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葡萄と赤ワイン
少しだけいつもと違う事をしてみる。ほんの些細な事で構わないから。
いつもなら選ばない野菜を買ってみる。
いつもなら飲まないお酒を試してみる。
日常に、新しい風がふく。新しい彩りが加わる。
私は普段、全然お酒を飲みませんし体質的にも殆ど飲めません。だけど、たまにバーとかに行きたくなったり、無償にお酒を買いたくなる日があるのです。
今日は、葡萄と赤ワインを買って帰った。
きっとお酒よりも、そこに宿る何かを私の身体が求めているんだと思う。お酒を飲んで語り合う時間や空間、そんな時間が少し弱っている魂の癒しや栄養になるのかもしれない。
だから、時に人はお酒の力を借りたりするのだと思う。
大人になって仕事をしていると、どんどん1人でもやっていけるように強くなっていく。
だけど、時には自分の弱さとか汚さを何処かで曝け出さないと大きく何かが歪んでしまうと私は思っている。
赤ワインをぼんやり眺めながら、本当に逢いたい人とは、また沢山お話ししたり蜜に関わる時間を意識して作ってみようかと思ったりした。
1人になりたい自分と、人と関わりたい自分、どちらの自分もいて良いんだ。
どっちも私なんだ。