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皮まで食べれる国産バナナ!バナナも感染症と戦う
こんばんは。道谷内です。
みなさんは、おやつといえば何を食べていましたか?
ちょっと小腹がすいたときに簡単を満たせるのが、「バナナ」。
バナナはおやつに入るか問題は、小学生時代からの永遠の課題です。
冗談はせておき、栄養価の高いバナナは大人から子供まで人気ですが、そんなバナナも感染症に悩まされています。
出典:News Up バナナを悩ます もう一つの“感染拡大” | 新型コロナウイルス | NHKニュース
栄養価の高さだけでなく、手ごろな価格もバナナ人気のひとつ。
その販売価格は、昭和40年以降、半世紀余りに渡ってほどんど変わっていませんでした。
しかし、輸入価格の高騰により、9年前に212円(1キロ当たり)だった価格は、一昨年には270円と少し値上がりしています。
バナナの輸入量は20年間ほぼ一定ですが、2000年に593億円だった輸入金額は、2020年には1052億円と2倍近くに増加。
日本バナナ輸入組合によると、中国との購買競争に加え、バナナがかかる「新パナマ病」と呼ばれる病気が、フィリピンなどで広がっているため高騰しているようです。
出典:News Up バナナを悩ます もう一つの“感染拡大” | 新型コロナウイルス | NHKニュース
1950年代から1960年代にかけて、バナナの栽培は「グロス・ミシェル」という酸味を残した品種が主流でした。
しかし、「パナマ病」という病気にやられほぼ壊滅状態に。
「パナマ病」は土の中に生息するカビの一種を根から吸い上げることで、バナナの木全体が枯れてしまう病気です。
いま私たちが食べている「キャベンディッシュ」という新品種は、「パナマ病」の病原菌に強いため、フィリピンなど世界各地の大規模農場で栽培が行われるようになりました。
しかし、今度はこの「キャベンディッシュ」でも病気が見つかります。
これが「新パナマ病」で、木が枯れてしまうためバナナの収穫ができなくなってしまいました。
新パナマ病に感染するとバナナは育たないため、私たちがそのバナナを食べることがないので人体に影響はありません。
出典:News Up バナナを悩ます もう一つの“感染拡大” | 新型コロナウイルス | NHKニュース
日本はバナナのほとんどを海外産に依存してきましたが、国内でもバナナを栽培する動きが広がってきました。
秋田県美郷町の「秋田食産」は、3年前からバナナの栽培を始めました。
南国のイメージがあるバナナを雪国で!?
栽培されているんです。
無農薬で皮まで食べられるのが売りで、価格は3本セットで2,400円(税込)。
出典:雪国ばなな 3本セット | 秋田食産 公式オンラインショップ
私たちが日常食べているバナナも新型の病気と戦っています。
海外産に依存していると、いつか日本の食卓からバナナがなくなってしまうかもしれません。
なにかに依存するのではなく、自分たちで価値を生み出していく力が、これからの時代には求められていますね。