『ひとり旅日和 福招き!』秋川滝美【読書記録】
年明け早々、体調を崩してしまった2025年。解熱剤で長引く熱をごまかしながら、なんとか仕事始めの週を乗り越えました…。
ようやく体調が落ち着いてきたところで、新年1冊目に選んだ本が秋川滝美さんの「ひとり旅日和 福招き!」。
この物語はシリーズもので、
「ひとり旅日和」
「ひとり旅日和 縁結び!」
「ひとり旅日和 運開き!」
「ひとり旅日和 福招き!」
「ひとり旅日和 幸来る!」
「ひとり旅日和 道続く!」
と続いていきます。
主人公は、人見知りで仕事も上手くいかないことが多く、自分に自信が持てない社会人3年目の梶倉日和。勤務先の社長や先輩の勧めで始めた「ひとり旅」にハマり、旅を重ねる中でだんだん成長し、自信をつけていきます。
旅先で出会う食べ物や酒がとても美味しそう。行きたかった店が閉まってたりハプニングもあるけど、そこで臨機応変に予定を変えられるのがひとり旅の良いところ。
日和が楽しむ"自分なりの旅"を、読んでいるこちらも一緒に味わっているような感覚になります!読み終わった後は、めちゃくちゃ旅行に行きたくなる…。
あと、旅先で知り合った、旅行マニアの蓮斗(実は会社の先輩の親友だった!)との恋の行方も見どころです。
今回は文庫化されている中で最新の「福招き!」を読みました♪この巻で日和が行ったのは…
・一筆書き切符を使って1泊目は長野、2泊目は名古屋の旅
・1泊目は高知、2泊目は愛媛の旅
・1泊目は宮崎、2泊目は鹿児島の旅
…ってめちゃくちゃ移動してる!!
ひとり旅を始めたばかりの頃はおそるおそる利用していたレンタカーも、すっかり使いこなしていて、少ない時間の中でアグレッシブにあちこち回っていました。日和、いつの間にこんなたくましくなったんだ…。
そしてもどかしい距離感が続いていた蓮斗との関係も、すごく気になるところで終わり…。続きが気になって仕方ないです。笑