箱根駅伝2025 順位予想
箱根駅伝が明日に迫ってきました。往路スタート前の独特の緊張感、そして、あのファンファーレのような威厳のあるテーマ音楽。
一年は箱根駅伝が無いと始まりませんよね。しかし、箱根駅伝が終わったら、1年が終わったような気がする。そういった、期待と寂寥が混じるのは駅伝ファンあるあるではないでしょうか。
同じ感覚を抱いている方は、是非コメント等共有しましょう!
備忘録にもなるので、順位予想(10位まで)をしようと思います。
1位~3位まで
1位 青山学院大学
正直…往路は盤石ですね。宇田川-黒田兄-鶴川-太田-若林と予想しますが、正直…手を出す隙が無いです。余程のことがない限り往路は優勝すると思います。
宇田川君でラストスパートでちぎり、黒田君で先頭に立つ。鶴川君で後ろに差をつけ、太田君でさらにダメ押し。若林君で気持ち良く走る。
可能性は低いですが、4区荒巻君のままかもしれません。その場合、太田君は9区でしょう。太田君なら、66分台も狙えると思います。
復路は、いい方にも悪い方にも転ぶでしょう。箱根で青山学院大学が優勝している時は、ほぼ往路で差をつけ、復路で独走で優勝しています。出雲、全日本と繋ぎの区間で力負けしている印象なので、もし競り合いになった場合、力負けし、後退する可能性が拭えません。
ただ、箱根駅伝にピークを合わせるのが青山学院大学です。全日本で悔しい結果となった塩出君も復活するでしょうし、他の選手も、いつも以上の力を出してきます。復路も、選手の力だけを単純に考慮すれば層は国学院とも引けを取りません。
往路でできるだけ差をつける。これが青学の勝利条件になってきます。総評として1位にしました。
2位 駒澤大学
往路は、3、4区次第だと考えます。まず、圭汰君がどれだけ戻っているかだと思います。3区に置けて、去年ほどの走りをできる場合、優勝にぐっと近づきます。ただ、ケガが長かったので、そこまでは戻っていないと予測。
また、4区は、桑田君です。全日本では力を発揮できていなかったです。ただ、日体大記録会で好記録を出しました。高校駅伝でロードに強いこともわかっているので、本来の力をだせれば区間賞争いできると思います。
その他の区間は盤石です。山川君では、とんでもない記録が出ると、藤田監督も仰ってます。
復路については、7区~10区とずらっと箱根駅伝未経験者が揃います。ただ、出雲、全日本と好走しており、上尾ハーフなどでも好走しています。
キーとなるのは谷中君です。出雲0区でトップで走り、全日本では4区3位。
全員が箱根駅伝を好走するのは至難の業だと思います。そういう意味で、2位と予想しました。
3位 国学院大学
3強の一角です。
往路は、トークバトルの時点では、平林君が5区に行く、という発言がありました。結局2区でした。65分台も狙えると考えます。
しかし、15マイルで好走した青木君、全日本大学駅伝で6区区間新で復活した山本君、4区職人の辻君と、層は厚いです。
一番の危惧は山です。5区に高山君、という事で、他の2強には力負けしている感覚が否めないです。70分台で走れても2分差はつくかもしれません。また、往路も他の2強と比べた場合、少し実力的には劣るかなというのが正直な感想です。耐えの往路になりそうです。
ただ、復路は鬼のように強い…と言いたいですが、6区が鬼門です。経験者がおらず、秘密兵器の嘉数君が未知数です。
その他の区間は、出雲、全日本区間賞の野中君、前回9区6位の吉田君、上原君等、追い上げが可能です。
優勝するには往路で、2強と1分半ビハインド、というのが最低ラインだと考えます。
エース力、そして、山区間の不安という事で3位にしました。
4~7位 まで
4位 創価大学
優勝する可能性も秘めている創価大学を4位にしました。
往路は、燻っていた小暮君が満を持して3区、そして全日本で陰ながらいい走りをした野沢君が4区です。それに、前回経験者のムチーニ君、そして、山の神候補筆頭、出雲の2区で別格の走りをし、全日本の2区でも鶴川君と最後まで競り合った吉田響君が控えます。
往路でどれだけ好走できるかだと考えます。
復路は、山下りの川上君が57分台射程圏内、また、安定した走りの吉田凌君、3大駅伝皆勤賞中の石丸惇君が等が控えます。
今までの駅伝では、崩れる区間が1つは出てしまっています。崩れず、安定して襷を繋ぐことが出来れば、4位のみならず、3強に割って入ることが出来ると思います。
特に、吉田凌君、石丸君は今一つの結果が続いていますので、それを払拭して欲しいです。
5位 早稲田大学
強い早稲田が帰ってきそうです。
去年2区66分台山口智君、伊藤君、山の名探偵こと、工藤君が往路に控えます。それと、スーパールーキー山口竣君、長屋君もいますし、下手をすれば往路で3強に割って入るかもしれません。
