死者蘇生を財布にしのばせたらなんだか大丈夫になった気がした話
こんばんは、ゆのまると申します。
今日は春の釣り大会。朝からずっとあつ森を起動し、釣りしつつ、海岸で風船を狙っていました。桜レシピあとふたつ・・・。
この間の「再会記念日」の夜のこと。
出勤日だった夫が、やけににこにこしながら帰ってきて「お土産あるよ」と言いました。
昨年の結婚記念日の時には、2本のバラを買ってきてくれた夫。花屋の店員さんに教わったようですが、花言葉は「この世界は二人だけ」だそう。ひゅーひゅー。
その時よりも嬉しそうな夫が財布から取り出したのは、「ブラックマジシャン」でした。
(遊戯くんの切り札のやつ)
あ、ありがとう。でもどうして・・・?と聞いてみると、アキバで見つけてくれたとのこと。週に一度の出勤日の際には、アキバに寄ってMPの回復をしてくるのが夫の習慣です。
ここのところU-NEXTで遊戯王のアニメシリーズを見ている我が家。今はバトルシティ編の遊戯・海馬社長vs.光の仮面・闇の仮面まで見ました。
遊戯王といえば「カードゲームやってて」と話すと、大体の人に「遊戯王?」と聞かれるほどメジャーな存在です。私も小学生の頃、バトルはしないけどカードを集めるのにハマっていました。
とはいえアニメは見ていなかったので、夫の解説を聞きながら、新鮮な気持ちで楽しく見ています。ホビーアニメと侮るなかれ。熱い演出や展開、そして時々襲ってくるはちゃめちゃな勢いに、アラサーであることなどすっかり忘れて夢中になってしまいます。
中でも、ベストバウトと名高いパンドラ戦は本当に面白かったです……!もともとブラックマジシャン、ブラックマジシャンガールが好きなのもありますし、同じブラマジ使いであるパンドラとの攻防とその結末には胸が熱くなりました。
(原作も読んでみたい)
……ということで、記念日のお祝い(?)に買ってきてくれたもよう。
結婚式の写真やペアリングを飾ってあるスペースの一角から見守ってくれています。
これを眺めていた私。そういえば、と思いついて「あのカード」も持っていたら欲しいとお願いしちゃいました。
そのカードとは、こちら。
「死者蘇生」です。
遊戯王では、破壊されたモンスターや使い終わった魔法・罠カードは墓地に送られます。それでもう出番がないかというと全くそんなことはなく、墓地のカードを再利用したり、墓地を参照するカードが非常に多いのだそうです(夫wikiより)。そしてこの「死者蘇生」はその名の通り、「自分または相手の墓地のモンスター1体を対象として発動」し「そのモンスターを自分フィールドに特殊召喚」できるカード。要は墓地に行ってしまったモンスターを1体復活させることができます。
バトルをしたいわけでも、コレクションしたいわけでもない私が何故このカードを欲しがったかといいますと、お守りです。
何かあった時に、どうにかなりそうじゃない?と言う私に、夫はなるほど、と納得してストレージから引っ張り出してきてくれました。
「何かってなんだよ」とか「紙じゃん」とか、そんなことはいいんです。
いつも「死者蘇生」を忍ばせているーーその心の拠り所が重要なんです。
私、こういう「何の根拠もないけどなんだか強くなった気がするライフハック」にめっぽう弱くてですね。前に話題になった、「生ハム原木と”同棲”すると幸せになれる」という話と似たものがあるかもしれません。
家族とか猫とか犬とかおばあちゃんの形見とか、一般的にも価値があると言われるものの方がいいのかもしれませんが、大事なのは「自分にとって価値があるか・信じられるか」ということ。
ただでさえ生きづらく、MPをゴリゴリ削ってくる社会です。
死者蘇生でもブルーアイズでも、奇跡的に引けた☆4でもプリキュアの言葉でも勇気をくれる口紅でも何でもいいんです。自分にとってのお守りがあれば、少しは楽しく、そして強く生きられるんじゃないかなって思います。
風船を待ちながらだらだら書いていたらまとまらなくなってしまいました。
結論:遊戯王面白い ってことです。伝われ。
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