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お金とは何か

皆さんに質問です。
第一問。お金は誰が作っていますか?
造幣局? 銀行?

お金は造幣局が作る?銀行?

第二問。銀行は、預金を預かりそれを貸出利子で儲けている?
Yes? No?

銀行は預金金利でも受けている?

答えは下記の記事で。
お金の歴史について触れたいと思います。

大昔はブツブツ交換

昔々の大昔、まだお金が存在しない頃は、物々交換で仕入れていました。
でも、魚を多く仕入れても腐ってしまうし食べきれないという事から不便だったわけです。そこで、一時期は貝殻をお金として扱うようになっていました。しかし、貝殻自体はそのあたりに落ちているようなものを持ってくるような人が現れてしまいます。

信用性がないですよね。

そこで、ゴールドが登場します。重さ、純度、刻印などをしてしっかりモノと交換できるように信頼性を高めました。ゴールドなので安全な場所に保管しないとなりませんよね。

その保管ということで銀行が誕生します。

ゴールドを預けるようになる

とある方が貴重なゴールドを盗まれたら大変だということで、厳重に管理していたところ、様々な方たちが預かって欲しいといい言い出します。

多くの方のゴールドを預かり始めると、誰のゴールドをどれだけ預かっているか分からなくなってしまいます。これでは問題なので、預かり証明書を発行することにしました。

ゴールドを預けたら預り証を発行

これが昔の紙幣なんです。 実際に1928年の10ドル札を見てみましょう。

IN GOLD COIN PAYARLE TO THE REARER ON DEMAND とかかれていますねk~必要に応じてリアラーにゴールド コインを支払う~

昔の紙幣にはゴールド引換券の記述が

金と引き換えまよ! これがお札ができたきっかけですね。

でも、紙のほうが軽くて便利だからといって、市場にこの引換券が流通して、そのまま使われ始めました。

この引換券で肉が買える、魚が買えるようになりました。

そこで、ゴールドの預かり主が思いました。
そもそも預かっているゴールド使わなくない?

自分のゴールドはここにあるし、紙幣を貸してあげますよ。と。考えます。

そこでローンが誕生します。誰かに貸し出して金利を得る。

しかも、この貸主はこれだけの考えにとどまらず、もう実際にゴールドを取りに来る人はいないんだろうから、これを元手(他人のゴールド)にもっと多くのローンを提供しようと。

そうすると、一般の人たちがこう思います。「この貸主景気良すぎない??」

不審に思った人たちは、この貸主に私達のゴールドちゃんとあるの??と確認にいきますが、ゴールドは手を付けていないので現存するわけです。

ゴールドの実物は現存する

ここまではよかった。。。

貸主が私達のゴールドを元手に儲けているのなら、私達にも分け前を。と。これが、いわゆる預金金利(ローン)の誕生です。
さらに貸主はもっと考えて儲けようと考えます。

「だれか金庫の中のゴールドの量って誰かしってる?」 知らないよね。

そうであれば、ゴールドの量関係なしにローン発行しちゃえばいいんじゃない?

いままでは、ゴールド=紙幣(預り証)
貸主は、更にローンを発行して大儲けします。

そうすると、保管料でも受けていたけど、金利で儲けるようになります。
昔の銀行は保管料で儲けていた。今は金利で儲けています。

昔のお話をしているように見えますが、実は。。

日本国民の貯蓄は1,000兆円
実際に銀行には100兆円
世の中のお金は9割が架空

もし全員が同時に銀行に駆け寄ったらどうなりますか?

そう、財政破綻(バンクラン)です。

そうなると、銀行は預金封鎖(凍結)します。
こういうことは数年前アルゼンチンで発生しています。
数ヶ月前中国でも発生しました。

いつでもありえることなんです。

ペイオフ制度って聞いたことありますよね。
日本は、1,000万しか保証されていません。
銀行にあずけている預金 そもそも銀行は私達の預金を預かっているんです。

なぜ私達の預金 銀行は1,000万しか返せないというのは。。 一般的には詐欺ですよね。
預金は銀行毎に必ず分けておきましょう。

では、なぜこんな制度が今も存在しているのでしょうか。
銀行ローンのおかげで経済が発展したのは確かなことなんです。

個人の住宅ローンや企業がお金を借りて成長してと。

少しお話を戻しますが、昔は貸主が勝手にお金(預り証)を発行していました。

今は政府が介入して、アメリカであればドル、日本であれば円というように共通通貨としました。

これ以外のお金の場合は、何か問題あっても国は保証しないし守らないよということになりました。

1の準備金を中央銀行に預ければ、民間銀行は9のローンを発行して良いというルールになりました。

9倍ルール

具体的な例

あなたが銀行を作ったとします。10万円をお持ちだとします。
政府の中央銀行にデポジットとして10万円を預けます。

はい。銀行ができました。

これで100万円を貸し出すことができるようになりました。
お客様がきて、ダイヤを購入したいから100万円ローンを組ませて欲しいと来ました。

でも、あなたは100万円もっていましたっけ? ないですよね。

でも、いいんです。PC画面に100万円と入力すればいいんです。実態はなくても良いんです。

世の中のお金は全てローンで出来ている。
国の借金が膨らむ。よく聞く言葉ですよね。
そう、ローンだからです。

昔のドル紙幣にはゴールドの引換券と書いてありまたよね。
いまは消えたんです。

ゴールド引換券の文字が消える。。

このシステムになってからは、ゴールドもなにも無いんです。

今の時代は、ローン(貸出)を止めてはいけない

世の中のすべての人が借りられる限界までお金は増えていく。
お金が増え続けると、物の価値は上がります。インフレです。

インフレを抑えるためには、お金の価値を維持するためにモノも増やしていかないとならなくなります。

もうお金は増え続けるんです。そのために生産も増やしていかないとならないんです。

お金は加速度的に増える

アメリカでは、8割のお金がこの2年間で増えました。いままでの歴史のあるアメリカの8割がです。

大量生産できないモノにお金を変えておく必要性

必要以上に切り倒せない森林(自然資源)、金、ウイスキーなど(笑)

経済活動についていけていないものに常時変えていかないと価値がなくなります。

これからはインフレが加速。増産できないモノに変えておくのが一つの対策

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