障害年金2級のもらい方 『実体験』
こんにちは
ユウです。
ぼくは今ASDとADHDで障害年金2級(精神)を認定されています。
今回は障害年金を受け取った実体験をnoteに書きます。
これから障害年金や病院に行く予定の人は参考にしてください。
障害年金を申請しようとしたキッカケ
障害年金のことはネットで知りました。
そこからどんな人が対象で自分が当てはまるのだろうか。
そんなことを考えていたのを覚えています。
寝たきりの人とか、他人の介助がないと生活できない人が障害年金を受け取っていることを知り、当時は自分は対象外だろうと思っていました。
ただ、仕事をしている人も貰っている例もあると知り、ものは試しということでお金をもらえるなら申請してみようと思いました。
病院に行く前に市役所へ
最初に行ったのは市役所です。本来なら病院に先に行くべきでしょうが、ぼくはお金が欲しかったので市役所に行って何が必要なのか聞きに行くことにしました。(電話すると直接来てと言われたので)
職員さんに必要な書類や条件を聞き、携帯でメモしてました。
ただこの時必要なものはシンプルに2つ
〈病院に行って診断書を貰う〉
〈病歴・就労状況等申立書を書く〉
この2つです。順を追って書いていきます。
〈病院に行って診断書を貰う〉
病院で検査をして診断書を書いてもらってください。
ここで注意したいのは病院に診断書を書いてもらう場合は申請用の診断書に書いてもらいましょう。市役所やHPに置いてあります。
ちなみに規定で初診(初めて診断されて)から1年6ヶ月以上経たないと申請ができないので診断書を書いてもらうのは1年6ヶ月以上経ってからにして下さい。
〈病歴・就労状況等申立書を書く〉
自分で書いてくるだけです。
いつ自分の障害に気づいたのか、障害によって何が困るのかを書きます。
ここで重要なのが障害年金を認定する年金機構は①と②を見て認定するかを判断しています。
診断書は病院の医師にしか書けませんが、病歴・就労状況等申立書は自分で自由に書けます。これは障害年金をもらうためのアピールの書類であることを念頭に置いて書いて下さい。
病院で診断書を書いてもらうはずがトラブルに
ということで病院に診断書を書いてもらいに行きました。
初診の病院、最初にASDと言われた病院に行き診断書を書いてもらう予定でした。予定でした。
当時行っていたのはブレインクリニックと言う病院で、まずは電話で診断書のための予約をしました。
しかし結論からいうとブレインクリニックでは診断書を書いてもらえませんでした。ここについては別の記事で書きますが最悪の対応でした。
ということで診断書を書いてもらう病院を変えなければいけません。
そのためには初診の病院(初めて行った病院)に「受診状況等証明書」を書いてもらう必要があります。
なぜこんな面倒な手続きをしなければならないかというと、障害年金は診察を受けてから1年半経たないと申請が出来ないからです。だから初診の病院から「この人をASDと診断しましたよ。」という証明書が必要になるわけです。
別の病院で診断書を書いてもらうことに
というわけでブレインクリニックに「受診状況等証明書」を書いてもらったあと、別の病院に行きます。
別の病院に行くと検査をし直すように言われました。
本来必要ないのですが「ブレインクリニックの検査は使い物にならない」と言われてしまったからです。
当時を思い出すと本当にブレインクリニックが腹立たしですが、診察時に今までの病院遍歴を話していくうちにぼくの場合は再度検査をする必要がないことがわかりました。
ややこしいのですがぼくはAPD(聴覚情報処理障害)ももっています。
ADHDの合併症です。
その検査をした時に発達障害の検査もしていたので、APDの検査をした病院から検査結果を取り寄せて貰ったんです。
検査結果が出てから2週間後に無事診断書をもらうことができました。
※診断書を書くにはお金がかかり、申請用の診断書に書いてもらう必要があります。
やっと申請ができる状態に
次に市役所に行きました。これでやっと申請することができます。
というわけでぼくが必要だった書類は以下の6つ
「病院の診断書」
「病歴・就労状況等申立書」
「受診状況等証明書」
「年金請求書」
振込先銀行口座
マイナンバーカード(身分証)
記入漏れがなければ申請完了。
3ヶ月後家に封筒で結果が通知されます。
ぼくの場合は2ヶ月後に障害年金2級を認定された事が分かりました。
2級は年間約79万の障害年金がもらえます。
おわりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。
個人的に申請は大変でした。
市役所に何度も連絡していろんなことを確認したり、病院はどこなら対応してくれるか近場の病院に片っ端から電話して、紹介状の必要な病院はわざわざ行く必要のない病院に行き、紹介状を書いて貰ったりしました。
正直面倒なことが多かったのは事実です。
でも終わりよければ全て良し、申請と認定が無事終わりよかったです。
年間で79万円ですが、10年で790万円儲かると考えればかなり破格です。
そう考えると心に少し余裕ができたようにおもいます。
だからぼくはnoteで障害年金の申請はおすすめしています。
既にASD・ADHDと認定されている方、ASD・ADHDの疑いがあるかたは是非障害年金の手続きをしてみて下さい。
やり方が分からなくて、どうして良いか分からない方は市役所に行くのも良いですし、コメントしていただければ相談にも乗らせていただきます。(暇なので)
頑張って生きましょう。
それでは今日はここまで
ではまた