メカジキデニムはファッションからサステナブルな社会に貢献
こんばんは。道谷内です。
突然ですが、みなさんはメカジキデニムをご存知ですか?
宮城県気仙沼市のオイカワデニムは、地元産物であるメカジキの「角」からジーンズを製造しています。
廃棄されていたメカジキの角を有効活用して、糸から開発して作られたデニムは、素材の約40%がメカジキの角が原料となっています。
メカジキデニムに使われている糸は、オーガニックコットンに粉末状の角を35%交ぜた特製の混紡糸。
さらに、角を焼成した炭を染料に混ぜることで、ブルーグレーに生地を染め上げる手法を確立しました。
生地以外にも、金属製のリベットやジッパーは一切使用せず、ボタンもプラスチックではなくヤシの実由来のナットボタンをするという、天然素材にこだわっています。
出典:OIKAWADENIM |メカジキデニム|すべてが土に還る素材 | Swordfish fiver mixed denim|TSURUTO つると
メカジキデニムは、そのまま土に還るサステナブルなジーンズとして人気を集めています。
メカジキの角を35%交ぜた特製の混紡糸を使うことにより、コットンの使用を35%削減することに繋がっています。
コットンの大量生産・大量消費による、コットン農家が使用する農薬の環境負荷やそこで働く人々の健康に対する問題解決に取り組んでいます。
地産地消するメカジキデニム。
長く愛用するだけでなく、捨てるときもそのまま土に還るジーンズは、ファッションからサステナブルな社会の実現に貢献しています。