復路は、安定した走りが持ち味の伊福君、また、裏のエース区間には石塚君が控えます。往路で稼ぎ、復路で実力通りの力を出す。花田監督の1=1の考え方を当てはめれば、万年6位を脱却できると考えます。
ただ、復路は、上位大学と比べると爆発力はあと少しだと考えます。また、6区の経験者が居ないという事で不安も残ります。
このことから、5位と予想しました。
6位 中央大学
予選会6位からの躍進…というかこの順位でも物足りなさを感じます。
期待値としては、10000m平均トップタイムという事で、3強を十分崩せると思います。
ただ、全日本大学駅伝では、予選会を回避した吉居君が7区まさかの区間14位、阿部君、浦田君も今一つの結果で、全体12位でした。しかし、MARCH対抗戦で本間君、吉居君が27分台と強さを見せました。
往路で、溜池君、吉居君、本間君と27分台トリオが嫌な流れを断ち切る走りをする、そこで流れに乗れれば、後続のランナーも流れに乗れると思います。
5区は未知数になりそうです。園木君は、5年生ランナー、阿部君を回さなかったという事は、相当自信があるはず。
復路は、往路の流れ次第だと思います。もし、いい流れで来た場合、スーパールーキー岡田君や、阿部君、去年風邪ながらも6区好走の浦田君など、粒はそろっています。
ポテンシャルを発揮できるか。それが今季の中央大学です。上振れと下振れの平均を取って6位にしました。
7位 城西大学
往路が強い。2本柱のキムタイ君と齋藤君、この2選手が2区と5区に居る、その安心感があります。どちらも区間賞候補です。また、28分0台で全日本も好走したキャプテン平林君、また、いぶし銀の久保出君など、往路は3位以内も全然あり得ます。
復路は、手堅く繋いでいく選手が多いです。去年7区5位林君、一昨年8区14位の桜井君等、区間5~13位で繋げる選手が揃っています。往路で流れを作って、それを切らさずに復路も耐える。
総評して7位にしました。
8位~10位
8位 東洋大学
8位は、出雲、全日本はいい走りができないものの、箱根になると化ける不思議なチーム東洋大学にしました。
石田君1区、走ってほしい。前回驚きの2区66分台の梅崎君、また10区区間賞の岸本君等、3区職人の小林君など、足並みが揃ったらポテンシャルが爆発しそうです。
ただ、5区が誰になるか。松井君は手術から日が浅く、順当にいけば緒方君だろうと思います。
6区経験者西村君で繋ぐ。9区は吉田君という大黒柱が聳えている。その他の区間では、凌ぐ走りにはなりそう。ただ、その中で去年の岸本君、また一昨年の大木君のように、いい走りをする選手が現れるのが東洋大学。上振れるともっと上に行けると考えます。
ただ、実績を考慮して、8位にしました。
9位順天堂大学
これは、圧倒的希望的観測です。予選会で東京農業大学と1秒差で薄氷を踏む思いをした順天堂大学。本来はこの位置に居てはいけない大学なんですよね。
往路は1年生3人で繋ぐオーダーです。特に、10マイルで実業団選手を置き去りにした玉目選手が2区。怪獣大戦争の今年の2区で苦戦はすると思いますが耐えてほしい。
復活の狼煙を上げつつある吉岡君、また、5区山登り、全国都道府県駅伝1区区間賞の川原君など、期待値が高い選手が揃っています。
復路は、耐えにはなりそうですが、浅井君が復路に来ると考えます。少し実績的に未知数な選手が多いですが、3000障害で高校生記録保持者の永原君、古川君など、面白い選手が居ます。
下剋上を達成し、浮上の足掛かりにしてほしいです。
10位 帝京大学
育成力に定評のある帝京大学を10位にしました。
毎回毎回、下馬評は高くないけれど、シード権には入ってくる帝京大学、今年は例年に比べ、光る選手が多い印象です。
2区には大エースの山中君、去年3区で好走の柴戸君、活躍が期待されながらも出走に恵まれていない福田君が居ます。
また、裏のエース区間には下級生の頃から期待された小林君が控えています。
山は不安が残ります。今年は耐えになると思います。
エースを中心に、堅実に繋いでシードを取ると考えています。
その他
シード権ボーダー上の大学
・大東文化大学
U20ハーフ日本記録保持者棟方君、西川君、ルーキー大濱君等、エースが台頭。総合力も上がっている。キプロップ君が1区登録。かき乱すか。
・法政大学
→記録会にはあまり出場せず、箱根に狙い撃ちをしている。下馬評はあてにならない。法政大学記録5000m、10000m記録更新の大島君、6区職人の武田君中心。
・立教大学
予選会1位、全日本大学駅伝シード権とノリにノッテいる。大エース馬場君を筆頭に驚きを見せられるか。
編集後記
2時間ほどで急いで作りました。どれだけ予想が当たるのか楽しみです。
…間に合いました