2018年頑張ったこと、2019年の抱負
2018年は『省エネルギーに徹する』年でした。
例えば、出先で具合が悪くなったらちゃんと休む。絶対に無理をしない。しんどかったら、しんどいことを周りに伝えるということを心がけてました。そのせいか、なんだか自分がわがままで弱くなってしまった気がします。
私は学生時代からずっとパニック障害を患っていたので、出先や外出中の電車で具合が悪くなったりすることが結構頻繫にありました。夏は酷暑だったこともあり、一駅ごとに下車して嘔吐しそうになったり、過敏性腸症候群を発症して、事あるごとにお腹を壊したりしていました。
しかし、今年はヘルプマークが出来たおかげで、以前より生活しやすくなりました。
通勤電車で失神したときに、頭を打たないように支えてくれて救護室まで運んでくれたサラリーマンの人たちや、ヘルプマークを見て「席どうぞ」と譲ってくれる方も本当にたくさんいて、本当に有り難かったです。その場で必ずお礼を伝えておりますが、重ねてお礼申し上げます。本当にありがとうございます。ちょっとした優しさで救われている人は、私の他にも沢山いらっしゃると思います。
このように、周囲の人から助けてもらっていましたが、徐々に外出が怖くなり、結果体力も落ちてしまいました。そして、会社も休みがちになり、夏には休職しました。
上司からは「精神的に弱いのなら正社員に向いていないと思う」と言われ、かなり精神的に参りました。白旗です。その後、1週間に何度も2時間近くの面談をされて「仕事にやる気があるのか」について詰められました。(ちなみに私は、任された仕事はきちんと時間内にこなして、手が空いた時は他の人の業務を手伝っていました)。やる気はあると伝えても「ありそうに見えないし、業務内容を変えずに契約社員かアルバイトに雇用形態を変更した方が良い」と言われ、他にも色々思うところがあって最終的には退職しました。
退職した理由
①会社の雰囲気が悪かった
入社して2日程で、会社内の雰囲気に違和感がありました。例えば、人に挨拶をしても無視する、アルバイトの人に挨拶しない、部下を呼び捨てにする、気分で部下に厳しく接する、機嫌が悪いと部下に怒鳴る、人が手伝ってくれたことに対してありがとうと言わない、など。中には、うつ病になって退職する人や、突然いなくなる人もいました。
②尊敬していた上司が退職した
尊敬していた上司が何人か退職してしまったので、「この人の仕事から学べるものがあるな」と思える人がいなくなってしまいました。この会社で学べることはもう無いな、と思い退職を決意しました。
③業界に未来を感じなくなった
業界独特のルールに馴染めませんでした。詳細は伏せます。
③体力的に限界を感じた
休職後も体調不良が続いたため。
前置きが長くなってしまいましたが、私はこういった環境の中で頑張ったことリストが以下のような感じです。
①職場が嫌でも、とりあえず仕事を続けた。
会社の雰囲気が生理的に無理だと思い、仕事ができる上司に相談しました。そこで上司に言われたのが「退職を考えていても、ネガティブな理由で転職する人は、大体失敗するので気を付けて」というアドバイスです。
確かに、感情的な理由で転職活動をしても、大体失敗するのは想像できました。志望理由が「前の会社が嫌だったから」だけだったら、転職先の企業は、「うちの会社は、単なる逃げ場なのかな?」って思うはずです。なんとなく感じ悪いですよね。ということで、上司のアドバイスを参考に、ネガティブを動機にしないため、とりあえず仕事を続けることにしました。結局身体を壊しましたが……。
そして何より、勤めた会社での思い出が、全部最悪なことだけになるのは個人的に避けたかったのです。全部辛い思い出になってしまうのは、何よりも悔しいので、意地でも何かいい思い出を作ろうと仕事を続けていました。
幸い、職種はとても好きなことに関する内容だったので、環境こそ厳しかったものの、日々なんだかんだ好きなことで仕事が出来ました。同業他社さんに足を運んでやり取り出来たり、色々と業界のお話の情報交換が出来ました。仕事も、売り上げアップに貢献出来た経験を積めました。
こうして、意地で頑張った結果、退職時の引継ぎで「尹田さんの業務の説明が、この会社に入って受けた説明で一番わかりやすかった」と言ってもらえました。たった一言なので、時間感覚としては1分くらいのやり取りでしたが、お世辞でも超嬉しかったです。
もう一つ意地で行ったのは、アルバイトの人に挨拶をしない、気分が悪いと人を無視する上司の姿を見て、反面教師にしようと思い、「とにかく笑顔で人に接する、アルバイトの人たちに声をかけたり、挨拶を絶対にする、挨拶を返されなくても自分だけは必ずするように気を付ける、一緒に仕事をした人の良かったところは言語化して伝える」ということを徹底しました。
この意地で行った行動の結果もあり、退職する時までに仲良くしてくれる人も何人か出来て、殺伐とした環境でも同僚とランチに行ったり、最終出勤日にお手紙やお花をいただけました。連絡先を交換した上司もいたので、いい思い出もきちんと作ることができました。本当に良かったです。転職もポジティブな理由で出来たので、上司のアドバイスを聞いて良かったと思います。
②運動をきちんとした
私は超低血圧という体質+パニック障害を患っていたので、とりあえず精神的なところに原因を置くより、体質が要因だと考えて、今年は運動に気を使いました。
具体的には、毎週ジムに行く、武道を始めました。武道は特に興味深く、今でも続けています。『ツルネ』っていうアニメがやっていたと思いますが、武道では余計なことを考えると""ぶれ""ます。矢を放つ時に余計なことを考えると面白いくらい、的から外れたところに矢が刺さるんです。私が始めた武道でもその感覚は同じで、雑念があると軸がぶれたり、身体の変な所に力が入って技がかからないことが起こります。他にも、相手との距離、タイミングを見計らわないといけないので、必然的に相手の目を見ます。相手をちゃんと見ないと技がかからないところも、武道の興味深いポイントでした。
一方、ジムでは血液を全身に送る力が足りないから低血圧になるとのことで、下半身に筋肉をつけるトレーニングをしました。ちょっと筋肉がついて、姿勢も良くなったので続けようと思います。
③家族関係の修復
あと2年くらいで父親と母親が別居するみたいな話がさらっと持ち上がってきたので、根本的には解決してないのかもしれないです。ですが、少しだけ関係修復ができました。いつまでたっても難しいですね、家族は。でも、家族関係は一生続くので、なるべくいい関係を築けるように接するべきだと思います。無理って決めつけると、一生無理な関係が続くので。
そんな私の2019年の目標は『経験値を増やすこと』です。
あと4年くらいまでは、やりたいことを片っ端から挑戦して、5年後くらいから頑張る方向性を絞って定められたらなあと思います。
それと、2018年はあまりにセーブし過ぎたなあ、と。体調不良のために友達に会う機会も減ったし、そもそも友達自体も減りました。人と会って、面白い体験をするには何よりも体力が大事なので、体力ありきです。まずは体力つけます。体力が人よりもないことを自覚しているからこそ、セーブしながら取り組める仕事や生き方を探すのも視野に入れてます。
2019年もがんばるぞい~。
サポートされたらその日はちょっといいお菓子を買ってまた明日頑張ります。