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【雑文】自分の、自分による、自分のための幸福論

 本格的に酒を控え始めてから甘いものがありがたいです。
 山治田です。 


 世の中には幸福論の類の本があふれかえっていますね。

 古くはラッセル、ヒルティ、アラン(順不同)。
 現代は粗製乱造の様相を呈していますね。

 んで、アランやショーペンハウエルの幸福論を読んでみた感想ですが、あれ、エッセイに近いですよね(笑)

 確かに読み継がれているだけあって、説得力はあります。
 ショーペンハウエルでいえば「自由な閑暇」のくだりを読んで、

 俺、めっちゃ恵まれてるやん!Σ( °Д°)

ってなりました。

 とはいえ、今まで読んだ幸福論の類は、それぞれの著者の一家言を一冊の本に仕立てたようにしか思えない。

 なら、自分の幸福論ぐらい自分でこしらえていいんじゃないか、と思う今日この頃です。


 各人にいろんな幸せの形がありますよね。

 夢や希望に向かって邁進している人は応援したくなります。

  山治田自身は、低みに安住する人生を望むようになりましたが、夢に向かうのは悪いことでもなんでもありません。
 むしろ輝かしいとすら思います。

 ただ、バランスについては一考の余地があるのではないでしょうか。

 富や名声など「外」にあるものと、充足感などの「内」にあるもの、どちらを取るか。

 山治田的には「どちらも」です。
 
 外:内=3:7

 ぐらいの比率で、自分の「内」に重きを置いて幸せを築くことが大切だと、37年近い人生を送ってつくづく思います。

 かのジョン・レノンも示唆深い言葉を残しています。


 こないだ知ったんですが、ビートルズのリーダーはジョンだったらしいですね。
 とはいっても、あの四人は全員個性的なので、リーダーといってもジョンがグイグイ引っ張るような感じではなかったと思います。

 そのジョンが、ビートルズで一世を風靡した過去を振り返って、

『めっちゃ稼いで、めっちゃチヤホヤされたけど、めっちゃ何もなかった』

 みたいなことを言ったそうです。

 「内」に幸福がなかったんじゃないかな。

 山治田のような凡人には想像もつかない世界で生きてきた人々なので比較になるかわかりません。

 ですが、いくら稼いでほめそやされて、なんなら麻薬を外からぶち込んだところで「内」に幸せを蓄えるいとまがなかったんじゃないか、と思います。 


 その点、障害を抱えてはいるものの、低みに安住して心の平静と充足を大切にする人生がなにより、というのが、山治田にとっての幸福の追求です。
 
 自分の、自分による、自分のための幸福論です😁

 倫理や道徳に反しなければ幸福論なんて各人が築き上げるものだと思います。
 ……というこの主張も幸福論になってしまうのでしょうか?😅


 無限ループって怖くね?(笑)


 最後までお読みいただきありがとうございました、またお気軽にお越しくださいませ😄