覚えている限りの「羅生門」を書いてみた

以下は全て僕の記憶だけを頼りに書いていることなので
事実ではなかったり、
原作の良さが全く伝わらない
くそになる可能性も十分にあります。
そしてボケもないよ

以後、お見知りおきを。


「羅生門」について

「羅生門」とはかの有名な小説家「芥川龍之介」の作品であり
国語の教科書などにも採用される程の有名作品だ。

お話の舞台は平安時代ごろ
京の都「平安京」の南側の入り口にある「羅生門」にある一人の青年がたどり着くところから始まる。

当時、都は異常気象による凶作が続き、飢饉に疫病にで大疲弊していた

そこへひと時の雨をしのごうととある青年が足早に羅生門へとたどりつく

青年は頬をボリボリと掻きながら、この羅生門のただならぬ雰囲気を感じ取っていた

青年はまぁこのご時世だし、物騒ではあるが、雨宿りの為だし仕方がないと思い、羅生門でしかたなく雨をしのぐことにした。

羅生門は門だけど2階部分に広間がある「かごの屋」とか「木曽路」みたいな造りになっていて、とにかく疲れてた青年は2階部分へ上がることにした。

一層強くなる雨に、外は昼なのにずいぶんと暗くなってきた。

2階部分の大広間は薄暗くほとんど何も見えない状態だった。

目が慣れてきて目を凝らすと、大広間は一面うずくまった人だらけ、
みんな雨風をしのぐ為に2階へと集まったけど、行き倒れになっているみたいだ。

青年は気持ち悪く思ったので、できるだけ入口付近で休憩しようと思った。

しかし、奥から何やらゴソゴソと音が聞こえてくる。

青年は気になってしかたないから、奥を覗きに行くと

汚い身なりの老婆が倒れている女性の髪の毛をせっせと切っている。

驚いた青年はとっさに腰から刀を抜きこういった
「老婆め、何しているんだ! 死人はそっとしておくか弔ってやりなさい」

老婆はこちらを見ることなくせっせと髪の毛を集めている

「おい、聞いているのか 答えぬなら斬る」

すると老婆は
「女の髪を集めてカツラをつくるんです、このご時世で食べるものにも困り、どうにかしないとと思ってしかたなくしているのです。」

と命乞いをしてきました。

青年は気持ち悪いと思いながらも
「死人にそんなことをするもんじゃないだろ。バチがあたるぞ」
と言いました。

すると老婆は平気な顔をして
「バチはあたりません、この女は生前、焼き魚の切り身だと称してヘビの肉を焼いて売っておりました。この女こそ罰当たりなのです。」
と言いました。

すると青年はきゅうに怖いことを言い出しました。
「だったら、俺がお前の着物を剥いで売りさばいても罰は当たらねえなぁ」

突然、青年は老婆に襲い掛かり、身ぐるみを全て剥ぎ取りました。

老婆は泣き喚き散らかしましたが、手にはさっき女の髪を切る為に使っていたハサミがあることに気が付きます。

老婆は青年の隙を見て襲い掛かろうとしましたが、青年は素早い動きで大広間から駆け下りていきました。

老婆は2階部分の階段から顔だけ出して、逃げる青年を睨みつけました。
この時髪の毛が逆さまに垂れ下がりすごい怖い顔になりました。

青年はそれを見ておっかねえと思い、雨に濡れながら羅生門から去っていきました。

悔しさのあまり老婆が言葉にならない咆哮をあげると同時に雷が鳴り、雨が一層強く降りだしました。


おしまい。


これがかの有名な「羅生門」だ!
なんでこの話がそんなに有名になったのか謎やけどそもそも蜘蛛の糸もままミステリー展開が多いし
ミステリー作家なんやろな今でいう

知らんけど


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ゆうばふぉ
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