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スキが挫折に負けるとき


シェアハウスで英語教室をはじめます

わたくしごとですが、4月からBenesseの英語教室「BE studio」をシェアハウスで開校します👏

ユウキさん、キッズたちの英語の先生になります👍

 

 

ここまで読むと、

「いろんなことをノリノリで始めるユウキだから今回もいつものそれだろう」と思われるんじゃないかなと思うんです。

 

でも今回、この英語講師をするまでにはとても長い長い「暗い」時間があったことをわたし自身忘れたくないし、今回はぜひ身近なみんなにも知ってほしいなと思うのです。


そしてそれは

「大好きなもので挫折した人へ」

特に読んでほしいなと思うのです。

 

少し長いですが、
もしお時間があれば読んでみてください。


わたしがずっと溜め込んで蓋をしていた
「スキ」への暗い気持ちと、
「スキ」と向き合うまでのきっかけと、
あたらしい「スキ」の気持ちを書いています。

 

今回は、わたしのスキな「英語」の話を、すこし時間を遡ってお話しします。


****


わたしがはじめて英語と出会ったのは(記憶にあるのは)幼稚園の頃でした。

幼稚園には英語の授業があり、当時のわたしは英語の歌の意味まではよくわからないけれど、耳で覚えていました。上手に歌えると先生が褒めてくれました。だからかな?好きかはわからなかったけれど、英語は嫌いではありませんでした。


英語の必要性を感じたのは中学生の頃でした。

当時、マーケティングや商品開発の仕事に興味をもっていたわたしは、マーケティング発祥の地アメリカで学びたいという気持ちが強くなり、決して得意ではなかったけれど英語への意欲が高まったのも中学生でした。


英語を好きになったきっかけは高校生でした。

生徒会の仕事で、中国からの交換留学生を歓迎するために日本の文化である折り紙や食べ物を英語で説明しながら紹介するという機会がありました。

それまで、英語を一方的にインプットばかりしていたわたしにとって、初めて英語を使う場がその時でした。自分の伝えたいことが伝わる嬉しさを感じると同時に、ほんの少しではあるけれど「世界と繋がれた!」と本気で感じて鳥肌が立ちました。

 

それから英語が大好きになり、海外へ行きたい気持ちはとても強くなりました。

 

 

 

 好きだからこそ、

 それを仕事にしたい。

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そう思っていたのに、
その後わたしは英語を嫌いになります。

大好きだったものと向き合うのが辛くなってしまうのです。 

 

それは、高校を卒業したあとからでした。

公立の高校から独学でアメリカ州立大学の日本校にゆくも、授業料を稼ぐのと課題の両立に挫折し中退。

その後フィリピン留学をきっかけに英語をキャリアに生かす道を選ぶも、高卒&非就職という壁に阻まれ、なかなか英語を仕事と結びつけるのは難しいことでした。

 

それに加えて大好きだった英語を嫌いになったきっかけは

「見渡せば上にはたくさん人がいる」

という現実でした。


発音が上手な人はたくさんいる。
文法が完璧な人はたくさんいる。
専門用語の英語に精通している人。
同じ留学経験でも、
長期間留学でより英語力がある人。

そして何よりも、
ノンネイティブがネイティブに勝るものはほとんどない
と本当にそう感じました。

 

気がつけば、英語をキャリアにすること自体に自信をなくし、英語から離れたい気持ちが強くなっていました。

  

好きなだったはずなのに

嫌い・・・

                                                                   

もっともっと勉強して自信をつけるという方法もあったけれど、いったいどこまで勉強すればその壁は超えられるのか、その答えを見出せずに時間ばかりが過ぎさっていきました。


挫折です。


ぽっくり折れた自信は、そうすぐには元に戻りません。

 

 

しかし、ある日その気持ちを変えるきっかけが訪れました。

留学相談にのっていた学生さんと留学後のビジョンについて話していた際に、
「英語をどうキャリアに生かすか」ではなく
「英語を学びに行くその経験自体をどう生かすか」について話していた自分がいました。

 

思い返せば、留学で英語を学んでいた時のわたしは「英語を使って何をしたい」という目的はもちろんあったけれど、それ以上にその国にいて見たもの食べたもの出会った人、その環境にいた自分が変わったという経験的に得たものの方が大きかったことを思い出しました。


そのときにわたしは初めて気が付きました。


わたしには、英語力というスキルよりも

・英語を学ぶためのコツや習得のために試した方法が教えられる
・英語を学んだ先の進路に選択肢を提供できる(留学やワーホリなど)
・挫折したからこそ、キャリアに必要な英語力を知っている

といった違う強みがあることを。


そして何よりも英語を話せるようになったあとの選択肢の広さ、世界の広さ、人や文化の多様さを知っていることはとてつもない経験だってことはノンネイティブだからこそ味わえる感動なんですよね。

 

もちろん足りないスキルは学べなければ補えない。だからこそ、改めて実践を通して学んでいきたいと思えるようになりました。

 


大好きだったものが嫌いになって、距離を置きたくなるくらいなものになったけれど。

一周廻って、もっともっと好きになった。

そして。一生を通じて関わってゆきたいものだという思いに気が付き、それと向き合う決心がついた。


  

決心がついて、今ままで蓋をしてきた気持ちに向き合うと、わたしにはいくつもの別の気持ちがあることがわかりました。

 

 

それは、

①改めてわたし自身も英語を学びたい

②以下をこれから英語を学び始める人たちに伝えたい
・英語力=仕事ではない

・母国以外の言語を知るだけで、見える世界も、選べる選択肢も、大きく広がる
・英語を通して学べるのは言語だけではなく、自信だったり自分の強みを知れることだったり→パーソナリティの部分での気づきがとても大きい
・始めるのであればできるだけ早い方が強いし、その分さまざまな機会も広がる

