南行法師

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遊廓・赤線・青線跡周辺にある(あった)もの(令和遊廓・赤線・青線跡案内03)

遊廓・赤線・青線跡周辺にある(あった)もの(令和遊廓・赤線・青線跡案内03)ということで、今ですと、各種参考文献やらネット上の情報やらで比較的容易にアプローチができる、遊廓・赤線・青線跡ですが、遊廓・赤線・青線跡周辺にある(あった)ものについて、経験則上、その特徴があり、歴史的にも裏付けられそうなので、ちょっと整理をしてみました。 1 城 全く史実に基づかない立地の城はともかく、江戸時代にあったそれなりの城の周辺、すなわち城下町には遊廓・赤線が存在する確率が高いです。その理

    • 赤線跡を歩く 消えゆく夢の街を訪ねてほか(令和遊廓・赤線・青線跡案内02-2;参考文献・戦後(近年)刊行分)

      赤線跡を歩く 消えゆく夢の街を訪ねて(令和遊廓・赤線・青線跡案内02-2;参考文献・戦後(近年)刊行分)として、ここでは実際の遊廓・赤線・青線巡りに役立つものを中心に紹介しましょう。 木村聡『赤線跡を歩く 消えゆく夢の街を訪ねて』(自由国民社・1998) 遊廓・赤線ブームの原点ともいうべき書籍です。著者の木村聡さんも、この分野の第一人者です。ちなみに東京三世社の風俗情報誌、シティプレスでも、おそらく氏がウラ風俗情報と併せ遊廓・赤線情報をコラム記事化していましたが、当然のこと

      • 全国遊廓案内ほか(令和遊廓・赤線・青線跡案内02-1;参考文献・戦前刊行分)

        遊廓・赤線・青線跡巡りについては、城巡りなどの街歩きをしていて偶然発見、というパターンもあったところですが、基本的には、多くの先達等のネットでの公開情報と併せ、戦前・戦後の各種刊行物を参考に訪問をしています。 ここでは、戦前刊行分の参考文献を掲げますが、基本は、国立国会図書館のデジタルアーカイブ(著作権切れで紙の本を電子化して公開しているもの)です。 日本遊覧社編『全国遊廓案内』(日本遊覧社・1930) 非常に有名な書籍で、高値で古本が取引されていましたが、国会図書館が電子

        • 令和遊廓・赤線・青線跡案内01;はじめに

          平成の時代から十数年、遊廓・赤線・青線跡を、城巡り、鉄道旅、ダイビングの合間にやってきて、昨年、全都道府県を制覇しました。 また、海外についても台湾、サイパンという、旧日本領(信託統治領)についても、訪問しているところで、このあたりは、南行法師が管理に関係しているブログ等で紹介してきたところです。 そこで、ここでは、これまでブログ等で紹介してきたエリアについて、テキスト中心で、厳選し枚数を絞った画像とともに紹介したいと思います。 管理に関係しているブログは、以下ですので見

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