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子供の頃の憧れを、今も

こんにちは、ゆのまると申します。

3連休っていいですよね。

1日目は疲れた体を休めて、2日目はお出かけして、そして残った家事を片付けたりのんびりできる日がまだ残っている。最高です。毎週とはいわないまでも、3連休、たまにあると嬉しいですね。


さて。我が家のリビングのテレビには、Fire TV Stickが挿さっていて、ボタン一つでプライムビデオやU-NEXTを見ることができます。

普段夫と一緒にいる時には、共通の趣味(?)である、遊戯王やアイカツを見ていることが多いのですが、私もいいお年頃の女子。夫に隠れて、こっそり見ている番組があります。

うふふ、「昼〇」や「〇道の妻たち」ではないですよ。こちらです。


シルバニアファミリー!

公式Youtubeにあがっている第1話、載せておきますね。

シルバニア村やあこがれの街を舞台に、ショコラウサギちゃんをはじめとした仲間たちの活躍を3DCGで描いたアニメで、1話あたり3分ほど。以前テレビ東京で放送されていたものが、Youtubeやアマプラで配信されているのです。さすがに夫を付き合わせるのはなんだか申し訳なくて、彼のいない間にせっせと見ています。

けれど子供向けと侮るなかれ。キャラクターの声は上坂すみれさんや櫻井孝宏さんら豪華声優陣が担当しており、大人が見ても納得のストーリーが展開されます。そしてやはり何より、人形の質感をそのまま再現したかのようなモフモフ感がとってもかわいい……!

社会に疲れた荒んだ大人の心を、そっと癒してくれる作品なのです。


1985年に日本で誕生したシルバニアファミリー。買ってもらった、あるいはお子さんにプレゼントしたという方もきっと多いかと思います。

待望の女の子として生まれた私も、他の多くの同世代の子供たちと同じように、おもちゃ屋さんやTVCMで「赤い屋根の大きなおうち」やかわいらしい人形たちを目にするたびに、胸に憧れを募らせました。精巧に作られた小物類、たくさんある着せ替えのお洋服、小さくてかわいらしい赤ちゃんたち。

しかし、現実は厳しく、実際にシルバニアシリーズで遊んだ思い出はほとんどありません。

理由は単純。「キリがないでしょ」と親から一刀両断されたからです。季節ごとに新商品のCMが流れますし、その頃には値札も読めるようになっており、それは到底小学生のお小遣いでは手が届かないものでした。よく遊ぶ友達の中にも、シルバニアを持っている子はほとんどいなかったというのも幸いだったかもしれません。

これだけファミリーがいるんですもの、集めたらキリないですよね……。

それでも、聞き分けの良さが功を奏したのか、テストで100点を取ったご褒美にと、母は三つ子ちゃんとそのベッドを買い与えてくれました。ひとしきり遊んでその後はおもちゃ箱にしまわれたままのそれを見る限り、親の判断は正しかったように思います。

何はともあれ、子供の頃に抱いた「シルバニア」への淡い憧れは、大人になっても心の奥にじっと灯り続けたのでした。


数年前に、松屋銀座でシルバニアファミリー展が開催されたことがありました。催事案内を見た私は、早速めったに訪れない銀座へ。

決して広くない会場は、女の子とお母さん、あるいはおばあちゃん連れでにぎわっており、正直肩身の狭い思いでした。しかし目の前には、豊富なキャラクターや小物を用いた展示の数々が。

ドール作家さんが作成した特別な衣装の展示などもあり、居心地の悪さはどこへやら、いつしかその世界観に夢中になっていました。

展示終わりに設置されていたショップは、どれもこれも誘惑のかたまり。後ろ髪引かれつつ選んだのは、ショコラウサギのお姉さんとシナモンウサギのお兄さんが仲良く並んだキュートカップルセットでした。

お洋服も凝っていてかわいい


大人になって自由にお金が使えるようになったとはいえ、すでに物に溢れている我が家に、シルバニアの素敵なおうちやかわいい小物類を飾るスペースはありません。おもちゃ屋さんを通りがかってはシルバニアコーナーを眺めていますが、未だに手元にあるのは上記のキュートカップルセットのみです。

しかし今はいい時代になったもので、シルバニアの公式アカウントをはじめ、SNSを通じてコレクターさん達の素敵なディスプレイを眺めることができます。

登場から長い年月が経っても、子供たちだけでなく大人にまでワクワクを与えてくれるシルバニアファミリー。

「いつか家に飾りたい」。人生で叶えたい夢のひとつとして、子供の頃の憧れは、今も胸にあり続けるのでした。おしまい。

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箱崎ゆのまる
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