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アリーナSS席で近内悠太さんを観る‼️
先日、奈良で、「世界は贈与でできている」と「ケア・利他・傷の倫理学」のご著者、近内悠太さんのお話を聞いてきました。
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奈良駅から徒歩5分ぐらいのコワーキングスペースで対談がありました。
近内悠太さんのイベント、最近新著を出されたこともあり、関東ではよくあるのですが、
関西ではなかなかないので、
夜に奈良かぁと思いつつ、思い切って行って来ました。
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こちらのコンセプトがピクニック。
椅子の前に座れるゴザとクッションがあり、軽食込みの価格になっていて、食べながら聞いてくださいという、なかなか斬新なスタイルでした。
そばにいた方が「写真撮りましょうか?」と言ってくださって
お会いして5分ほどでこのお写真撮ってくださっています。
内容は、2冊のご著書に合わせた【贈与】の話。
社会は交換もあるが、贈与と言う形のやりとりもあるからこそ成り立っている、という話。
そしてその贈与とは?
と。
人をケアすること、誰かのことを考える「利他」の考え方。
でもそれが押し付けになると、お互いに傷ついてしまう。
傷を恐れて、コミュニケーションをやめてしまうと、社会は成り立たなくなる。
ではどうすればいいの?と。
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サービスを提供するお店では、何かして差し上げたいと思う人が多いと思います。けれど、どんなに見極めようと思っても、人と人の感覚は同じにはなりません。
だから、おせっかいな「忖度」はせず、ちゃんと「質問しましょう」とスタッフ全体で話しています。
また、やりすぎてしまうと、自己犠牲が過ぎて持続性は無くなります。
そんなことをどうスタッフ側の感覚値で捉えていくか。
とても勉強になりました。
近内悠太さんのご著書、2冊ともお勧めです。
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