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慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科とは・・・?

社会人大学院の慶應SDM

慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科(略:慶應SDM)は社会人大学院であり,デザイン思考×システム思考を学ぶ大学院です!
私は2020年4月にコロナの開始と共に入学し,ついこの3月で修了しました!
今回のNoteには私が何故SDMに行こうと思ったのか?また慶應SDMとはどういう大学院なのか?といったことをざっくりお伝えしていきます!

何故,慶應SDMに行こうと思ったのか?

社会人10年ちょっとのタイミングで入学することを決意した慶應SDM.
この大学院生半可な気持ちで行ける学費ではないほど高く・・・(留学よりは安いという声もありますが、国立の大学院に比べると3~4倍高いと思われます)
そのため軽い感じでいける額ではありませんでした・・・

その金額は・・・
2年間で約400万です・・・!
学費 | 受験生の方へ | 慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 (keio.ac.jp)

それでも行こうと思ったのは,ラオスで経験した生ごみコンポストやごみ山を目で見て「ごみを世の中から無くす!」という思いと,
帰国してかごにいっぱいになった食品食材のロスに対してとてももったいない!と思った戸惑いをなんとかして解決に向けて向き合っていきたいと思ったからです.
環境問題をビジネスで解決したい!
という想いをもって、入学を決めました!この時は研究をがっつりやるという認識や思いはそこまで思わずに・・・笑

慶應SDMとは・・・?

SDM学とは、システムズエンジニアリングやシステム思考、デザイン思考、プロジェクトマネジメント等をベースに構築された、文理融合型、学問分野横断型の学問体系です。環境共生、安心・安全、健康・福祉といった社会のニーズを徹底的に考慮しつつ、新たな技術システム・社会システムのデザインを行い、マネジメントしていくための方法論や手法から成り立っています。SDM学は、SDM研究科修士課程のコア科目(システムズエンジニアリングなどを通してシステムとしての見方の基本を習得)、デザインプロジェクト(チームで協働し、イノベーティブなソリューションを創造するデザイン思考の基本を習得)、SDM研究(実践的な研究を体験)、専門科目(各自の専門性に応じてSDM学の発展的内容を修得)を履修することによって、学ぶことができます。後期博士課程の場合は研究が中心になりますが、修士課程の必修科目を履修することを強く推奨しています。

http://www.sdm.keio.ac.jp/about/introduction.html

文系・理系の枠を超え、新卒・社会人の枠も超え、組織のセクショナリズムの枠も超え、これまでにない新たなシステムの構築を目指す、SDM研究科。教員は、国際経験、社会経験豊富です。学生も、新卒者からメーカー、サービス、シンクタンク、金融、建築、アート、マスコミ、コンサルタント、法曹、省庁、自治体、教育、経営者まで、あらゆる分野、あらゆる年齢層、様々な国籍の者が集まっています。高き志を持った者のメルティングポット(るつぼ)、熱きSDM研究科の雰囲気は、ひとことでいうと、これまでにない大学院。MBA/MOTよりもシステマティックで、理工系よりも価値的視座が広く、社会科学よりもアナリティカルで、哲学よりも実践的。国外のSDMよりもスコープが広く、専門職大学院と違って先端研究も行っています。どの学問分野とも違って、学問分野横断的に、環境にも人間にも優しい未来のシステムソリューションを創造します。

http://www.sdm.keio.ac.jp/about/introduction.html

慶應SDMは上記の慶應SDMのHPの引用のとおり、
文理融合型、学問分野横断型の学問体系
の学問を学ぶ場所です!

システム思考×デザイン思考で,
「木を見て森も見る」
という概念を学ぶ場所です.

私が向き合いたい環境問題や食品ロスも木を見るだけ(食品ロスだけ)ではなく,食品ロスを取り巻く森も見る(食品以外の環境問題や食糧問題など)視野を持つ!といった感じです.
そしてあらゆることを「システム」として捉えるという思考も養う2年だったのかなと思います.

システムというと理系のイメージが強いかもしれませんが,
学生は文系出身者も多くいて,
文系理系もなく,文理融合型の新しい考えを持つ学問なのかなと振り返って思います.
実際に私の同級生もデザイナー・医療・民間企業・公務員・・・などさまざまなバックグラウンドを持っている方がいました!

詳しいことは慶應SDMのHPにのっているのでぜひご覧ください↓
SDM|慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科 (keio.ac.jp)

ちなみにですが,コースが2つあり,
・リサーチイニシアティブコース
・ラーニングイニシアティブコース

私はリサーチイニシアティブコースを選択して,授業の取得単位は少なめで,研究の質を高める必要があるコースとなりました(多くの方はこちらを選択していると聞いたことから)

慶應SDMで学んだこと(次回)

コロナ渦の大学院,とても興味深かった授業や,最終的には楽しいと思えた研究の修士論文についてはまた次回以降詳しく書いていこうと思います.
社会人大学院に行こうかどうか迷っている方で下記に当てはまる方はぜひご検討ください!

・これから社会人大学院を目指そうとしている方
・これから何か新しいことに挑戦したい方
・新しいことで社会実装を目指したい方
・新しい人脈を作りたい方
・物事を俯瞰的に見たい方
・ワークショップのやり方を学びたい方
・システムについて学びたい方 etc

色々上げたらきりが無いかなと思うところです.


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