今日は笑顔になれたか⁉︎
色紙を求められるといつも書く文句があります。『笑顔がいちばん』と書きます。色紙なんか出されても困ると思っていた頃、どうせ書くならと『ほほえみはやわらかな心に咲く花である』と書いたら、偉そうだと言われまして、『…咲く花』で止めたりしていました。もちろんこれらは自分で考えた訳ではありません。どこかで見たり聞いたりしたものでしょう。最初の『笑顔は…』は地方で泊めていただいた部屋の飾りに書いてあった文句でしたから。もう一つはお寺かな⁉︎
一応仏教学部禅学科の私の大学の卒論が『仏教におけるほほえみの研究』でした。最初は『…笑いの研究』だったのですが先生から遠くを見ながら『笑いよりもほほえみが良くないかい?』と諭されました。先生のアドバイス通りに古い仏典にあたりましたらいきなり仏教では笑う事を否定していて、いきなり壁にぶち当たったのを覚えております。
私の解釈が間違えていたらごめんなさい。
とかく落語は笑う芸能と捉えられる事が多いです。滑稽噺とか、寄席の爆笑王なんてフレーズがあるし、笑点も『笑う』という字が使われてますもんね。
私は人の笑顔は好きです、笑顔の素敵な女性も好きです。顔で判断していると思います。むすっとした怖い顔は苦手ですと言いながら自分がそんな顔をしている時があります。鏡を見てビックリする時があります。他人に指摘されて気がつかされるのはまだ良い方で知らないうちにそんな顔をしてるとは驚きます。
だけど、
笑顔は作れるんですよね、笑顔になるような出来事が無くでも無理矢理に作れるんです。
笑顔が作れれば笑顔と同じ効果が出ると言われております。自分対しても他人に対しても。
笑いヨガで学びました。笑いは伝染するんですよ確かね。間違ってたらごめんなさいね。
自分で自分の機嫌を取るんです。私は嫌な事があると顔に出るタイプです。ですからいつでも笑顔を作って高座に上がるようにしております…なんて言いながらすっかり忘れておりました。明日からそうします。
笑顔がなかなか作れていない人、笑ってるけど笑顔でない人もおりますよね、それは私もそうですが他人が笑顔と認めなければ笑顔ではないと思うのです。
てすから鏡を見て、自分の素敵な笑顔を作ってください。顔の筋肉がつるかもしれないし、筋肉痛になりますが少しの辛坊です。
私も素敵な笑顔を作って皆様に笑顔になってもらいたい、そして落語も聴いて笑顔になってもらいたい。それがお互いに笑顔になれる瞬間だと思います。