無事に転職活動を終えました⑤
続き。少し長くなりますが、これで終わります。
・10月中旬〜
A社はエージェントを通しての内定なので、1週間後までに「内定承諾」を行う必要があった。その企業に入社を決めて、他の選考中の会社を辞退する、ということだ。
私はもう一社(B社とする)の面接が残っていた。内定承諾の期限の4日前だったので、面接を受けてからどうするかは回答することに決めた。
エージェントの担当さんからも、B社を受けていただいて、比較していただいた方が良いと言われていた。正直、A社が第一志望だったので面接せずに辞退という方法もあったが、私自身の気持ちを再確認するためにも、面接に行くことにした。
B社は、適性検査はなし、面接2回という選考。A社の内定承諾の期限までに、最終結果がわからないというスケジュール感だった。
B社の面接のため、書類を準備。A社と同じ業界だったので、少しの修正で済む。面接も、同じような内容で準備を行う。
B社の一次面接は、営業担当の方が面接官だった。最初に業務内容の説明を受けて、「この内容で問題なければ面接に進みます。違うなと思ったら辞退で構いません。」と言われ、面接に進ませてもらった。
面接でよく聞かれる最低限の内容を聞かれ、割と時間も短め。定形文のように「御社が第一志望です。」と答えた。
面接内容は悪くなかったようで、最後には「最終面接に進んでいただきたいと思います。」と。最終面接は翌週の前半。A社の内定承諾の期限は過ぎる日程だった。
ありがとうございました、と、面接会場をあとにする。説明のあった業務内容について、疑問点や私の適性に合わなさそうなことがたくさんあったような気がして、モヤモヤがたくさん。
A社とB社について、思ったことを箇条書きにして書き出してみた。これは誰に見られる訳でもないので、言葉を選ばずに正直に。
そうすると、A社は条件・適性共に納得できる内容が書かれていた。B社は、月給はいいが、その他の条件・適性には疑問点や無理そうな雰囲気がたくさんな内容。
今回の転職活動を通して考えていたのは、自分が無理なく続けていける業務内容の仕事を選ぶこと。そういう意味で、A社の方が自分に合っていると判断した。
条件の面でいえば、年収はA社・B社共に年収は上がるが、月給ベースではB社の方が良かった。勤務地はA社の方が近くて安定していた。年収はよくなるに越したことはないが、お金よりも働きやすい環境や心の安定が大切。そもそもA社でも、前職より年収は上がるので問題はなかった。(前職の年収が低すぎる、ということもあるが…)
転職活動において、全てが希望通りとなるのは難しいと思う。それでも、譲れない部分や、自分が大切にしたいことなど、そういった自分の中での判断基準は持っておくといいと感じた。
B社の一次面接の翌日、エージェントの方と電話でお話して、正式にA社の内定承諾をすることに決めた。担当の方に「転職活動終わりですね!おめでとうございます!」と言われ、転職活動終了を実感した。B社や、他の書類選考を受けていた企業は全て辞退することになった。
私の転職活動の結果は、以下の通り。
・内定・・・1社
・書類選考不合格・・・5社
・選考辞退・・・6社 (面接済みは1社)
合計12社応募した。最初に50〜60社応募してくださいと言われた時はどうしようかと思ったが、私の場合はそこまで応募せずに内定をいただく結果となった。
これで、1ヶ月少しの転職活動が無事終了した。
もっと時間がかかると思っていたので、割とすんなり終わったなというのが正直な感想だ。
もちろん、簡単だったわけではない。書類作成や面接は、時間をかけてきちんとしたものを準備したし、結構大変さを感じて挫けそうになったけど諦めなかった。自分でも頑張ったと思っている。
また、転職エージェントを利用してよかったと思っている。相手はプロだから、自分にはわからないノウハウを知っている。書類の添削や模擬面談など、私はしっかりと頼らせてもらった。おかげで、準備をしっかりとしたという自信を持てたと思う。
以上が、私の転職活動の記録。
今は入社までのリフレッシュ期間をゆっくりと過ごしている。未経験の業界で働くことになったので、最低限の知識は必要だと思い、資格の勉強を始めたところだ。
転職活動は大変だったが、未来のためのきっかけであり、自信に繋がったと思う。
諦めなくてよかったと、思いたい。
終わり。