頭から手へ。出力するのが大事な理由
リーフレットの中身を変える。
ちょっと内容変えたいだけだけど、真っ白いコピー用紙に配置してみると「あ、違うな」ってわかる。
チラシやリーフレットは手書き、またはワードでまず頭の中から出力する。最終的には、デザイナーの方に手直しいただいて、完成する。
手書きする時に、認識の差が「自分の中」にあるのに気づく。物事の順番や、見栄え。情報量など、気づくことは多岐にわたる。さらにデザイナーの方に“きれいに”整理してもらうと、それがあまりにも「流れがスムーズすぎて」頭に引っ掛かりがないことに気づくこともある。
これは、普段の頭の整理と一緒だなと常々思う。
あれやりたい、これがいる。
頭の中で考えているだけだと、定まらない「何か」が、ある。私の場合は大抵、それに気づかずに、これでほぼ完成のはず、と簡単に考える。同時にでも何か足りない、決定打に欠ける気持ちを抱える。すると、別のことをしていたり、寝ている時でさえ、常に考えてしまう。
「完成のはず」のやりたいことや必要なものに、「定まらない何かはどれか」を。文章にしたり、人に話してみると、出来上がっていない部分や矛盾に気づく。
チラシの配置と同じように。
だから私はいつでも、「書いて」脳から出力することをお勧めしている。
ノートでも手帳でも、メモでも裏紙でもいい。
「何がやりたい」のか。
「何が必要」なのか。
どんな未来が続くのか。ストーリーに出てくる自分はどんな状態なのか。
出来上がっていない部分や矛盾があると、ストーリーの中の自分は、やっていることと、服装がチグハグだったりする。カバンもないのに一生懸命手に物を抱えてしまっていたりする。
頭の中で考えているだけでは見えない未来が、書く手に広がっている。だから、書くこと、正しくは書き出すことは大事なのだ。
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