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立ち止まってばかりだった20代までの私が、微かに微笑んでいる気がする。
#スマホ時代の哲学
#谷川嘉浩
とても個人的な感覚なのだけれど、世界は数字とアートに溢れていて、より数字に近くなった学問が物理、アートと自己に近づいた学問が哲学、なのだと感じている。
だから、哲学はそこかしこにあって、いつでも行き来できるものなのだとも。
けれど、著者はそうした感覚のみで「自分で考える」ことや「自分の心に従う」ことを否定する。
ただ、自己との対話が哲学であることも間違いない。自分を疑い、周りを疑い、想像力を高め、自己のセンスを磨に続けることを勧めている。
結局自分の声すら「第一声を鵜呑みにすることなく」その時々の自分と対話すればいいのだと、私は理解した。
読後、最も印象に残った部分を手帳に書き込んだ。
「私は一度も立ち止まったことはない」と言う人もいるかもしれません。しかし、そう言う人はとても運がよかったか、あるいは、あなたの負担を肩代わりし、支えてくれる誰かや何かがあったんだと思います。
立ち止まってばかりだった20代までの私が、微かに微笑んでいる気がする。
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