重度知的障害の娘が書く、平仮名『ん』『る』の改良考察について
ゆうび筆耕堂
筆耕士&書道家のさこりんです。
✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡✐☡
今回は、重度の知的障害がある子どもが
書きがちな?平仮名を紹介します。
※あくまでも、娘や一部の子どもさんにある傾向です。
娘の長期休暇は、宿題プリントに
付き合っている有り様。
JKですが。娘は、自閉症で重度の
知的障害があり、特別支援学校に通学しています。
読み書き能力は…2歳ぐらい程度なんです。
母がそばにいないと書けません。出来ません。
平仮名のなぞり書きも未だに、ほとんど出来ていないです。
平仮名や簡単な文章を何とか読める程度なのです。
「ん」や「る」みたいな、線が重なっている平仮名を書くのが
難しいようで。
今まで、知的障害がある子どもたちを
数人ほど、指導した経験がありますが。
娘のように線が重なっているところを飛ばしたり、書かなかったり。
という、傾向が多いと感じています。
そこで。「ん」「る」の重なっている線にわざと空間をつくり
大きく書かせてみたら…
(※画像参照)
なんとか、なぞれた感じに書けました。
線が重なっているのが…本人にとって受け付けないのなら。
少々離して書いても、何と書いているのか?
誰が見てもわかる範囲なら、手本みたいに
キチンと書かなくてもOKだと思っています。