 

 

そう考えたときに、いまのわたしのキャリア(シェアハウス経営や留学エージェント)とも相性が良く、子どもとの時間もとれて、上記の想いを満たすのがシェアハウスで英語の先生をするでした。

そして、その環境と機会をくれたのがベネッセの英語教室「BE studio」という、3歳〜中学3年生までの英語を教えるホームティーチャーでした。(今年中にベビーも開講できるよう研修うけます)

 

数ある英語教室のなかで、特にわたしがここだ!とおもったのはBEstudioの理念にあります。 


BE YOURSELF:

個性や意欲を育む環境

 ×

WANT TO BE:

自ら未来を切り開く機会


英語はそれを達成するためのツールであり、
教室はそのための環境である。

 

わたしの強みや想いを掬いあげてくれたこの理念はとても深く共感できるものでした。

 

実は講師になると決め採用試験を受けたの昨年2019年の9月ごろで、そこからたくさんの研修と試験を受け準備をしてきました。

 

もちろん英語を実地で使っていた時期からは遠く離れてしまったせいもあり、課題や試練はたくさんありました。

同期の先生候補の中には、英語講師として活躍されていた方、帰国子女、ネイオティブなど様々なバックグラウンドと実力を兼ねた方もたくさんいて、その都度心が折れそうになりました。

 

しかしBE studioの理念のもと、採用から研修までサポートしていただいた講師の方がたは、伸び代と個性をとても褒めて、尊重し、認めてくださいました。

  

そんなお力添えもあってなんとか、本当にやっとこさ4月から講師デビューできる運びになりました。

 

 

子どもたちには、

英語力はもちろん伸ばしてほしいところではありますが、それ以上に自分の良さや強みを自分で認めて伸ばすことを伝えたいです。

そして「やってみたい」といういろんな可能性につながる小さな小さな入り口をちゃんと掬って「TRY」につなげてゆきたい。

その上で、なりたい自分を叶える手段として英語を役立ててほしいと思うのです。

 

また、英語講師デビューするにあたり、わたしにはひとつ夢ができました。

 

それは、

_____________________

生徒さんが教室を卒業したあとの

進路やキャリアで

再び相談されるような

(関わり合える)オトナであること。

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英語教室で学んだ生徒さんが、進路やキャリアで英語と関わることを選んだ時に、留学やワーホリなど紹介、案内して夢を応援できる。

人間関係や人生で悩んだ時に、一休みして見つめ直す時間を作れるシェアハウスに誘える。

 

そんなパパとママの次に頼れる大人であれたら最高だなと思うのです。

 

***


いつもそうだけど、
いつもよりさらに長くなってしまいましたが。笑

 

今回ネガティブが嫌いなわたしが、自分の暗い葛藤についてお話ししたのは、「スキ」なものを好きであるその単純で純粋な気持ちをぜひ否定しないで受け入れてあげてほしいと思ったからです。

 

そして、その「スキ」の気持ちはきっと強いから、スキルだけで挫折して諦めて、嫌いにならないであげてほしいと願わずにはいられなかったからです。


「スキ」って気持ちのパワーは、

すごいんです。

強いんです。

偉いんです。

尊いんです。



「スキ」それぞれにきっと戦える強みはきっとあるし、あなたの「スキ」が強ければ強いだけ、愛してれば愛してるだけ、その「スキ」を育んで愛してくれる人たちがきっと見つかるはずです。

そして嫌いの影に隠れた本音の「スキ」を見つけてあげてください。認めてあげてください。

時間はかかってもいいから自分が「スキ」だったものを再びおかえりって言ってあげれる日が来ることを諦めないで。

そう、いつかあなたの「スキ」がちゃんと報われる日がきますように願いを込めて。



そんな訳で、ユウキさん改めて英語講師というお仕事を通して英語と向き合うことを決心しました

失った英語力と、もとから足りない英語力は今後勉強して、実際に使って補填していきます。


ですので、もし応援するよって方はコメントかいいねをいただけると励みになります!

そして阿佐ヶ谷近辺に住んでて、告知手伝うよなんて方がいればお声がけいただけたら嬉しいです🙇‍♀️ポスターやビラを置かせていただけるとさらに嬉しいです!体験レッスンも受け付けているので興味あればそこもぜひお声がけください!


至らぬところはたくさんあると自負しておりますが><
それでも新しい夢と前よりも純粋でもっとまっすぐに強い「スキ」を胸に大きな一歩を踏み出してゆきます。

応援よろしくお願いします3:)
_________________
小林ユウキ

「スキを好きなだけ」で生きる25歳新米ママ。元学歴・職歴・コネなしフリーター。スキのおすそ分けが生業に| 英語の先生、留学で未来デザイン、シェアハウスつくる。交際12日婚夫婦「風とヒッピー(@kaze_hippie)」のヒッピー妻。ご祝儀0円🍓結婚式ツアーしたり、シェアハウスで自宅出産&子育てしたりしてます。キリンとラムネとアイスが好きです。基本、好きなものことひとの話しかしません。

Twitter: @yuu_with_you

 

基本的にわたし自身のスキなものことひとについてお話していますが、なにかのお役に立てると嬉しいです。サポートいただいたお金は、シェアハウス立ち上げ、まつりのシェアハウス育児、英語教室の子供達へのプレゼント、夫婦のYoutubeなど、様々な活動に役立たせていただきます。