地形?を把握しなければなりませんでした。
それがまた大変!も〜大変。笑
初めは先輩について行き、看護業務を教わるのですが、一度に覚えることは山ほどやり、かつ細かい。1件ごとに家の中が違うので(当たり前)物の位置も家内の配置も違うこと。もう、小さいながらも忘れてはいけない約束事や手順がいっぱい。
あちゃー困ったもんです。って感じで、はじめは必死でヒーヒー言いながらげっそり感すらあったのです。
ある先輩の時。やっとこさあのお宅の業務を覚えつつ事務所に戻ろうとした際、
「はい、じゃー先頭走って(私を誘導してみて)。」
と、言われたんです!はぁぁ!?え?
どゆこと?初めて自転車で走った道、迷わないように必死で先輩の背中を追っただけの道なのに、覚えたかってことですかい??
いいえ!覚えてません!!全然無理です!
と、心の中では思いつつ、「…はい。分からないのでグーグルマップ見させてください。」と、念のため持っていたスマホのグーグルマップを見ながらやっとこさ戻りました。
「へぇー、この道から行くんだ。」と、( ̄∀ ̄)←みたいなテンションで一言言われました。
もーーーーーーーーイヤっ。
久しぶりのイビリを受けました。その時1回だけの最初で最後でした。他の先輩方にはそんな事はされず。笑
その先輩とはその後意気投合とかしちゃってまして、仲良しとなりました。(世の中よく分かりません。先輩の中の何かをクリア出来たのでしょうか?未だになぞです。)
その後も道には悩まされて、帰宅するとウジウジぐちぐち言う日々。夢にまで出てきて、道に迷って仕方がなくてうなされる日もありました。(あーイヤでした。)
根本的に、自主性のある人に対してはどんどん丁寧に教えたり、伝えたりする方が効率的に全体の仕事の底上げになると思います。
人を試してみたり、知らない知識(不足した部分)があった人をおおっぴろげに晒す(さらす)という行動は、単にその人が萎縮して吸収(学習)しにくい状況を作っているだけだと思います。
だからワタシが知っている事があれば、どんどんお教えします。もったいぶらずに。ライバルでさえもお教えします。あとは個性ですので、学び得た情報をどう活かすかはその人次第。良くも悪くもその人次第ですから。
それをふまえた上でワタシは言いたい。
道に慣れている人・地図に強い人へ
世の中には、地図が読めない人が沢山います。あなたに不得手があるように、人にも不得手があります。どうか、穏やかな気持ちで見守って導いてやってください。ラブ&ピースを。
ではまた。