先生!宛名が書けません!
こんにちは、ゆのまると申します。
11月もあっという間に終わり。早いもので明日から師走です。
ということで、午前中は喪中はがきの作成に勤しんでおりました。
皆さまは、年賀状って書かれますか?
小学生の頃こそ、「クラスの女の子達と交換するんだ!」とイラストを描いたり、きらきらペンで縁取ったりと張り切っていましたが、次第に「あけおめメール」が主流に。LINEが主な連絡手段になってからは、毎年届くのは美容室と歯医者さんのDMだけとなりました。
しかし結婚した次の年からは、ご挨拶も兼ねて実家や親戚、既婚者の友人には年賀状を出すように。プリンターのない我が家では、無料の年賀状作成アプリを使っています。たくさんあるテンプレートの中からデザインを選び、写真やメッセージでデコレーション。あとは年賀はがきを用意すれば、コンビニのネットプリントで印刷が可能です。
裏面はこうして簡単に作れるのですが、問題は表面。
アプリの有料サービスや印刷屋さんにお願いすれば、住所録を渡して宛名を印字してもらったり、代筆してもらうこともできます。しかし、毎年クリスマスが終わってから慌てて準備を始めるような私には、時間的にも金銭的にもお願いする余裕はなく……。どうせ十枚に満たないくらいだからと、宛名だけは自分で書くようにしていました。
しかしこれが苦戦するの何の……!
元々手書きの文字に自信がない私にとって、はがきの宛名書きはとてもハードルが高い作業です。会社とかに送る茶封筒とか、友達へのかわいい封筒ならまだ平気なのですが、あの真っ白い余白のプレッシャーといったら。大きく字が書けないタイプなので、はがき独特の住所・氏名のバランスを取るのがとても苦手です。郵便番号なら堂々と書けるけど……。
私が喪中なのを機に、これまでなんとなく送り合っていた友人への年賀状はナシにして、送るのは本当に親戚のみに。そのたった数通でさえ、普段ペンを取らない人間には大変な作業でした。
書きなれない住所とお名前、それに加えて普段こうして変換に頼りまくっているせいで、簡単なはずの漢字も思い出せない。友人相手なら多少の誤字も笑い話で済ませられますが、相手はみな目上の方達。恥ずかしい間違いをするわけにはいきません。
送り先の住所を隣に並べ、時折スマホで漢字を確認し、さながら書き取りの授業のようになりながらも、なんとか作業を終えることができました。背筋を伸ばしてペンを取り、一字一字丁寧に……なんて見た目はよくても、内心ずっと冷や汗です。
年々、年賀状の発行枚数が減少していると聞きます。
作成ソフトやアプリ、郵便局の印刷サービスなど、年賀状を作る環境はどんどん便利になっているとは思いますが、それでもやっぱり手間がかかります。実家の母は印刷した年賀状に一言コメントを入れているようで、それもなかなか大変な作業です。
さらに、人と人との付き合いもなんだか難しくなってきました。母のところには毎年、家族写真が入った年賀状がたくさん届きますが、家族のあり方も多種多様。「もしかしたら嫌な思いをさせるかも……」なんて考え出すと、メッセージもありきたりなものになってしまいます。
私自身、それぞれの実家や親戚に送っているのも義務感に駆られてのこと。友人相手ならなおさら、もっと楽な連絡手段があるのにわざわざ年賀状で、とはなかなか思えません。
それでも、今回は喪中用のシンプルなデザインを選ぶのみでしたが、目に入ってくる他の華やかなデザインに明るい気分になったのも事実。年に一度くらい、「あの人は元気だろうか」と思いを馳せるのも悪い時間ではありません。
年賀状を作るのは大変だし、付き合いだけで送るような相手なら、いっそ無くなってしまってもいいのではないかと思います。けれど、もっと大事にしたい間柄なら、その手間をかけて繋がる意味もきっとあるはず。
年に一度の面倒な作業をしながら、そんなことを考えていたのでした。
……うーん、もう少し愛着の持てる字が書けたらなぁ。
以下、記事にするまでもない余談。
最近また、noteのレイアウトが変わりましたよね?
私は普段スマホからブラウザ版を見ているのですが、タイムラインに表示される画像の大きさがこれまでと変更されていました。今まで画像の大きさはどれも同じだったのに、記事によってまちまちに。何かの設定でそうなっているのでしょうか……?
上部に表示されていたユーザーのアイコン(最新の記事をまだ読んでいないとマークがついているやつ)もいつの間にか消えていましたし。
利便性の向上のために日々カイゼンされるのは良いことですが、いつの間にか変わっているのはちょっと「ん?」と思ってしまいます。
最近気になった、noteの変更点でした(私の端末だけの現象だったらすみません……)。