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音楽の杜がおススメするハードロック

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人生の大半を音楽に注いできた「音楽の杜」がおススメするハードロックの名盤集
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2022年4月の記事一覧

AC/DC「Let There Be Rock」(1977)

爽快な朝ですね。ちょっと暑いくらい…。 そんな気分が晴れ渡る中、やっぱりこんなヘッドバンギングなロックを聴きたくなります。 意外と好きなのがAC/DC。彼等がモンスター級のバンドになる前、ブライアン・ジョンソン加入前の素晴らしい作品。それがAC/DCの5枚目のアルバム「Let There Be Rock」。1977年発表。 ZEPの「Rock And Roll」を彷彿させるようなロックンロールナンバーの⑧「A Whole Lotta Rosie」を。 アップしたのはライブバ

Ozzy Ozbourne「Diary Of A Madman」(1981)

新年度に入りました。セカンド・キャリアの私にとっては、実際の業務上はあまり新年度を意識することもないのですが、こうした区切りがあると、やっぱり仕事にもメリハリがついて、いいものです。 さて先月3月19日、ランディ・ローズ没後40年ということで、ヤングギター4月号が渾身の120頁超に及ぶRR特集を組みましたが、それが非常に読み応えがあるものでした。 特にランディに想いを寄せるルディ・サーゾ、ブラッド・ギルス、イングヴェイ・マルムスティーン、ジョン・サイクス、ウォーレン・デ・マ

Rainbow「Straight Between The Eyes」(1982)

リッチー・ブラックモア率いるレインボーの6枚目のアルバム。 レインボーのヴォーカリストはロニー・ジェイムス・ディオ→グラハム・ボネット、そしてジョー・リン・ターナーと続きますが、ジョーは過去2人の強烈な個性と較べると、幾分ノーマルなヴォーカリストと見られても仕方ないでしょうね。 レインボーはあくまでもリッチー・バンド。リッチーのやりたい音楽をやっているバンドですから、その時代、その時代によってリッチーの嗜好も変化し、このときのアメリカン・ロック・バンド的な嗜好にはジョーが一番