
休職中の気持ちと生活の変化
こんにちは。
ここ数回推し活編が続いていたので、今回はお仕事?編です。
お仕事をお休みしているので、厳密には休職編とでもなるのでしょうか。
私は今、休職してから2ヶ月弱が経過しているところです。
症状は、適応障害。
(詳しくは以下のnoteをご覧ください↓)
長らくお休みを頂いている身なので、さぞ優雅にお過ごしのことでしょう、と思われるかもしれませんが、病気による、療養のための休職。
心身、特に心の調子の上がり下がりが酷い酷い。
同じような状況の皆さんへ、
「自分だけじゃないんだ」と少しでも心を軽くしてもらえたらと思い、今回の投稿を決めました。
私が辛かったとき、休職経験者の皆さんの声で救われたので。
私の声が誰かの支えになれば、嬉しい限りです。
適応障害や休職とは縁がないという方、
お読みいただきありがとうございます。
適応障害という病気についての理解や、もし周りに休職されている方がいれば、その方々への理解に繋げていただけると幸いです。
休職してからの過ごし方・感じ方について、週ごとに記載していきます。
1週目
心身の状態が最悪のため、お医者さんから言われた「食事」「睡眠」だけに気を遣い、どんなに小さくても「できたこと」を自分で褒めるように意識。
また、「一旦仕事のことは忘れて思いっきり好きなことをして良い」と言われたため、それを実践。
とはいえ仕事でのトラウマが消えず、テレビを見ていても、日用品の買い物に行っただけでも、仕事を想起するような場面に遭遇すると、拒否反応(息苦しくなる、泣きたくなる、お腹や頭が痛くなる、など)が出てしまう。
だけど職場のことは気になってしまうため、人手不足で呼び戻される夢など、とにかく職場の人が夢に出てきてしまう。
ただ、仕事から離れて緊張感から解放されたことにより、いかに自分の思考力や判断力が低下していたかを客観的に感じられたことが、大きな第一歩となった週。
2週目
身体は割と通常状態に近づいてきた。
けれど、心がまだまだ回復しきっていない。
電車が怖い。人が怖い。
外出先で人に小言を言われただけで身体が凍りつく。怖い。
「働く」ことを想像すると震えてくる。怖い。
周りから見れば普通に行動できていたのかもしれないけど、心は常にあらゆる恐怖と戦っていた、そんな週。
だからか毎日、悪夢ばかり見ていた。
3週目
「無理」が身体の調子に出やすくなっている。
ある程度普通に過ごせるようにはなってきたが、自分でも気付かぬうちに無理をすると、すぐ疲れてしまうし、体調を崩してしまう。
風邪を引き、治ったと思って油断するとまた悪化、の繰り返し。
4週目
大好きな推しのLIVEに行けた。のに。
例年と比べてLIVEを心の底から楽しめなかった。
体力や気力、集中力低下のせい?人混みがダメになっているせい?
理由は分からない。
LIVE自体は本当に楽しかったのに、そんな自分に嫌気が差した。
そして無理がたたったのか、LIVE後しばらく熱を出してしまった。
5週目
身体の調子が正常になってきたからだろうか。
無力感や罪悪感でいっぱいになる。
働いている人を見ると、「みんなも大変な中で頑張っているのに、自分は一体何をしているんだろう」という気持ちになってしまう。
そしてお金のことが心配になる。
休んでいる身にも関わらず手当てを貰えるだけで十分有難いのだけれど、この先どうやって生きていこうかと不安でたまらなくなる。
6週目
ついに「働きたい」という気持ちになる。
だけど、会社に戻ることを考えると、今までと同じ症状が出てしまう。
家族と話し、「無理して今の会社に残る必要はない」「自分のやりたいことをやれば良い」と気付く。
おかげで一気に心が楽になる。
家族の温かさや、離れて暮らすことの寂しさを感じ、涙が止まらなくなる。
7週目
「今の会社を辞める」ことが有力な選択肢となったのは良いが、自分の行く末に悩む。
自分は何がしたいのか?何ができるのか?
改めて分からなくなる。
色んな人から様々な意見を貰い(全て「私のため」と言ってくれてはいるが)、どれを信じれば良いのかが全く分からなくなる。
ある程度回復してきたと思っていたが、病院の先生と話し、まだまだ通常の自分までは回復できていないことを思い知らされる。
油断して気付かぬうちに無理をすると、またテレビやスマホの「情報」が脳内でキャパオーバーしてしまって、気持ち悪くなる。
適応障害と健常状態の狭間にいるような気がして、モヤモヤする。
8週目
ようやく世界が明るく見えてくる。
自分に広がっている選択肢の多さが、希望に思えてくる。
思えば、働き始めてから常に、見えない霧や闇の中にいたような気がする。
それが今やっと、少しずつ晴れてきたような感じ。
この先どうするか、どうしたいのか、何かが明確に決まったわけではない。
けれど、今まで「未来はきっと明るい」と半ば自分に言い聞かせていたことを、自ずと心から思えるようになってきた。
最後に
適応障害。
最初はただ自分の辛い症状から逃れるため、治すために休職することを決めましたが、寛解の状態になるまで、本当に多くのステップがあることを日々実感させられています。
というか「健康」のためにやるべきことって本当にたくさんあって、適応障害の有無にかかわらず、これらを毎日こなしている「人間」のことを、心の底から改めて尊敬します。
しかも仕事や学業、家事などをこなしながら自分のこともしっかり面倒見ることができているんですもん。
皆さん本当に偉いです。自分で自分を褒めてあげてください。
まだまだ闘うべきことはたくさんあるのだろうから、いつになったらちゃんと「私」に戻れるのだろうかと不安になることもあります。
ですが、改めて振り返ってみて、少しずつではあるけれど徐々に回復できていることを実感できたので、焦らずゆっくりと、自分のペースで前に進んでいきたいと思います。
ヨロコビも、カナシミも、いつか花になることを信じて。
人生で立ち止まったとき、いつも救われている曲を載せておきます。
良ければぜひ。
ただ前へ/Hey! Sɑy! 7(※)
※Hey! Sɑy! JUMP内の年少組ユニットのことです。V6でいうカミセンみたいな感じです。
それではまた。