「成功体験」と「褒める」ことで自尊感情を高めて有効感がUP

こんばんは。道谷内です。

昨日は、リーダーに求められる「有能感」と「親近感」について書きました。

その「有能感」について今日も書きます。
名古屋大学の研究の結果によると、有能感には4つのタイプがあります。

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出典:有能感の4つのタイプ 速水敏彦 名古屋大学大学院教育学研究科教授 日本の家庭教育で何がおきているのか? 【特集】 Benesse発 2010年 「子どもの教育を考える」

仮想型
自分も他人も軽く考え、失敗の原因などを自分以外の要因に帰しやすい。また他人の失敗に敏感で、相手を批判することで、自分の有能さを回復させたり誇示したりする。
全能型
自分に満足しており優越感を抱いているが、他人への不満も抱いている。中年期以降に顕著に現れる。
自尊型
他者尊重のタイプで、仮想的有能感を抱かない。他人に不満はなく、自分にも満足している。
萎縮型
有能感がともに低いタイプ。他人への不満はないが、自分に対して不満で自信がない。人に迷惑をかけたりはしないが、失敗などはすべて自分のせいにして劣等感が強い。


それでは、どのようにすれば自分で自分を認めていける自尊感情は高めていけるのか?

たくさんの経験を積み、成功体験を重ね、豊かな人間関係を形成していくことで自尊感情は高まります。
つまり、自尊感情は経験によって高められていきます

しかし、何かにチャレンジしてもす全てが最初からうまくいくことのほうが少ないです。
そこで大切なのが、「褒める」こと。
自分が他人のために役立っている」と感じることです。

自分が必要とされる存在であることを確認し、自分は大事にされているというメッセージを他人から受け取る。
こういった経験を繰り返していけば自信がつき、成果や達成という場面以外でも自尊感情は高められます。
自分が他人のために何かをすることで認めら、自分も他人も大切であるという感覚が身についていきます。


新しいことにチャレンジして達成していく、成功体験を積み重ねることで自尊感情は高ります。
それだけでなく、自分で自分を褒め、他人を褒めることで、自分も他人も大切であるということに気がつき、自尊感情を高めることができます。
有能感を自尊型で高めていくために、日々新しい成功体験を積み重ね、周りの人も褒め、多くの人に達成する感動と大切な存在であることを与えていきましょう。


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