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社会に馴染むって難しい
ずっと前から、思っていることがある。
どうも、社会に、馴染めない。
社会人になって、10年以上経つ。会社員として働いてきた。その中で、ずっとずっと違和感を感じている。組織の中の1人、としての私。きちんと適合して、働けているのか。動けているのか。
周りの人と合わせるのに一生懸命で、疲弊するばかり。そりゃ、誰だって、苦手な人の1人や2人、いるでしょう。合わせなくちゃならない場面は、たくさんある。私は、多分、みんなに合わせている。自分を見失いがちかもしれない。
おかげで、週末は誰にも会いたくなくて、引きこもりを決め込む。コロナでステイホームをしなければならない期間が長くなってきて思う。意外と、ステイホームな生活は自分にとって、大事な時間だったと。どこにも行きたくない、誰の顔も見たくない。そう思う私には、好都合だった。
会社員として働いていると、その中にいる自分に違和感しかない。自分らしさを見失い、いろんな人に合わせるのに必死。こんなことしたくないし、しなくていいのかもしれないけど、そんな自分だと会社員としてやっていけない気がして、なんとか頑張っている。
思えば、子どもの頃からそうだった。
いわゆる「グループ」というのが苦手だった。所属する感覚、が、乏しいようだ。
小学生の頃は、いろんなグループの友人たちと遊んでいたら、女子カーストバリバリのグループに目をつけられて、いじめにあった事もある。何がいけなかったのかわからなかったが、あの頃の小学生の中では絶対的な「ルール」からはみ出した私は、休憩時間のたびにトイレで暴言を浴びせられ、何度も平手を打たれるに足りるだけのことをしたようだった。
中学生、高校生の頃は、大人数のグループには所属せず、グループ苦手同士で2人、3人くらいで行動していたから、特に問題はなかった。グループとは深く関わらないようにしていたし、深く仲が良い人以外は、そこそこの距離感で楽しく過ごすように心がけていた。ベタベタしてくる子には、正直に「そういうの苦手だから」と何度もひっぺがしていたら、くっついてくることは無くなった。
大学生になって、やっとそういうめんどくさいグループから逃れられると、とても清々とした気持ちになったものだ。だが結局、女子の多い学科だったが故に、また攻撃に遭う事になる。
私が自分のクラス以外の自由にいろんなクラスやゼミの人と交流をしていたら、その行動が目についたようだ。なぜハタチにもなって、「A子もB子もC子もD子もE子もいるのに、ゆうはいない!!」なんて訳のわからない言葉を投げられるのか。今考えても、全くもって意味がわからない。私の思うままに自由にいろんな人と仲良くして、何がいけなかったんだろう。
「はぁ、めんどくさい。」
そんなふうに思っていたけど、同じように自由な人もいるようで、意気投合した。おかげで、その子とは深く仲良くなれたし、他の人とはそこそこの距離感で過ごすことができた。
社会人になって、新卒の会社ではいわゆる「女子グループ」というものは無くなった。同期は友達というより戦友だった。戦っていくには、必要な存在だった。みんな大人だったし、無理に合わせる必要がなく、とても楽だった。
転職を何度かしたし、色々な経験をした。そして今は、社会からぽつんと浮かんでいるような感覚がある。なぜこうも、社会に溶け込めないのか。なぜこうも、違和感を感じてしまうのか。どうしたら、この感覚から解き放たれるのか。
うまくいえないけど、ずっと探している感覚がある。自分に合う場所は、ものは、感覚は。何をやっても違和感な状態で、しっくりくる状態を得られていなくて。まるで、自分探しの気分。
今までの経験で分かったことは、いろんな人と仲良く合わせていくのは苦手なようだ。1人とじっくり向かい合う方が、合っている。
あと、もしかしたら、会社員に向いていないのかもしれない。友人からは、実は何度も言われている。自分で認めたくなかったけど、私のことをよく知る人から言われると、そうかもしれないと思う。
とはいえ、自営でやっていける能力や特技があるわけではないので、現状はなかなか難しいものである。
心理カウンセラーとか、興味があるものはある。過去何人かに、向いていると言われたことがあるし、そういう道もあるのかもしれない。
今のままで、生きていくのは、嫌だと思う。もう少し、もがいてみてもいいのかもしれない。
いつか、自分なりの形で、社会に馴染める日を迎えるために、何かを始めてみようと思う。
勢いで書き殴ってしまった。最後まで読んでくれて、ありがとうございます。