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感想文が苦手だ

先日誕生日を迎えて、28歳になった。誕生日には美味しいプリンを食べた。

好きなものに素直な人でありたい。好きなものを守れる人になりたい。
28歳って、こんなのでいいのかな、と思う。もっと大人だと思っていたんだけどな。

同居人が誕生日プレゼントとして買ってくれるということで、コートを選んできた(個人的にはこれもちょっとびっくりしているというか、プレゼントとして結構高額では?と思う)。

服の形状について言うなら、「ラグランスリーブ」「比翼仕立て」「テーラードカラー」くらいの語彙力はある。
ただ、感想を言おうとした途端に「かわいい」「強そう」くらいに語彙力が下がる。
「これはマネキンが着ているからいいけど、私が着たらバスローブみたいになるだろうからやめとく」が単語で終わっていない分だけまともそうに聞こえるかもしれないが、全然まともじゃないからね。

これは全然コートに限った話ではない。
語弊があったら申し訳ないが、「賢そう」とか、なんなら「賢い・頭がいい」みたいなことをよく言われてきたのだけれど、これは実のところ「物の名前とか形状を指す語彙力が多い」だけでしかないような気がしている。
(人格に褒めるところがないからでは?とすらうっすら思っているが、口にしないほうが良い)
だから、作文が苦手なのである。
「どう思いましたか?」に対する答えが「え、なんとも」とか、「〜は〜です」と事実を述べるか、「悲しいです」「嬉しいです」でストップするか、みたいな極端さを持っている。

もっとうまくやれなかったかな、という感情はずっとある。いろんなことについて。

言葉を剣に、沈黙を盾に(BURNOUT SYMDOROMES「文学少女」)、歩いていけるだろうか。

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