メンヘラのひとりごと 335

Kさんとお昼を食べた。やけに無言が続いてしまって、焦っていたらふとKさんが言った。

「私、40までには死のうと思ってるんだよね」

聞き間違いかと思ったけど、Kさんの綺麗な顔は真剣そうなままで。

死なないで。わたしはその言葉を飲み込んで、そっかと言った。

2月、元すきぴがわたしに「柚月さんの事情を考えたら、死なないでとは言えない」と言ったのを思い出して、つらくなった。

結局、せっかく会ったのに1時間ちょっとしか一緒にいられなかった。何を話せばいいのかわからなくて、ただただつらかった。

どうしてこうも友達関係で上手くいかないのだろう。わたしが悪いのはわかるんだけど、その、何が悪いのだろうか。

ぼんやり街を歩く。3日前、検査してなんともないですよと言われた心臓がぎゅっときしむ。

苦しい。つらい。わたしは、どうして大切にされたいと思う人に限って大切にされないのだろう。

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