レポ:白鳳堂のメイクブラシを借りてみた
メイク動画や雑誌のメイクをしてみても、説明通りにいかないことってありませんか。
「アイシャドウをぼかす」とか、「薄く重ねる」とか。
私は全然上手くできず、最近は「どうせ私は不器用ですよ~」と思いながらメイク情報を眺めるだけになっていました。
ところが先日、メイクブラシ好きの友人からメイクブラシを何本か借りたところ、「あれ、動画で言ってた通りになった!」ということがあったので、紹介したいと思います。
はじめに 白鳳堂はいいぞ
今回試したブラシは、全て白鳳堂というメーカーのものです。
白鳳堂、勝手に超高級なイメージがあったのですが、デパコスブランドのメイクブラシよりも安い価格帯のものも何本かあって本当にピンキリでした。
友人の話では、今回は中でもマニアックなラインナップだそうです。
※以下、使用例は一例です。幅広い使い道があるのがメイクブラシの良いところです。
1 ベースを薄く重ねる
リキッド系の化粧下地、ファンデを塗るのに使いました。
これまでもっと太く丸形のブラシを使っていたところ、塗りムラができて上手く塗れずにいましたが、こちらはペタペタ塗るタイプなので、しっかりかつ念願の「薄く重ねる」ができました。
なぜは分かりませんが塗るとうっすらツヤ感も出ます!
コンシーラーを右のブラシでペタペタ塗って、左のブラシでポンポンぼかしました。
これまで「コンシーラーが消える…もしや肌がコンシーラーを吸収している…!?(そんな訳はない)」「コンシーラー塗ってます感が出てイヤだ…」ということがたびたびあったのですが、薄く重ねることができるので、自然にかつ綺麗に塗ることができました。
個人的に今回のMVPの2本です。
2 アイメイクのテクが爆上がりする
左から順にアイシャドウを「ふんわり(グラデーションを)入れる」「ぼかす」「目尻にはね上げるように入れる・クリースを作る」「くっきり入れる」のに使いました。
特に、これまで幻のテクニックだと思っていた「アイシャドウをぼかす」ができたのに大感動…!
右2本はチップのように使えるブラシだそうで、最初、「チップのようなのにブラシ…?」と思ったのですが、チップよりも繊細に乗せられるので、例えば下瞼にラメを塗る時などに塗りすぎることがなく便利です。
3 アンパンマンほっぺを作る
普段なかなか見ることがない形のブラシですよね。
扇状に広がるブラシを左右に揺らすことで、「チークの上部にパウダータイプのハイライトを塗る」という使い方ができます。
もちろんこれは使い方の一例ですが、確かに使うと、アンパンマンのほっぺのようなみずみずしいツヤ玉(上手い例えが見つかりません…)が出ます。
4 夏に向けたパウダーの塗り方
先日、THREEのメイクアップ体験で「フェイスパウダーは小鼻の横などの細かい部分まで入れる」とアドバイスをもらいました。
確かに小鼻の脇はテカりやすいから入れた方がいいような。
そんな時に左のパウダーブラシがテキメンでした。
こちらはシェーディングもチークも、ハイライトにも使えます!
おわりに
という訳で大変マニアックな白鳳堂のメイクブラシの紹介でした。
マニアックとはいえ、一度使うと手放したくなくなるピンポイントで助かるブラシばかりでした。
特に個人的にこれらのブラシを使うことで、「ぼかす」作業が綺麗にできた気がします。
コンシーラーを綺麗にぼかせた時は肌のアラを隠せて嬉しかったですし、アイシャドウをぼかせた時は、本当に私にもできるんだ…と感動しました。
ちなみに、使ったブラシは白鳳堂で販売しているタオルか、なるべくごわごわのブラシで手入れするのがおすすめです。
メイクブラシはメイクのテクが一段階上がるので、おすすめです。ぜひ試してみてください。