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重度知的障害の娘が書く、平仮名『ん』『る』の改良考察について

ゆうび筆耕堂
筆耕士&書道家のさこりんです。

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今回は、重度の知的障害がある子どもが
書きがちな?平仮名を紹介します。
※あくまでも、娘や一部の子どもさんにある傾向です。

娘の長期休暇は、宿題プリントに
付き合っている有り様。

JKですが。娘は、自閉症で重度の
知的障害があり、特別支援学校に通学しています。

読み書き能力は…2歳ぐらい程度なんです。
母がそばにいないと書けません。出来ません。

平仮名のなぞり書きも未だに、ほとんど出来ていないです。
平仮名や簡単な文章を何とか読める程度なのです。

「ん」「る」みたいな、線が重なっている平仮名を書くのが
難しいようで。

今まで、知的障害がある子どもたちを
数人ほど、指導した経験がありますが。

娘のように線が重なっているところを飛ばしたり、書かなかったり。
という、傾向が多いと感じています。

そこで。「ん」「る」の重なっている線にわざと空間をつくり
大きく書かせてみたら…
(※画像参照)

線が重なっている箇所をわざと空間をあける


なんとか、なぞれた感じに書けました。

改良後に娘が書いた「ん」


改良後に娘が書いた「る」


線が重なっているのが…本人にとって受け付けないのなら。
少々離して書いても、何と書いているのか?

誰が見てもわかる範囲なら、手本みたいに
キチンと書かなくてもOKだと思っています。

【結論】線が重なっている平仮名が書きづらそうな時は…。
線と線の間にわざと空間を作って書かせてみる。



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